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【Marble’s Story Ⅰ】新しい家族、子犬「マーブル」のはなし

人と犬は言葉で話すことはできない。
だから、思い出を語り合う代わりとして、その時々の心の声を少し残しておきたいと思う。

2022年8月14日、新しい家族が加わった。
名前は「マーブル」。
6月4日生まれ。生後2ヶ月ちょっとで家に来ることになった。

家族になった日の翌朝

あれは運命のひとつだったように思う。
思い返すと、結婚を決めた時、家を買った時、キャリアを決めた時など、その瞬間は突然訪れて、そして不思議と迷うことなく道を決めた。
そういう時、答えは最初から決まっているような感覚がある。
マーブルの時もそうだった。

頭では本当に良いのかと悩んでる様でも、すでに心は決まっている。
それに気づいた時、細かな自問自答に意味はなくなり、腹がきまる。
たぶん、この先に例え何が合ってもその道を後悔することはないだろうということなんだと思う。

その日、行ってみたい蕎麦屋があった。
妻と娘と家族3人で行ってみた。
車で20分くらいの距離だけど、その地域にちゃんと行ったのは初めて。
蕎麦は美味しかったと思う。ボリュームも雰囲気も満足なもの。また行ってみようか。

その蕎麦屋の店前駐車場は埋まっていたので、すぐ近くのスーパーとホームセンターが一緒になったショッピングモールに車を停めていた。
だからついでに、食べ終わった後ホームセンターをうろついた。
何か欲しいものがあったわけではなく、うろ覚えだけど、庭のウッドデッキに置くパラソルとかを見ていたと思う。暑い夏だったので。

ホームセンターの奥にはペットショップがあった。
せっかくなので、ガラス越しに犬猫を眺めて通る。

犬か、確かにかわいいけどね。
でもやっぱり自由に出かけられなくなるしさ。
旅行だって行きたいところに行きたいし、家の中めちゃくちゃにされるのも嫌だ。
散歩もや世話も毎日となると大変でしょ。

さてそろそろ出ようか。
という時、娘がまださっきの犬の前にいた。
ずいぶんその子の前にだけ長く居るね、珍しい。

あぁ。確かにかわいい。毛の白い、純真無垢な目をした子犬。
豆柴とフレンチブルドッグのMIX。なるほど確かに、この子良いところ取りしてるな。
(もし犬を飼うとしたら、この子ならアリだな。)
(いやいや…)

…さあ、もう行くよ!

でも、この時に限って娘は譲らなかった。
しかたない。もう少しだけだよ。

…なかなか行かない。その場から離れずもう30分。
抱っこできるみたいだし、してみる?

ペットショップの犬猫販売の常套手段なのは百も承知。
ただ家族3人とも、この時だけは、この子に対してだけはいつもとちょっと違った。
不思議と、家族として一緒に過ごすのが自然に思えたし、その子が加わった日々の感じがありありと想像できた。とても良いイメージ。
店員さんも人より犬猫が好きそうな感じ(良い意味で)で、商売っ気もなく丁寧に色々教えてくれて良かった。

一回冷静に考えようと言っても、
娘はこの子と一緒じゃなきゃ嫌だと本気泣きし、妻もいつのまにか真剣に考えてる様子。
その時、「あ、これは飼うんだな」と。
決意と覚悟の確認のために、階下のフードコートで家族会議。
トイレから戻ったら、その時には既に名前は「マーブル」との案が。
しっくり来た。

そして、その日にマーブルを家に迎えた。

今これを書いてるのは10月21日。
マーブルが家族になって2ヶ月少し経ったことになる。
とても良い日々だ。

初めての首輪。free stitchからパピー用首輪のプレゼント

最初は大変だった。
うちに来て数日で慣れてくると、お店で見た時と違って、まぁ暴れん坊。
この子あまり吠えないね。そういえば声聞いてないけど大丈夫?大人しすぎるけど元気ないのかと心配になったのは一体何だったのか。

家に来てから1週間ちょっとの頃

ケージからだせば走り回ってそこら中におしっこ、うんち。
甘噛み?いやいや痛すぎだよ、ざっくりいって血出たし。甘くない。
おもちゃも噛みちぎって糸食べる。危ない。
子犬のうちからちゃんと躾けたほうが良さそうと、本やネット、YouTubeを色々見漁り、思い通りにならないとこっちのストレスもすごかった。

