見出し画像

今さら聞けない。今だからこそ聞きたい。新NISAとのつきあい方

みなさん、こんにちは
ファイナンシャルプランナーの
肥田木義信です。

新しいNISAがスタートして
3ヶ月が過ぎようとしてます。

今回の制度改正をきっかけに、多くの方が
NISAをスタートされたのではないでしょうか?

一方で、スタートしようとは思いつつ
まだ口座開設に至ってない方
もいらっしゃると思います。

そこで、今回は新NISAとの付き合い方について
私なりのお話をしていきたいと思います。

4月から新社会人としてスタートし、
これから資産形成を始めようと思っている方も
是非読んで頂けると幸いです。


NISAってどんな投資?


・株を始めた
・FXを始めた
・不動産投資を始めた

と同じように
・NISAを始めた
といってしまうので勘違いしがちですが、

NISAは投資対象
ではありません。

NISAの正式名称は、
「少額投資非課税制度」
といい、

投資をして利益がでた時の税金が
非課税になる制度のことです。

よって
NISAを始める
ではなくて、

NISA(少額投資非課税制度)を利用して
投資を始める

が正しいNISAのとらえ方となります。

まず、ここはしっかりと
押さえておきましょう。


NISAで何に投資するの?


NISAを利用して投資できるのは
株式や投資信託などの金融商品のみです。

そもそも、証券口座の一つの制度として、
2014年から金融庁の管轄でスタートした制度です。

NISA口座で投資できる対象商品は
・株式
・投資信託
・ETF(上場投資信託)
となります。


新NISA制度の内容


新NISAの特徴として、
まずは以下の4点を押さえておきましょう。

①課税制度:
運用で儲かった分は非課税

②運用期間:
無期限

③投資可能額
年間360万円
一生涯で1800万円

④解約(現金化)
いつでも自由に解約(現金化)できる


新NISAはした方がいいのか?


「NISAってやっぱりやった方がいいですか?」

よく聞かれる質問ですが、
実はこれはおかしな質問です。

正しくは、
株や投資信託への投資を考えているのですが、
 NISAを利用した方がいいですか?」
となります。

株や投資信託に投資をするのであれば
儲かった分に税金がかからない訳ですから
できるなら
NISAを利用した方がいいに決まってますね。


「NISAってやっぱりやった方がいいですか?」
という方の大抵は、まだ投資や資産形成を
スタートしていない方ではないでしょうか?

その場合、NISAの事は一旦考えすに、
ライフプランニングを行い、資産形成における
 現状の把握と将来のゴールを設定する。
②自分にあった資産形成の方法を検討する
というステップを踏むことをお勧めしています。

というのも、
資産形成の方法には、NISAとは全く関係のない
不動産や保険など他の方法もあります。

少なくとも
①株・投資信託
②保険
③不動産
の3種類の資産形成方法の比較検討は
行うことをお勧めします。

その上で
株・投資信託へ投資をするという事であれば
NISAの利用は絶対お勧めです。


NISAを始めるにあたっての注意点


NISA口座は、
一人一口座しかもてません。

という事で、
どの金融機関で口座を開設するかは、
非常に重要です。

というのも、金融機関によって
取扱いできる金融商品が大きく異なるからです。

NISA口座を開設する金融機関選びのポイントは
①取扱い商品が豊富
②取引手数料が安い
③株式やETFへの投資をしたいかどうか
 ※銀行の場合、株式やETFへの投資ができない
  注意が必要。
です。

NISA口座を開設できる金融機関としては
・ネット証券
・店舗型証券
・銀行
がありますが、
条件的には取扱い商品が多く、手数料が安い
ネット証券会社がお勧めです。

個人的には
・SBI証券
・楽天証券
・マネック証券
あたりがお勧めとなります。


2つの投資枠を正しく理解しましょう


新NISAには、
・つみたて投資枠
・成長投資枠
の2つの投資枠があります。

●投資可能商品について比較すると
【つみたて投資枠】

金融庁が選定した
・低コストのインデックスファンド
・低コストのバランスファンド
そして
・一部のアクティブファンド

簡単にいうと、
比較的リスクの低い投資商品
です。

【成長投資枠】
・米国株を含む個別株
・ETF
・様々なアクティブファンド

簡単にいうと
つみたて投資枠の商品よりリスクは高い
色々な商品となります。

次に
●投資資金の振分けについて比較すると
つみたて投資枠:600万円(120万円/年)
成長投資枠  :1200万年(240万円/年)
となります。

一見、リスクの異なる2つのグループの金融商品に別々に投資しなければならない様に見えますが、

実は違います。

つみたて投資枠で購入できる商品は、
成長投資枠でも購入することができます。


ということは、
つみたて投資枠:1800万円(360万円/年)
の中に、
成長投資枠:1200万円(240万円/年)
が含まれていると捉える方のが
正しい捉え方となります。


老後に向けた資産形成を目的として
投資をしていく場合

・米国株に連動するインデックスファンド
・全世界株に連動するインデックスファンド
が基本になると思います。


そこで、基本的な戦略としては、
つみたて投資枠で購入できる
インデックスファンドに投資

後は、
総投資枠:1800万円の中に
成長投資枠で投資できる商品を
どの程度混ぜていくか?
という考え方でいいかと思います。

投資枠の1800万円すべてを
つみたて投資枠で購入できる
インデックスファンドに投資
も全然ありだと思います。

成長投資枠でリスクの高い商品に
投資するのであれば

資産のポートフォリオの観点から
金融商品ではない不動産への投資を
検討してもいいかと思います。

資産形成をスタートするにあたって
大事なのは、
現状の把握とゴールの設定です。

まずは、ライフプランニグを行い、
自分にあった投資手法を選択していきましょう。


資産形成やお金に関するご相談を
受け付けております。

・IDECO・NISAの始め方
・賃貸VS購入どちらした方がいいか?
・住宅ローンは退職金で完済した方がいい?
・ふるさと納税の適正額っていくら?
・投資は何から始めたらいいのかな?
・不動産投資って大丈夫?

お気軽にご利用ください。
ご希望の方は以下↓からお申込みください。
https://consult.souki-sd.co.jp/


私がメルマガ配信している
LINEアカウントです。

https://lin.ee/KP3QCnt
宜しければご登録お願いします。


それでは、
今回も最後まで読んで頂いてありがとうございます。
引続きどうぞ宜しくお願い致します。


















この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?