ちゃーはん芳

創作小説、置いてます どうぞゆっくりしていってください。水のある物語が好きです。

スマートフォンからじゃ、皆さんの投稿した写真使えなくなってしまったんでしょうか……

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流星の正体

こんなありきたりな言葉で自分のことなど表したくなかった。私の感覚はとても平凡で陳腐なものなのだ。なのにこんな凡庸な寂しさを慰めるような物語がないのは何故なんだろ...

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はるみぞれと夏の少年 第13話 ―心に潜る―

深く沈みこむように考えてばかりいる。  春霙(はるみぞれ)の潜考は歯車だった。どこにも行き着くことなく、その場でぐるぐると回り続けている。けれどその回転は、確か...

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雨と夜空の相互関係

それはどちらも、人を饒舌にさせることにある。  雨は、言葉と言葉の隙間を埋めて、夜は少しだけ私たちの目を悪くする。  夜は街に帳を降ろして、雨は声に帳を降ろす。...

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水沢さん

住み込みのアルバイトを始めた。水沢さんは、そこで出会った同僚の中で、一番年齢の近い方だった。  水沢さんは、右耳に一つ、左耳に三つピアスホールを開けていて、少し...

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はるみぞれと夏の少年 第12話 ―秋は嘘をついた―

秋微雨(あきついり)は嘘をついたのだ。  春霙(はるみぞれ)が閉じていた目を開けたとき、秋微雨の姿はもうどこにもなかった。彼女の座っていた皮のソファには少しの重...

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