でも大事なのはそういう事じゃなかったね。
赤ちゃんの時に多くの時間を一緒に過ごせたことで絆が深められたと思う。
見つめられたり舐められたり、それだけで全てを許せる、そんな存在。
この時期は寝てることも多いけど、寝顔が本当に天使のようだ。

来たばかりの頃、トイレの上で眠るマーブル
9月、とある日の夜

よく食べて、よく遊び、そしてよく寝る。その時間を一緒にそばで過ごす。
これで十分。

9月の末、ワクチン3回目を終え2週間がたって念願の散歩デビューをした。
その時を境に、行動も絆もよりステップアップできたと思う。

毎日の散歩、若葉台の公園、南町田のクランベリーモール、立川でのワンちゃんイベントとか、週末のお出かけも楽しくなってきた。
きっとマーブルも楽しんでくれていると思う。

散歩デビューの翌日、公園で
全てのワクチンを無事終えた日、その帰り

この子の一生を幸せなものにしたいと心から思っている。
これから10数年、一緒の時間を楽んで、思い出をつくっていこう。
来てくれてありがとな。


マーブルについて

・名前:マーブル
・品種:MIX(豆柴×フレンチブルドッグ)
・性別:男の子
・毛色:白
・誕生日:2022年6月4日
・出生地:佐賀県
・両親体重:父:5.0kg(豆柴)、母:7.7kg(フレンチブルドッグ)
・家族になった日:2022年8月14日

体重推移

・8/12 1.8キロ(ペットショップ測定)
・8/26 2.54キロ(2回目ワクチン時)
・9/16 3.82キロ(3回目ワクチン時)
・10/13 5.54キロ(狂犬病ワクチン時)

フード記録

1日3回、下記分量でご飯(朝昼夜)
・8/14 シュプレモ15g、ロイヤルカナン15g (ふやかし30ml)
・8/26 シュプレモ15g、ロイヤルカナン15g(ふやかし15ml)
・9/4 シュプレモ24g、ロイヤルカナン16g(ふやかし16ml)
・9/16 シュプレモ28g、ロイヤルカナン12g 
・9/23 シュプレモ32g、ロイヤルカナン13g 
・9/26 シュプレモ30g、ロイヤルカナン12g 
・9/30 シュプレモ32g、ロイヤルカナン13g 
・10/1 シュプレモ30g、ロイヤルカナン12g 
 (軟便+散歩時もおやつ量を考慮して量を戻す)
・10/9 ソルビダ10g、シュプレモ30g、ロイヤルカナン5g 
・10/12 ソルビダ15g、シュプレモ30g
・10/13 ソルビダ20g、シュプレモ30g
・10/20 ソルビダ40g、シュプレモ15g

主要なドッググッズ

・首輪 Petit Panier(ブルー、Sサイズ)
・リード Petit Panier(ブルー)
・ケージ スカンジナビアンペットケージ(XLサイズ)
・クレート リッチェル キャンピングキャリーファインM(ブルー)
・ドライブベッド RADICA コーデュラ ドライブベッドキャリー(グレー)

悩み・課題

・拾い食い。なんでも口にいれようとする。
石、葉っぱ、枝、煙草の吸殻と道端には危険があり過ぎる。
これは躾けてなんとしても阻止しよう。

・ご飯、オーガニックに惹かれてソルビダをメインにするべく移行中。
本当にこれが合ってるのか、注意深く見守っていきたい。

・去勢手術。生後6ヶ月(12月頃)を目安に考える。
一般論+獣医さん的にはしたほうが良いと。
獣医さん曰く、去勢のデメリットはあまりなく手術時のリスクくらい(麻酔含め)。
逆に去勢しない場合、交尾できないストレス(=叶うことがない願望を常に抱えることになる)と前立腺やヘルニア等の病気リスクがある。


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𝖈𝖊𝖙𝖆:𝖕𝖔
豆柴×フレンチブルドッグのMIX「マーブル」との日々。
犬とは言葉で話すことはできない。語り合う代わりにここに思い出を。一緒に振り返るいつかを楽しみに🐾


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