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【キャリア未来地図Book Review】「本を出したい」 佐藤友美

こんにちは、「キャリア未来地図研究所」共同所長の千葉です。

人生100年時代のライフ・キャリアを考えるにあたって、是非とも読んでもらいたい、読む価値のある本を紹介しています。

「本を出したい」著:佐藤 友美

「本を出したい」著:佐藤 友美

僕はサラリーマンをしながらこれまで3冊の本を出版しています。そして幸運なことに初めて出した本「出逢いの大学」は無名のサラリーマンの本としては異例のヒットを飛ばし、7刷までいきました。

なので、よく人から「どうやったら本を出せますか?」を聞かれることが多いです。

あと運よく出版が決まって初めて本を出す人から「どうやって本のプロモーションをすればいいですか?」ともよーく聞かれました。

なぜかというと、これまで「本を出す」「本を売る」ことに関して本当に使えるリアルな情報が世の中にほとんど出回ってなかったからです。

そんな僕が幸いなことに4月に10年ぶりに4冊目の本を出すことになりました。そして実際に出版が決まって痛感しているのが、僕の出版に関するノウハウは10年前で止まってしまっていることです。

リスクを負って出版を決めてくれた編集者さんと出版社さんに恩返しをしなければいけないので、なんとしても本を売らなくてはいけません。今の時代にフィットした出版プロモーションのノウハウを懸命に探していたところに、運命的にこの本に出会いました。

お仕事でもプライベートでも親交のあるライターの佐藤友美さんの最新刊、その名もズバリ「本を出したい」です。

届いてすぐに読み始め、300ページを超える大作にもかかわらず、一気に最後まで読んでしまいました。

僕も本を出しているので分かりますが、世の中には「いつかは本を出したい」と言う夢を持ってる人が沢山います。そんな人たちにとって、甘過ぎも厳しすぎもしないリアルで現実的な使えるノウハウが満載の本に仕上がっていました。

いくつか引用すると、
まずは「どんな内容なら本が出せるのか」という問いに関して、

・その課題を抱えてる人がたくさんいて
・その解決法がこれまでなかった新しい解決法で
・誰でもできる再現性の高い方法

とスバっと、分かりやすく言語化しています。

そしてさらに、具体的な企画の立て方として、

1)「自分が日本で一番と言える市場まで課題のサイズ感を下げる
2)すでに類書がある市場に斬新な課題解決法を投下する
3)まだ書かれていないジャンルを開拓する

とこれまた具体的に書かれています。

本を出したい人が、「どこから、どうやって手をつけていけばいいのか」が順を追って分かりやすく書かれています。

そして僕が最も知りたかった本のプロモーション、販促についてもこれまた超実践的に書かれています。出版社や編集者、書店さんの心理を知らないと考えつかないような販促手法まで網羅されてます。また最近ならではのクラファンの設計の仕方まで言及しています。

やり方が分かったので、ここに書いてあること、できることは全部実行して、10年振りの本を一人でも沢山の人に届けたいと思います。本は可愛い子供みたいなもんですからね。

と言うことで、「本を出したい」と言う人には是非ともおすすめの1冊です。

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