読んだよ! ハイポジ きらたかし

僕の愛読書「赤灯えれじい」の作者きらたかしによる漫画「ハイポジ」を昔の職場の同僚に紹介されたもので、いてもたってもいられず一気に読んでみました。一気にといっても、5巻で完結なので、ちょうど良いサイズ。

思えば赤灯えれじいは、その同僚と当時リアルタイムでコミックスを読んでいて、最終巻が発売された時は、そそくさと仕事帰りに購入し、各々自宅に帰宅後、スカイプを繋いでから、「ヨーイドン」で一緒に読み始め、「今何話?」「やばい、もう涙出てきた」「僕もそこで一旦泣いてる……」なんて言い合いながら読了するという、いい年したおっさんにあるまじき奇行をしたものですが、今回のも期待に違わず、それはそれは甘酸っぱくドキドキさせてくれました。

ストーリーは、おじさんになったあまりイケてない人生を送る主人公が、これまた最悪のシチュエーションで火事に遭遇し、突然高校時代にタイムスリップ。夢なのか、現実なのかわからないまま、高校時代のやり直しをしつつ、のちの妻や当時は声もかけられなかった憧れの人との恋愛、青春を描く、といったそれなりにありがちな展開。

だけども、二人の間で揺れ動く恋心の描写は相変わらず上手いし、最終巻でのストーリーの回収具合もお見事で、綺麗にスッキリ、後味よく読了。

赤灯えれじいも全15巻とほどよい長さですし、赤灯えれじいもハイポジも、どちらもkindleで購入できます。甘い恋愛ストーリーでお涙ちょちょぎらしたい方はぜひどうぞ。

チャットならチャベリ


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?