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誰が植えたともなく育つ草花に

道端の脇にある草花が好きだ。

誰が植えたともなく育つ草花は、花壇のそれとは違う美しさがある。

儚さと力強さが混在すると思うのは私だけだろうか?

雑草と人は呼ぶ。

その草花の存在に、どこか自分を重ねてしまう。

前々から思っていた。自分は負け組だと。

その感覚を否定しながら「今はまだ通過点」といい聞かせて踏ん張ってきたが、今の自分ではどこまでいってもただの負け組の一人でしかないと納得できた。

負け組なら、負け組なりにできることをするしかない。

それなりに、しかし逞しく、生きていこう。

先ずは負けを認める。

負けを認めてリセットするのだ。

そして、次の新しいチャレンジへと進んでいこう。