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同じ月を見てた (ちゃちゃきのDevLOVE X話し手/運営記録)

タイトルは、昔から好きな「GOING UNDER GROUND」の同名の曲から。

出会ってしまった僕達は なぜか不安だいつも
夢を見れず泣いた日も 僕は君の味方

上手に歌えなくたって届いた声 気づくんだ一人じゃない
育った街も声も違うけれど いつだって同じ月見てた

2019年6月22-23日に開催された、DevLOVE Xに登壇と当日ボランティア的に参加してきた。

話し手になった話

まずは話し手の方から書いてみる。
これまでの10年の話をしようとしたら、結局UXデザインを学んだ話をしないといけないことを再認識した。

自分の10年と、自分なりに整理しているUXデザインと他の分野の接続の話をした。
私の中で徐々に消化している内容なので、大半の人には何言ってるか分からないようなことかもしれない。しかし、少なくとも5年前よりは繋がってきている内容で、コミュニティや仕事で、形を変えつつも考えてきた内容であったりする。

自分の興味の方向性は、何も制御しなければ、かなりニッチなものだとずっと思っている。今でも「デジタル・アイデンティティ」と「プライバシー」の領域は大好きだし、人がどのように世の中を見ているかを知る「質的分析」も好みだ。

興味が極端な私が、話し手になって伝えられることはあるだろうか…話し手や講師の依頼は基本断らないようにしているものの、いつも戸惑ってしまう。

私ができるのは、ニッチな分野で当たり前のことを、こんなことがありましたよ、と資料に起こして話すことなのかもしれない。
今では信じられないけど、UXデザインはニッチで、言い方を変えると「窓際族」の道具だった。質的分析は、未だに力を発揮している領域が小さい。デジタル・アイデンティティ分野の話も、まだセキュリティに比べて重視はされていないように見える。
こういったところを繋げていく必要があるんだろうと思っている。ずっと境界上にいるんだな、私は。

そんなことを考えながら、話し手を務めさせてもらった。

運営(当日ボランティア)の話

私は、2010年後半からDevLOVE裏方にジョインしていて、紆余曲折ありながら、年1回ぐらいはイベントを開催していた。
今回のDevLOVE Xは、あまり運営にタッチせず、ほぼ当日ボランティアとして参加していた。
終わった後で感想を以下のように書いた。

古参ぶってゴゴゴゴ!とやる必要があるかも、と思ってた自分が恥ずかしいw 全く必要がないぐらい、今回の運営チームはすごかった。もう私は自分の興味がある勉強会を細々とDevLOVEでやらせてもらうだけで良さそう…と思ったのは内緒だったりする。

当日何をやっていたかというと、ほとんどスタッフ・話し手控室の番人。あとは、自主的にTogetterに講演ごとのまとめをつくっていた。

DevLOVEのおかげで、5〜120名ぐらいの参加者がいるイベントの運営ノウハウが身についた気がするので、本当に感謝をしている。

まとめ

数ある講演の中で、私のセッションを聞きに来てくれた方、ありがとうございました。2日間で60人に話してもらう狂気のイベントで話してくれた皆さん、ありがとうございました。
そして、運営メンバー全員、ありがとうございました。

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