あの仔は、どうやら地域猫さん。
いつ見ても誰かが撫でてる。
さくら耳の猫さん。
さくら耳は、誰かが保護をしてくれて避妊手術もしてくれたという証。
手術後にリリースされて、見守られてるんだね。
ちゃんと近くにお水もおいてもらってた。ありがたい、ありがたい。

猫のかわいいお店が並んでいるところにいつもいてくれてる演出がたまらない。

しかも、みんな撫でてる時間が長いから、私は、しばらくぶらぶらしながら待った。
待っていたらまた、違う人が来てしばらく撫でていった。
この仔は、撫でられるのが自分の役目だと知っているような気がした。

ようやく私の番。
撫でていたら、お水を飲みたくなったみたいで、ついていく私。
その後、おトイレまでついていく私。
追っかけか（笑）

そしたら、また、今度は、違う女の子が来て、「撫でてもいいですか？」って。

いやいや、私の猫さんじゃないのよ。

1日に一体どれだけの人間を癒してくれているのだろう。

地域の中で1匹で生きていく力強さや逞しさも見せてくれている。

いろんな意味でこの仔に会えるのが楽しみの１つになっている今日この頃。

………………

今日は、猫さんDAYだったのかも。
仕事の帰り道でも、また違う猫さんに話しかけられて、「ねーねー、寄って行ってよー」って、大音量の甘えた声で呼び止められた。発情期の声とは違う。人間を呼び止める感じ。

思わず自転車を降りて引き返した。
猫好きって、自転車に乗ってても猫さんにはバレてしまうみたいだー。自転車から降りたら直ぐに寄って来てくれた。
スリスリしながら、撫でていいよって。
いや、撫でて撫でて撫でまくってぇ〜って。

先の〈かまってもいいちゃん〉とは対照的な〈かまってちゃん〉。
どちらのタイプも好きー。

…………

私は、人生の中で猫さんたちに相当癒されている一人だと思う。

小さなお礼は、保護猫活動をしている人達への寄付など。最近は、お金だけじゃなく、その活動をしている人達が欲しいと思っている餌やペットシーツなどをアマゾンで買って匿名で贈るっていうのもやってみた。

私にもできる小さなことから。

猫さん達には、幸せになって欲しい。