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UXデザインとか質的分析とかコミュニティとか

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「デザイン周辺勉強会」を始めます

ちゃちゃき( @chachaki )です。 デザイン周辺勉強会というシリーズ型のオンライン勉強会を開始します。 9月26日土曜開催の第一回は「テクニカルライティング」はこちら。 なぜ始めるのか昨今、デザインに関する勉強会・セミナー・ワークショップは増えています。領域こそ、UIデザイン、UXデザイン、デザイン思考、サービスデザインなどなど様々ですが、それらはデザインを「センター(中心)」あるいは「コア(核)」に据えるものが多いです。 一方で、デザインは周辺との関わりで新

    • ちゃちゃきの自己紹介&カンパ先

      仕事ソフトウェアエンジニアであり、UXリサーチャーです 普段は、開発プロジェクトのマネジメントか、仮説検証支援をやっています 趣味・勉強会コミュニティ活動 →デザイン周辺勉強会 https://around-design.connpass.com/ ・勝手に色々分析する → 勝手に分析ラジオ https://stand.fm/channels/5fec6bb51f63b1cf6892a651 ・YouTube閲覧 ・アイドルグループ鑑賞 カンパ先・Amazon Wish

      • 不思議な出会いが始まった

        このnoteは「書くとともに生きる」ひとたちのためのコミュニティ『sentence』 のアドベントカレンダー「2020年の出会い by sentence Advent Calendar 2020」の6日目の記事です。 2020年は、不思議な出会いが多い1年だった。 異職種との出会い1月はインタビューから始まった。これは仕事で実施したとある案件で、高齢者施設に伺い、介護従事者の考え方を伺うためのインタビューだった。いままでIT系の仕事をしている中であまり関わることのなかった

        • 第一回デザイン周辺勉強会:テクニカルライティングのログ

          この記事は、以下のイベントの書き起こしです。 前振りちゃちゃき「じゃあ蒔山さんにバトンタッチして、早速お願いしたいと思います。」 はい。ではよろしくお願いいたします。今、スライドを共有したんですが、見えているでしょうか。あとは、その音声はクリアに聞こえてますかね。大丈夫ですかね。いつも聞こえないとか…ありがとうございます。じゃあ、始めたいと思います。 自己紹介「染み出すテクニカルライティング」というタイトルでやらせていただきます。今も、簡単に私の自己紹介があったんですが

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          とあるライティングゼミの感想

          お金払ったからちゃんと言うと、6月から4ヶ月通ってみたとあるライティング講座は、講義・課題提出制度はよかったけど、場の設計として最悪でした。 VisualHunt.com 内容の概略講座の内容としては、大きく、①隔週の講義と、②毎週の2000字課題提出、③その他に分かれます。 ①隔週講義パートについて講義パートの特徴としては ・そこまで体系的ではない ・なかなか無い実体験に基づくアドバイスが集約されている ・動画形式なので、ふりかえり視聴で理解を試せる といったことがあり

          とあるライティングゼミの感想

          UXリサーチのために「信頼性」と「妥当性」を考えてみる

          はじめに下記の記事では、主観と客観の対立構造を越えて、間主観性という概念を紹介し、それがUXリサーチに大切であろうことを書きました。引き続き、同じ「質的研究の考え方」の書籍から、信頼性や妥当性という概念を引っ張り出してみます。 以下の書籍からの引用が多くなります。 説明1.信頼性と妥当性信頼性とは、的で例えれば「どれだけある場所を中心に的が当たっているか」です。その中心は、的自体の中心ではないところであっても構いません。つまり、ある場所を中心に的が当たっていれば、それは信

          UXリサーチのために「信頼性」と「妥当性」を考えてみる

          UXリサーチにまつわる主観と客観の対立構造を超えた「間主観性」

          まえがきUXリサーチにおいて、定性分析・質的分析をする場面があります。これらが提示される時に、安易に量的分析に寄せてしまったり、変に貶められてしまったりすることが多々あります。(補足すると、混合法をとられたり、しっかり分けて量的分析に取り組んでいらっしゃる方・企業もたくさんあります。 そういったことを回避するために、「間主観性」といった言葉を紹介しつつ、UXリサーチとどのような関係にあるのかを考えたいと思います。 主に以下の「質的研究の考え方」からの引用が多いので、興味を

          UXリサーチにまつわる主観と客観の対立構造を超えた「間主観性」

          「ユーザー体験価値をユーザー要求事項としてどのように設計要件につなぐか」に参加した(2020年5月29日)

          https://www.hcdnet.org/hcd/event/entry-1443.html 資料はSNS等に展開NGということなので、感じたことのみを文章で書く。 要求周りの言葉を整えていくこのイベントの1日前に黒須さんが話していた内容 があったので、それに比べるとどうしてもボヤケている印象を受けた。必ずしも明確にすることがいいとは思えないが、内容として今までボヤケていたものを明確化していく内容だったので、少し残念だった。 例えば、これまで「ユーザ要件」といった曖

          「ユーザー体験価値をユーザー要求事項としてどのように設計要件につなぐか」に参加した(2020年5月29日)

