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GagaOOLala#14 『Talking to My Mother』

早く自由に家族へ会いに行ける世界になってほしい、ch0ahaeです。

本記事は、台湾発のLGBTQ特化動画配信サービス【GagaOOLala】 配信中作品の紹介・感想記事です。

今回は、アメリカ(中国系アメリカ人が主人公)の作品をご紹介!!

『Talking to My Mother』 (アメリカ、17分、2014年)

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※画像からGagaOOLalaの動画ページへリンクしています。(画像は公式ページから引用)

<あらすじ>
 この映画は伝統が個人的な幸福への探求を妨げる文化の衝突に閉じ込められた若い男の物語です。第二世代の中国系アメリカ人男性であるマイケルと母親(ユエ夫人)、プロポーズする予定の2年間付き合っている彼女(ジュリアン)との複雑な関係を探求しています。運命のいたずらの後、ジュリアンは偶然彼らの人生を永遠に変えるであろうマイケルの秘密を見つけました。マイケルは、手遅れになる前に、彼の愛する人達や彼自身と向き合うことができるでしょうか?(GagaOOLala公式ページから意訳・修正)

<Trailer>

<おすすめのポイント>
☆母親の優しさに心温まり、切なくなります…

☆短い時間で映像展開が面白い!!

 久しぶりに母が住んでいる実家に帰ってきた主人公マイケルが、ある式を前にして母に自分自身のこと、自分に起きたことを打ち明けます。
 いわゆるカミングアウト作品ですが、クラシカルで素敵な音楽が映像をより一層引き立てた作品です。映像の展開のさせ方なども面白いので繰り返し見てみるのも面白いかもです!!

興味を持ってくださった方は、是非、本編を見てください!!!
ここまで読んでくださってありがとうございました。またの機会にお会いしましょう〜!


以下、ネタバレ含む個人的な感想です。

『個人的感想』

 お母さんが亡くなっていたなんて…
 もう一度視聴してみると、初めの方で簾(?)が揺れていてお母さんが来たことが伝わるシーンがありました。いい表現の仕方だなぁ。
 マイケルがお母さんが生きているうちに伝えなかったことをたくさん後悔しているんだと表情などから伝わってきます。でも、ここ一年会いに来れなかったように、お母さんが生きてるうちに伝えることはできなかったのかもしれません。だからこそ、お葬式の前にお母さんの魂(マイケルの願望ともとれるけど)に話した。そして、マイケルはお母さんの愛の言葉と元彼女さんの優しさ(強さ)のおかげで、本当に好きな人と生きていく覚悟を決めていく…

 マイケルが伝える内容自体は個人的にはあまり好きではない、女性と付き合ってたけど裏で本当のパートナーがいましたパターン。現実的にもあることだけど、彼女が我慢する(許す)解決方法の作品しか見たことない気がして悲しい…もしくは、彼女が暴走して色々問題を起こすパターン。
 LGBTQという多様性をテーマにした作品ではありますが、あくまでBL(ゲイ)作品は男性目線で男性主義を描いていると意識してしまって、2回目の視聴時は違った意味で悲しくなっちゃいました…

 でも、多様性を認めない文化を基盤にするから起きることとも言えるので、そういう現実を変えるためにも、これからも多様性やLGBTQに関することを世界で議論されていくことを願うしかないと思いました。

GL作品もちょこちょこ見てるのでそちらも紹介記事書こうと思います!!

感想まで読んでくれてありがとうございます。では、またのご機会に〜〜

#GagaOOLala #LGBT作品 #LGBTQ #アメリカBL #BL #TalkingtoMyMother

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