ちょうちょ/せっけん

大好きなうさぴーへ

怒涛の3月が過ぎ去り、4月のカレンダーを珍しく昨日のうちにめくりました。大学生活も折り返しと思うと早いような気もしますが、案外ちょうどいい感じもしています。私は院があると思っているせいもあるでしょうが、2年前の4月からこちらのことを考えると、心構えも知識も随分と変わったものです。ちょうど2つ下の高校の後輩が大学にくるとのことで、高校の2つ差と大学の2つ差ではだいぶ違うな、などと思いました。知識と書きましたが、勉強に関しては自信をもって進歩といえるものがあんまりなくて、周りに影響されて興味ばかり芽を出してほっぽり出されて、ちっちゃい苗がいっぱい冷凍保存されているみたい。もう就活をしている友達や分野内のつながりを着実に作っていく子たちを横目に、マイペースな人たちを正面に据えています。大概のことは今やれば今しかできないんだからさ。

今日は1日うどん屋バイトでした。バイトの人間の中では真ん中くらいの古さになったのですが、接客は向いていないのかな、一向に使えるヤツになれずにおります。留学明けで久しぶりに働きに行ったら、半年前に初々しかった子たちが立派にアテンドさんとかしていて、私はそれを任される度にどうしても違うことを始めてしまってお客さんを案内できなくなるのはどうにかしたいのです。今日も追加の注文を伝票に書き忘れて会計をしてしまい、2000円弱の損失を生み出しました。あーあ。ついこの前入った子も、それこそ2つ下なのになんだか接客が自信ありげだし社員さんへの受け答えもすごくしっかりしているしで、いろんな人を「後輩」をするうえでの先輩に仕立てて彼女たちが自然にしているであろうスキルを盗もうとしています。そんなことを考えているから伝票を間違えるんですけどね。無心でできる掃除とか皿洗いとか、好きです。トイレ掃除がいちばん楽しいかも。ビールサーバーの掃除で手順を間違えてビールの薄まった液体のしぶきを顔に浴びましたが、自分の顔なら拭けばいいもの。かわいげのある後輩になるとか、想像に難くないでしょうけれど苦手中の苦手。どこかで書いたかもしれないけれど、悪くいうと媚びを売るのが上手な友達がいて、それが嫌で嫌で、そうなるまいと10年近く過ごしてしまったので。ある程度のサービス精神みたいなものは必要だとわかったときには、生来の不器用も相まって時すでに。物語だと愛想のないキャラには秘められた輝きがあるもので、社交性よりもそちらを磨こうと無駄なあがきをしている節があるのかもしれません。言語化すると恥ずかし。多分何度もこんなこと書いてるので、そろそろ満足するべきだな。でもなんだかんだいって、バ先はいい人ばかりで最終的には楽しいですよ。

思いのほかネガティブになりましたが、あったかくなってバンザイ!暑くなるな!の気持ちです。半袖の上に直接着るジャケットのひんやりした感触を大事に明日も生きてゆきます。あと高いところから見るオオイヌノフグリのかわいさが振り切れています。

2024.04.01

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