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〜拡大する日本語学校… その組織運営について中規模ー大規模校5校が組織運営改善に向けたグループを結成!〜(日本語業界から「今」を考える)

先日行った「日本語業界異種同種交流会」から、小さいですが新たな動きが日本語業界で起こっています
今回はそのレポを


中規模~大規模の日本語学校、5校が組織運営改善に向けたグループを結成

現在の日本語学校は学生数が増え大規模の学校だと1000人から2000人の留学生が在籍します

当然、日本語教師や職員の数も増加し非常勤講師まで含めると以前とは比較にならないくらいの組織規模となり、中には一般企業の同等の学校も存在します

前回の「日本語業界異種同種交流会」に参加した学校さんで中規模から大規模の日本語学校の校長・副校長・教務主任が発起し、学校の枠組みを超え、組織運営に関する状況・情報共有、改善を目指した話し合いを実施しました!

すでに第一回目が行われ、各校の取り組みを事例で発表したり、今後の展開について意見を出し合うなど行っています

ぼくが知る限り、日本語学校同士の現場レベルの組織営に関するグループは多くはありません…

これは、業界にとって確実な一歩となりそうな気がしています

ぼくに協力できることがあれば積極的にサポートしていきたい…、その旨も先生方にお伝えしました

すると、早速ご依頼が…笑

第一回目のミーティングの際に教員、職員、非常勤講師を含めた、組織マネジメントの必要性があがったようです

・社員の評価方法
・新入社員へのキャリアパスの示し方
・社員の離職防止、定着率UPのためにできる取り組み
・社員のモチベーションを維持するための方法
・中規模、大規模の職場でマネジメント上気を付けるべき点


そしてこの問題は日本語教師間で意見を出し合うのでは不十分で、マネジメントの専門家からレクチャーを受け、質問をしたいとのご依頼でした

この動き、ぼくはとてもよいと思います

業界内での話に終始せず、他業種から専門的な知識や考えを導入していくことは、今後積極的にやっていきたいと思っていたからです

そして、講師手配は、実はぼくの最も得意とするところ…笑

これまた「日本語業界異種同種主交流会」に参加された若い起業家の方にご相談させていただくと、その方も「日本語業界の発展のために協力します!」ということで、マネジメンのコンサルをされている、ドリームアクト株式会社、川上晃博氏をご紹介いただき、さらにその講演料を負担していただくことになりました!


そして本日、川上氏の講演が、都内の某日本語学校にて行われます

5校からは校長、副校長、教務主任の他、10数名のスタッフが参加し今後の組織運営に生かしていくとのこと!

業界に少しずつですが、新しい動きが芽吹いており、後日大きな実を結ぶことをぼくは期待したいし、積極的にサポートしていきたい、と思っています

行政や国際状況などぼくたちにはどうしようもない事情に振り回される…
そんなことが確かにこの業界にはあります…

しかしだからといって、それは何もしなてくもよいということのいいわけにはならないはずです

今、Twitterでは非常勤講師の方々が様々な勉強会やセミナーを企画され、参加され、個人レベルでの変革を進めていらっしゃいます

そういった動きをぼくはすばらしいと思います

そして今回のようにしかるべき立場にある方々が、まずは自分の組織変革に他校と共同して取り組む…

そして足りないリソースは補いあう…

マネジメントの講師が必要であればそこと繋がれる人にアウトソーシングすればいい

そういった繋がりを広げて行くことには大きな意味がある

今回のように、自分がそういうことができることを大変うれしく思いました!

さあ、今日の夜、日本語業界にとって新たな一歩が踏み出されます

今日の講演の様子は後日レポートします!

そういった新しい潮流を共有すること…それができることもまたぼくの喜びです

【参考」


いろんなことをやりたいです!日本語業界のコミュニティづくり!リアル世界とWeb世界を繋ぐ!日本語業界とnoteのデザイナーさんを繋ぐ!リアル世界でのイベント!などなど…。そちらのサポートにさせていただきます!