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53歳から始める鉄拳8 その10

いきなりだが私のプロフィールを見てほしい。

額の「邪拳」がデビルマンみたい。

プレイヤー名がいささか奇妙なことになっているが、それはさておき、鉄拳を始めて以来、ずっと気になっているのが「アジア」というAreaである。確かに日本はアジアだし、私も日本人である前にアジア人であることは間違いないのだが、いくらなんでもちと乱暴なくくりではないだろうか。

そもそも鉄拳は日本発のゲームなのであるからして、その生誕の地である日本に生まれ育った純然たる日本人である私なのだから、このAreaというのを「日本」にしてほしいのである。「日本」が無理なら「Japan」でもいいけど、とにかくアジア括りがなんかすげー違和感あるのだ。

なぜなら、多分他の日本のプレイヤーは皆「日本」だと思うからである。

オンラインでプレイすると、対戦前に「こんな相手が見つかったけどどうする?」という確認メッセージが出る。そんで、そこには相手の回線状況や切断の回数、そしてエリアが表示される。

そうして、その「相手のエリア」なのだが、まあ10人の内、7人ぐらいは韓国である。そんで残りの3人が日本である。別に韓国人でも日本人でも何人でも対戦さえできれば特に文句はないのだが、私と同じ「アジア」というカテゴリーはいないのである。(一度だけ「アメリカ」って人がいたが、別にラグるわけでもなく、ごく普通に遊べた。)

てことはですよ? 韓国で遊んでる人は「韓国」で、日本で遊んでる人は「日本」で、アメリカで遊んでる人は「アメリカ」なわけでしょ? なんで俺だけ「アジア」なわけ? いや別にアジアを馬鹿にするとかアジアが嫌いとかじゃないよ? 日本で遊んでんだから「日本」にしてくれよってだけなんですよ? アジアのせいかどうか知らんけど、ネット対戦を待ち受けしてて、たまーに「相手が断りました」って出るんですよ。これさあ、もしかしてさあ、「ん? どれどれ次の相手は・・・っと。む? アジア? 有線で繋いでて回線状況も悪くないし切断もないみたいだけど、アジアかあ・・・。国名じゃなくてアジアって、どこの国なんだろうなあ・・・。なんかラグりそうで嫌かも・・・。今回はパスしとくか」みたいに相手が思ってんじゃないの? それ偏見だよ!? アジアを差別すんなよ! っていうかまあこれは私の勝手な憶測だけれども、そういうことが絶対に間違いなくないとは言い切れないではないか。

まあこんなことを書く私自身の中にもアジアへの偏見があるのだろうけれど、生まれた国の名前を冠したいというのはごく当然の希望ではなかろうか。

だから、私もオプションとかカスタマイズとかいろいろ探したり、「鉄拳 エリア 変更」とかで検索したりあれこれと試したのだが、結局何の解決策も見つからないまま、未だにアジアプレイヤーなのである。

この解決策を知っている方がいたら、ぜひご一報願いたい。

勝率が落ち着くところに落ち着きつつある。

あれから少し対戦を重ねたが、やっぱり土日の夜早い時間より、深夜に遊んでいる連中のほうが腕っぷしに自信があるようで、勝率は徐々に下がってまあ落ち着くべきところに落ち着きつつある。

対戦をしながら、ダメだったところをいろいろと反省しているのだが、大体負けるときのパターンとしては、

1)壁際に追い込まれてどうしていいか分からず攻撃され続け死ぬ。
2)相手の連携の途中で手を出してしまい、大ダメージあるいはコンボ。
3)対応できない技や連携を擦られ続け、対応できないまま死亡。

といったところである。

壁際の話はもう前に書いたからいい。要するに、慌てふためかず、落ち着いてきちんと起き上がってガードすればいいのだ。まあそれができないから敗因になっているわけなのだが。

2番めに書いた敗因は、これは難しいところである。

そもそもある程度の長い連携は、しっかりガードすれば連携終了後はこちらのターンになるはずなのだ。だから、相手の連携をガードし始めたら、終了後の反撃を意識しつつガードし続けるのだが、「終わった!」と思って6RPとか出そうとすると、実はまだ続きがあってカウンターを食らったりするのである。と言って、確実に終わると判断できる時点までガードし続けていると、とっくに終わっていてまた次の相手の連携が始まったりして反撃どころではなく一生相手のターンみたいなことにもなりかねない。

だから、「この連携はここまで」ということを覚えておかないといけないのだが、まあなかなか難しい。座学で覚えるというのもアリなのかもしれないが、いろんなキャラのコマンド表を眺めていても身につくものでもないので、プラクティスでCPUにアレコレ出させて覚えるのがいいのだろうが、キャラ数も多いし、連携も多いし、モーションで「これはこの連携であれはあの連携」と見分けないといけないし、まあプラクティスも併用しつつ実戦で集中力を持って学んでいくしかないだろう。

3番めの敗因はまあよくあるやつである。

下段とか投げとか突進技とか、技全般に関する知識がものすごく薄っぺらなので、対戦してても初めて見るような技ばかりである。この間なんかロウのスライディングを延々くらい続け、それだけで3本取られたりした。多分、対策をきちんと知ればそこまで怖い技でもないのだろうけれど、見るもの聞くもの初めてのものばかりの現状だと、どうしてもこういうことは起こりがちである。

2番めの敗因もそうなのだが、やはり経験値が不足しているのだろう。

鉄拳はそもそも20年以上の積み上げがあるゲームなので、それを初心者が一朝一夕でどうにかしようというのが間違いなのだ。

今オンライン環境にいる強者たちも、始めたころは戸惑ったり挫けたり投げ出したりでもまたがんばったりしたからこそ、今は強者たり得ているわけで、始めて一ヶ月そこらの素人のおっさんなのだから、不備があって当たり前といえば当たり前なのである。

ただまあ今のところ、まだ鉄拳は嫌になっていないというか「あー早く仕事終わらせて家帰ってリリをあれこれいじりまわしたい」とモチベーションは高いままなので、コツコツと上達していきたいと思う。

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