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2023/10/7劇場版シティーハンター「天使の涙」上映後小室哲哉登壇舞台挨拶(TOHO新宿) 11:55の回

【注】上映後の舞台挨拶なのでネタバレあり

※メモを元に記憶で書いているので正確でないところや、私が意訳してるところ多数有ります。

登壇(敬称略):小室哲哉/こだま兼嗣(総監督)/長崎行男(音響監督)/若林豪(プロデューサー)

自己紹介

登壇曲:Whatever Comes
※名前略
小室さん:冴羽獠くん繋がりで、TM NETWORKのツアーもシティーハンターとシンクロしている。歌舞伎町で撮影していて、もう5~6回来ていてホームのよう。
こだま監督:もっこり総監督としてやってきました。緊張しています。
長崎さん:本作の音響監督です。本作はお楽しみいただけましたでしょうか?
若林さん:プロデューサーです。ついに小室さんをお迎えできてワクワクしています。

Whatever Comesについて

小室さん:こだま監督と若林プロデューサーに昨年12月頃お話をもらい、お話を聞いて帰る途中にはもう出来ていた。
デモテープを作り上げた。今年6月~7月が発表時期だったので半年我慢するのが苦しかった。早く言いたかった。

若林さん:こだま監督と私(若林さん)と小形プロデューサーと打ち合わせをしたときに明るい曲が欲しいとこだま監督が言った。
その時三人とも『RUNNING TO HORIZON』が好きという話をさせてもらった。

小室さん:大会議室で関係者が多くて驚いた。イメージは浮かぶところがあった。

若林さん:緊張した。最初小室さんにお願いした場合どんな対応をされるか想像できなかった。小室さんが話を静かに聞いてくれた。少しずつ小室さんから質問してくれて、「この作品で大事にしていることは何ですか?」など。
小室さんがどう考えていたのか…帰り道で曲がもう浮かんでいたというのは初耳だった。

こだま監督:会議室に関係者が20人以上居て、緊張して何を話したらいいか分からなくなった。

長崎さん:ダビングまで絵が付いてなくて、最終のものは劇場で観た。TM NETWORKの三人がOPに居てびっくりした。

小室さん:(会場に向けて)皆さんは分かりましたか?

司会:Whatever ComesはオリコンTOP10入り。80年代から2020年代の5つの年代でTM NETWORKの楽曲がTOP10入りする快挙を達成。

小室さん:長くやっているということで笑
最初の80年代(Get Wild)と今回の2020年代(Whatever Comes)はシティーハンターのお陰。

若林さん:前作新宿プライベート・アイズの時からTM NETWORKさんと仕事がしたかった。
『Get Wild』のとき、オープニングじゃなくてがっかりしたという話を聞いていたのでお待たせしました笑

『Angie』について

若林さん:獠とアンジーの最終決戦でクライマックスにかかる曲。
制作が大分進んだ後で小室さんにお願いした。あそこに合う曲がないと長崎さんから連絡が来た。

長崎さん:本当は「天使の涙」は6月公開予定だった。
去年アフレコ、4月ダビング、6月公開予定が紆余曲折あり後ろ倒しになった。小室さんの作業も後ろ倒しに。ここはTM NETWORKの新曲のバラード曲がいいという話になり、ツアーでお忙しいだろうがお願いした。すみません笑

小室さん:全然。参加意識が高くて、サントラ的なのやりたかった。
ピタっとハマるものがあれば提供したいと思った。奇跡的にワンフレーズが15秒くらいでできて、和音をつけて…若林くんに渡したら良いですと言われた。クライマックスに向けて盛り上げてくださいとのことだったのでオーケストラ、パーカッションを乗せて、コーラスや宇都宮くんのボーカルを入れたいと。
あのお喋りな獠が喋らない。本当、一言も喋らない。

こだま監督:獠にとってもやむ無しということで頭の中をフル回転させてる。
どんな曲が付くのか気になっていた。映像と合わせて聴いて、ダビングで拍手した。感動した。お礼を言いたくて試写で幕が下がったときに小室さんに
ありがとうございましたと伝えた。

小室さん:今年一番嬉しいお言葉でした。僕の番組で20回以上観たって人もいた。自分は一回。チェックになっていた。
だからもう一回誰かと一緒に観たい。お客さんとして映画を観たい。
試写で『Get Wild』が大きく聴こえたのは気のせい?

長崎さん:イントロは台詞がかかるので静かに入ってその後で音量は上げている。今回はイントロで海原の台詞を入れたいとこだま監督から言われていた。

小室さん:『Get Wild』だけ音源が87年、他の曲は2023年なのに一番『Get Wild』が大きい笑

長崎さん:前作「新宿プライベート・アイズ」では『RUNNING TO HORIZON』が短くなってしまったので今回再度流した。

若林さん:喫茶キャッツアイの店内音楽になるのは長崎さんのアイディア。

腕時計について

若林さん:黒い文字盤にクーパー、パイソン、香のローマンが格好良くて…ストップウォッチ機能もついています。
インターネットから申し込みできます。宣伝でした笑

最後に

小室さん:(最後の挨拶を求められ)僕ですか?笑
2時間じっくり観ていただいたとおもうんですが、もう一度、今回の話を聞いて音に集中して観てもらえたらと。
実は『Get Wild』の音が大きくて、『Get Wild』後の獠と香が何を言っているのか覚えてない。もう一回観たいと思います。


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