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今だから言いたい

私にとっての旅とは、見たことをないものを見て、知らないものを知るということが主たる目的です。もちろん食べること、飲むことも旅のエッセンスではありますが、少し離れて自分を俯瞰し、自分が日々生活している場所から離れ、異空間の中で自分の内面を見つめなおすチャンスを手に入れるためという目的が大きく心を占めています。例えれば、白の中で白を識別することは大変難しいのですが、赤の中に白い丸があれば、容易に判別することができます。つまり日常、日本の中にいると、自分が日本人であるということを意識する機会は、なかなかありませんが、外国へ旅行してみると、周りの人達は外国人であり、自分は異国を旅する日本人であることを簡単に意識することになります。カタコトの現地の言葉で道を訪ねたり、スーパーマーケットで買い物をするときなど、違ったシステムや慣習に「へー、この国ではそうなんだ」と戸惑い、感心することも多いです。日本では「これが常識で当たり前」でも、違う国では「それは違って通じない」、この日本と外国の違いを生活するレベルでリアルに理解できる貴重な場と言えるのが海外旅行です。
![これがパリという雰囲気のモンマルトルの街角 ※フランス パリ]
聞くと見るとは大違い、百聞は一見にしかずなどと言いますが、写真で見るのと実際にその場に立ってみることもまた然りです。

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