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『9月』通な蟻

・蟻
・薪
・作り手のインスピレーションの元、題材は蟻。茶道具に、蟻に見立てた茶杓(ちゃしゃく)蟻腰雉股があります。なつめの中のお抹茶
をすくうために使う、竹でできたシンプルな茶杓です。茶道に欠かせないお菓子を入れておく、菓子器『蟻文菓子器』は、日本工芸会の作品で、蟻の動きを楽しめます。お菓子に蟻が集まる様子が表現されいると思いました。
・薪は陶芸にも欠かせません、ガスや電気の焼成に比べ温度管理が難しく、薪の燃え方と温度に任せて、作品が焼き上がります。陶芸で薪といえば、登り窯(がま)で、登り窯という、薪をくべながら焼く窯があります。ほかには、ガス窯、電気窯があり、登り窯は焼きの目安となる、ゼーゲルコーンを使いながら時間をかけて、作品が焼き上がります。

薪に火を灯して夜に能を楽しむ、薪能があります。蟻が題の『蟻通し薪能』、9月が題の『紅葉狩り』、『秋のお月見』、能からを楽しめます。能には学生コンクールがあります、人間国宝の方もいらっしゃいます。

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