          「デザイナーは何をすべきか-『UX原論』の視点から-」に参加した(2020年5月28日)

          オンライン開催なので、参加しました。 品質からみたUXの分類黒須さんが以前から整理している、品質のモデル。進化していました。 設計時と利用時(左右)の大きく2つに分かれており、客観的か主観的(上下)の2つにも分かれている。4象限について分けて議論することが大事で、とてもおもしろかった。 開発とデザインとUX(デカゴンモデル)その他、開発とデザインとUXに関する図が2つ示されていた。 この2つの図は、「使い手」と「作り手」を分けていくもので、慎重に取り扱いたいと思った。つ

          「デザイナーは何をすべきか-『UX原論』の視点から-」に参加した(2020年5月28日)

          「2020年度春季HCD研究発表会」に聴講参加した(2020年6月6日)

          タイムテーブル サービス利用満足度に期待値が及ぼす影響に関する研究メモ:質問された方はみな、満足度についてツッコミいれていた。 自動運転社会におけるHAII(Human AI Interaction )の考察 メモ:これはレジリエンスエンジニアリングでは? ガイドラインなども設計する上では重要だと思います。しかしながら、利用状況を把握していくとなると、ガイドラインでは責任の所在に話がいきがちで、しかも事前にすべて計画できるという立場になってしまう気がしました。 その点では

          「2020年度春季HCD研究発表会」に聴講参加した(2020年6月6日)

          2020年にもなって「UXを恋愛に例える」といった恥ずかしい説明は止め、UXを自分の言葉で説明しましょうという話

          まえがき人間中心デザイン(HCD)やUXデザインといった業界の片隅に足を突っ込んで10年が経とうとしているが、当初より1〜2年に1回ほどの頻度で出回るのが「UXは恋愛に似ている」とか「UXを恋愛に例える」とかいった言説である。 ハッキリ言うと、UXと恋愛の類似性や関連性を指摘するのはナンセンスであり、当人のUX周辺の理解に何ら寄与しないどころか害悪であるとすら思っている。以下にその理由を挙げる。 理由①恋愛している人は「彼氏」や「彼女」や「パートナー」であって、ユーザー(

          2020年にもなって「UXを恋愛に例える」といった恥ずかしい説明は止め、UXを自分の言葉で説明しましょうという話

          100字要約ワーク(要約力育成ワーク)

          最近になって私の仕事において影響していたんだと思い直したワークがあり、それを残しておく。 高校現代文の授業として、国語力を向上させる目的で、H先生が授業中・放課後などに出したワークである。 100字要約ワーク概要[ねらい] ・他者が書いた文章を深く読み、要点を捉える力をつける [ワークの内容] 1. 要約対象となる文章を決める  ・最初は400〜600文字ぐらいの新聞記事など、コロッとした文章がよいと思います  ※私が習った時は、「どんな長い文章でも100文字で要約する」

          100字要約ワーク(要約力育成ワーク)

          フリースタイルMCバトルの楽しみ方(の一つ)を紹介した

          ここ数年ハマっているフリースタイルMCバトルの一つの楽しみ方としてのスライドをリリースしました。

          フリースタイルMCバトルの楽しみ方(の一つ)を紹介した

          個人研究ネタ:文章化からの画面デザイン

          【一言で言うと】カスタマージャーニーマップや、画面を、全部文章化して、それをUIに落としましょうよ、というやつです。 以下のものの延長戦です。 https://www.ia-visualize.org/posts/3242349 この時のは、既存ウェブサイトから言葉を抜き出す→言葉を言い換える→グルーピングする、というのをやったんですが、それを発展的に設計ワークショップ化したいなぁというものです。 【背景】画面デザインって、後から揉めることが多いと思っていて、それって何かな

          個人研究ネタ:文章化からの画面デザイン

          個人研究ネタ:オノマトペで考えるデザイン

          【一言で言うと】 2つ目は、オノマトペでデザインのイメージ共有をもっとできないか、というやつです。ここでいうデザインは、画面デザイン、UIデザイン、インタラクションデザイン、体験デザイン、あたりを想定しています。 今調べたら、研究あったわ… https://www.jstage.jst.go.jp/article/jssdj/64/2/64_2_65/_pdf 【背景的な】 プロダクトを協働的にデザイン・開発していこうとすると、どうやったらつくるもののイメージを共有でき

          個人研究ネタ:オノマトペで考えるデザイン

          個人研究ネタ:SVA法(Step for Value Analysis Method)

          旧:SCATとKA法の融合【一言で言うと】質的データ分析法の「SCAT」と「KA法」を混合して扱ってみた(ニコ動的な意味で)というのがあります。 (これに関しては業務で2〜3回やってるので、悩んでる感じではないです。) 【用語の整理】SCATとは何か、はこちら。 http://www.educa.nagoya-u.ac.jp/~otani/scat/#02 KA法はたぶんこの辺。 http://andoken.blogspot.com/2011/11/ka.html 【K

          個人研究ネタ:SVA法(Step for Value Analysis Method)