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~お金を守るとは?~

みなさん、こんばんは。

ファイナンシャルプランナーの
肥田木義信です。

さて、今回のテーマは
「お金を守る」です。

最近のニュースでは、
「値上げ」というワードで溢れています。

日々の買い物でも、モノの値段が上がっているのは実感できると思います。

モノの値段が上がると、
それに対して
お金の価値は下がります。

では、
「お金を守る」=「資産価値を下げない」
為にはどうすればいいのでしょうか?


今の日本においてモノの値段が上がる仕組み

まず、最近の急激なモノの値上がりですが、
やはり一番影響が大きのが円安です。

日本は、
食料自給率:38%
エネルギー自給率:12.1%
ほとんど外国の資源に依存して豊かな暮らしをしています。

これまで、100円で1ドル分の食料やエネルギーを購入(輸入)できたのが、

1ドル分の食料やエネルギーを
購入(輸入)するのに、

130円支払わなければならなくなっている
訳ですから、

当然、この為替による負担分が
モノ値段に影響してくる訳です。

要するに、資源のない日本では
他の国のお金に対して、

日本円の価値が下がれば(円安が進めば)、
モノの値段は上がる仕組みになってしまっている訳です。

長期的な資産形成を考える上で、
為替の変化がモノの価格の値上がり
(円の価値が下がる)に影響を受けやすい日本において、

一番のリスクは日本円のみの資産に偏る事です。

日本円だけで
資産形成をしていくという事は、
円高に賭けた資産形成となります。

恐らく、日本円だけで
資産形成をされている方は、

安全な資産形成を
目指している方だと思いますが、

実は円高に賭けたリスクの高い資産形成に
知らず知らずのうちになっているともいえます。

では、せっかく貯めたお金を守る
(資産価値を下げない)為には、
どうすればいいのでしょうか?


大切なお金を守る方法

答えは、
外貨を資産に組み入れていく事です。

これを資産形成の世界では
「通貨分散」と呼びます。

例えば、下の図の様に、
円だけの資産を円と外貨の両方を所有すると、

円の価値が下がった時は、
外貨の価値が上がり、

逆に円の価値が高くなった時は、
外貨の価値が下がり、

為替がどちらに振れても、
資産の総量は一定となり、
リスクは回避できます。

外貨建商品=危険
というイメージを持たれている方もいらっしゃるかと思いますが、

この機会に
見直してみるものいいと思います。

ただ、今回のお話でご理解頂きたいのは、

為替の変動リスクに対して
「通貨分散」は有効な一つの方法で、

一番大事な考え方は、
やはり「分散」という考え方です。

資産形成においては、
重要な考え方になりますので、
是非とも念頭に入れておきましょう。

それでは、今回も、最後まで読んで頂いてありがとうございます。
引き続きどうぞ宜しくお願い致します。

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