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息切れ努力論 #160

さて。お題をくみちゃんからいただき、どどんと書いてみましたが果たして成立するのだろうか。これ。

こと中学受験に関して言えば、人生で一番「できた」無敵無双時代だったので努力そのものを思い起こすのが少々難しい。と書いていて思ったのだが努力って苦労が前提にあるのだろうか。苦労が前提にあるとしたら中学受験ははっきり言って苦労していないし、大学受験はさすがに無双期を終えていたのでそれなりに高い山ですね、と思うところから始めていたけれどそれにしてもやはり「苦労」と言われてもピンと来ない。今度は「苦労」を突き詰めると、要は「やりたくないことを我慢してやる」つまり「我慢」がキーワードになってくる?

努力の前提に我慢がある、とした場合もなんかやっぱりピンと来ない。努力のために友達づくりを犠牲にしたとか、恋を犠牲にしたとか、そうゆう話が必要ということだろうか?それで言うと「何かのためには必ず犠牲が必要」という言説を力でねじ伏せるために部活の主将をしながら大学に現役合格して見せる、のが私のモチベーションだった。人生において常に二兎も三兎も追うともう決めていて、世にはびこった「我慢しろ系格言・名言」に徹底的に抗っていきたいので努力=我慢説だとしたら私に努力の経験はないのでありました。

うーん。だから別に「努力してないよね」と言われて傷付く、というのがそもそも分からない。私がしてきた努力と言えば、参考書を一日数ページずつ読まないよりは読んだほうが良さそうだから読んで、BBCを聞かないよりは聞いたほうが良さそうだから聞いて、間違った問題は見直したほうが見直さないよりは良さそうだから見直して、それを学校から帰ったあと、友達と遊んだあとの時間に淡々と日々続ける……以外の何ものでもなく。本当に語ることが別にない。分かりやすい努力っぽい(苦労っぽい)話としては、冬に部屋で勉強しようとするとマジで足が寒すぎてもふもふに丸めた毛布に湯たんぽを突っ込んでおかないと無理だったことしか思いつかなかった。

要は私が考える努力とは、「やらないよりはやった方がゴールに近付けそうなことをただ、やること」でしかない。それは我慢とか気合とかハチマキとか犠牲とか、そういう熱狂?とか自己犠牲とかそういうものと一切関係がない淡々とした無味乾燥なものである。この「やらないよりはやった方がゴールに近付けそうなことをただ、やること」をAとすると、

「A×先天的要素(B)×環境(C)=結果」

とかになるんだと思う。足し算ではなく、やっぱり掛け算だよね。で、ここで度々話題になる「努力vs.環境」議論に紛糾する人々のわからなさ……が出てくる。それって二者択一なわけがなく、そして「100%の内訳」とかでもなく、掛け合わせじゃないの、というのが私の考えである。

「東大に入れるのは恵まれていたからだよね」というのはここで言うBとCが揃っていてよかったね、という話であってAを否定されているわけではない、ということが分からない人達が一定数いて、「俺は大した環境じゃないのに結果を出した、頑張った!」と叫び出す。特にBについては自覚や相対評価が難しいのもあるだろうね。

それにしてもAに対して他者からダイレクトな評価をどうしてもされたい、されないと我慢ならない、過小評価されたくない、というのが一体何なのか?が私としてはよく分からない。それはやはりAに熱狂や自己犠牲の要素が私の中で含まれないからかも知れないが……。ここまで書いてきて思ったが、やはりAの捉え方がもっともっとウェッティで本能的な欲、承認欲求的なものに近いことが一般的であるということなのか……?

私の感覚では、とにかくAは結果に至るための一要素でしかないので何とか自分の持ってるBとCと掛け合わせてゴールにミートするようにAを「調整する」。本当に「調整する」だけなので、これについて他者からジャッジを受けること自体が想定外だという感覚がある。Aをさらにいい方法、A'にしていく調整方法のセンスの良さとかを指摘されれば多少テンションが上がったりするかもしれないけれども、「Aをしていること」そのものでの人格評価、いわゆる「努力家だね」的な言葉が非常に一般的な褒め言葉になっていること自体が感覚的にめちゃめちゃ違和感がある。さらに言えば、Aを継続したり高めたりすることへの興味関心についてはBの先天性やCの環境が


ここで息切れして終了します!

そして唐突に思い出した買って良かったもの!

モッズヘア コンパクトイオンヘアードライヤー ブラック  MHD-1233-K

[楽天] https://item.rakuten.co.jp/auc-prendre/4968291312447ka/?scid=wi_ich_androidapp_item_share #Rakutenichiba

スマホアプリが変で埋め込めなかったので後で直します。

これ、イタリア旅行に行くとなった際、イタリアのホテルやAirbnbのドライヤーなんて信用できるわけが無い!と思い、ヨーロッパ電圧に対応したドライヤーを持ち合わせていなかったのでヨドバシで購入した。大正解!

大きさの割に風圧がちゃんとあって、折り曲げるとかなりコンパクトになります。4000円くらいで買えるし、旅行好きの友達へのプレゼントに是非おすすめしたい。国内旅行でも活躍させてます。友達複数人で温泉とか行くと、ドライヤーの順番待ち時間が発生してしまったりするじゃない?私はくせ毛なので髪をカラッカラに乾かしきらないと本当に嫌で時間がかかるので、自分のを使えると人を待たせる申し訳無さも減ってとても良いです。良い買い物でした。

春になってきたね!うみねこちゃんと大阪行きたかったなー。

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