宇都宮餃子祭りをまわるバスツアーを開催しました

焼き餃子協会 代表理事の小野寺です。

毎年11月第1土日に開催される「宇都宮餃子祭り」にバスで行くツアーを東京餃子通信編集長の塚田さんと企画しまして、11月2日にバスツアーを開催しましたので、ご報告申し上げます。

そもそも「宇都宮餃子祭り」とは

第21回「宇都宮餃子祭り2019」
日時:令和元年11月2日(土)・3日(日)10:00~16:00(雨天決行)
場所:宇都宮城址公園(宇都宮市本丸町1-15)
内容:宇都宮餃子会加盟の餃子店27店舗の餃子を1皿3個100円でご提供
出店店舗27店
マルシンフーズ/三栄飯店/遼順茶楼/麺々市場/青源/味一番/中国飯店/宇都宮餃子館/香蘭/幸楽/アトム/鵜の木/Konomi/さつき/高橋餃子店/雄都水産/飯城園/宇味家/とんきっき/悟空/満天家/龍門/麺やしみず/和商コーポレーション/餃子会館/桃泉楼/宇都宮みんみん
http://www.gyozakai.com/inf/inf.php?id=95

というイベントです。毎年20万人ほどが押し寄せる餃子イベントなのですが、会場が駅からはちょっと離れていたり、周辺の駐車場は朝から満車になる勢いなので、みんなでバスで朝から行けば快適に楽しめるのではという考えで、バスツアーの企画は生まれました。

せっかく宇都宮に行くのだから、宇都宮餃子祭り以外にも楽しみたいということで、来らっせや大谷資料館もツアーコースに組み込み、さらに塚田さんのご調整で「和の中」も貸切で夕食ということになり、かなり盛りだくさんのツアープログラムになりました。

ツアー内容

新宿に6時半頃集合し、7時頃に出発した我々を待ち構えていたのは、東北自動車道の大渋滞。この渋滞を眺めながら、塚田さんが作成された「餃子クイズ」を楽しみました。塚田さんが作成していない問題にも、塚田さんに解説してもらう無茶振りも。正解者には、浜松餃子のうまい棒的なお菓子を1本進呈。正解がもっとも多い方には、宇都宮餃子会特製のクリアケースや、焼き餃子協会年会費1年分サービスなどを進呈となりました。

渋滞がありながらも、無事10時に宇都宮餃子祭り会場に到着。用意したツアーTシャツを着て、分担して各店舗に並び焼き餃子全種類コンプリートを目指しました。この時に、既に餃子店の待ち時間が30分以上。

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そんなこんなで、コンプリートするまで1時間。集めた餃子を食べたら、食べたお店をツアーTシャツに記録していきます。

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実は、一人で購入できるのが二人前(6粒)までというルールがあることが会場で発覚し、一人一粒を全種類ということにならなかったのですが、参加者が持っていたハサミで餃子を切ってシェア。それでも全種類食べられなかったので、個別の自由行動として宇都宮餃子祭りを楽しみました。食べるのに必死で、Tシャツのチェックボックスが埋まっていない方がほとんどでしたが笑

宇都宮餃子祭りを楽しんだ後、ツアーは来らっせへ。来らっせを楽しむ人や、餃子通り(宮島通り)へ移動して餃子祭りに出店していない正嗣などに行く人もいて、それぞれ楽しみました。

餃子で満腹になった私たちは、腹ごなしに大谷資料館へ。ここは宇都宮市が誇る巨大地下空間。様々なイベントや撮影に使われており、一度は見たことがあるかもな光景でしたが、その場に立ってみると予想以上に圧倒的な空間でした。

大谷資料館の巨大地下空間を上り下りしてお腹を空かせたあとは、「和の中」でお夕食。この時点で16時。この時間を逆算して宇都宮餃子祭りではあまり食べ過ぎないようにした人もいたようです。塚田さんからの依頼で和の中さんに特別にご用意頂いたコースは

①前菜(黒木耳と豆腐麺サラダの盛合せ)
②焼き餃子(お1人様2個)
③ゆで餃子(お1人様2個)
④スープ餃子(お1人様2個 スープに入れて)
⑤春巻き(お1人様1本)
⑥黒酢酢豚(一品料理)
⑦海老香味揚げ(一品料理)
⑧石焼餃子チャーハン(テーブル毎)

の予定だったのですが、色々おまけのサービスで予想以上の量に。医食同源を掲げる和の中さんの料理だけに、どれも優しいながらに深い味わい。大満足な夕食でした。和の中さん、ありがとうございました!

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お腹いっぱいになった我々は、ようやく東京への帰路につきます。詳しいことは言えませんが、宇都宮を振り返る映像を見ながら(大抵の人はこれで寝るかと思ったのですが、結構真剣に鑑賞されたようです)、21時頃に新宿着。長い1日、おつかれさまでした。

Thanks

まず、ご参加頂いた21名のみなさま、ありがとうございました!かなりアドリブな企画が多かったので、充分でないところがあったかもしれませんが、それを乗り越えて楽しんで頂けたのは、参加者の楽しむ能力の高さゆえ。参加者間の連携も自然に生まれ、大変助かりました。

それと、今回のようなバスツアーは、旅行業の登録を行なっていないと募集・実施できないそうで、ワンダートランスポートテクノロジーズ株式会社さんにお世話になりました。チケット決済や参加者コミュニケーションのあたりは、改善を期待しております。

ツアープログラムは、東京餃子通信 塚田編集長にかなり頼らせて頂きながら、塚田さんと私の共同企画とさせて頂きました。クイズを作ってもらった上に解説してもらったり、さらには塚田さんが作ってもいないクイズの解説をしてもらったり、塚田さんを使いたおさせて頂きました。

Tシャツ作ったり旅のしおりを作ったりなどの雑務・進行管理は、焼き餃子協会 小野寺が担当しました。参加者のクレームは喜んで承ります。

感想

参加された方々からは、また同じようなツアーがあったら参加したいなどのありがたいお声を頂いておりまして、ぜひ開催できたらいいですよね。

実際にバスツアーをやってみた感想としては、ツアー参加者の一体感をどう作ることができるのかで成否が決まるなあというところです。ツアーTシャツが色的にに目立って誰かしらから声をかけられやすい、ツアー仲間を見つけやすいということで、参加者の不思議な一体感が生まれた様子。ツアーやるなら、目立つツアーTシャツを作ることをおすすめ。今回はどうなるのか分からなかったのでかなり安くTシャツを作ったので裏面印刷のみでしたので、おもて面がさみしい感じだったので、次回は缶バッジとか何か用意してもいいなというご意見を頂きました。

あと、個人的に意外でしたがイベントの帰路でツアーを振り返るような映像があると、何か満足度が上がるような感じでした。あの有名人と同じ場所にいた、みたいな聖地巡りにも似たような感情が、ツアーのラップアップに持ってこれると良いのかもしれません。逆に、ツアーの導入でそういう予習をするのもありなのかもしれません。

反省点としては、参加者が想定より少なかったことで、これはツアーバナーが弱かったからだなあと思っています。塚田さんや私のような、企画者を前面に出した方が参加しやすかったのではと思いました。ただそれを自分でやるのは恥ずかしいので笑、そういう客観性は第三者に担保したいなあと思いました。今回は参加者数が損益分岐点ギリギリのところだったので、もし次回があれば集客をもっとスケールできるようにし、ちゃんと利益出しながらやりたいところ。

改めて、こういうライブ感のあるイベントを企画・実施することは私の大好物だと思いました。今後とも、焼き餃子協会として日本の餃子文化を楽しむイベントを企画していきたいと思います。

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