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会社員こそ地域文脈で複業すべき3つの理由

お茶でシゴトをつくる人、茶人です( Twitter / Instagram
先日大丸梅田店さまでお茶イベントをさせていただきました。食堂の仕組みや隠語など弊社に似ているところがあってビックリ。ライバル企業さんの中に入る機会はそうないので、とても良い経験になりました。

▼まずはかんたんな自己紹介です

私は フルタイム百貨店社員(給与所得) × お茶の普及活動(事業所得) × ◯◯ と、いくつかのなりわいを組み合わせた複線的生き方を志向しています。
職業や生き方はいくつか組み合わせることでしなやかになると信じ、小売・お茶はもちろん、複業・家業・キャリア・お金・健康など色々な切り口で発信しています。少しでも読んでくださる方の生きるヒントになればうれしいです。

今日は「会社員こそ地域文脈で複業すべき3つの理由」というテーマで解説していきます。
世はまさに大複業時代ですね。今年何らかの事業にチャレンジした人も多かったのではないでしょうか。そしてチャレンジした結果、思ったより稼げないなとか、これは大変だぞとか、悩みや壁にぶちあたった方も少なくないと思います。そんな方には、特に会社員の方は地域文脈で複業することをオススメします!それでは理由を解説していきましょう!

1.希少性がある

「地域 副業」などと検索するとたくさんの求人が出てきます。需要と供給を考えるとまだまだ地域には仕事をする人が足りていないんですね。
木下斉さんが著書「まちづくり幻想」で仰っていてなるほどと思ったのが、

「地域に仕事はあるが、単純作業に従事するくらいなら都会から来ないほうがよい」

と言及していたこと。いくら地域に仕事があるといっても、単純作業ではただの地域人材の置き換えでしかありません。都心で培ったビジネススキルを活かせるような、地域に新たに付加価値をだせるような働き方や仕事が地方からも望まれているし、やってる本人も意義を感じやすいでしょう。

2.今の仕事で培ったスキルを活かせる

ふだん自分がしていることなんて大したことないと思っていませんか?
パワポ やエクセルを使いこなす、簿記3級程度の会計知識がある、SNSを使いこなす、事前に上級クラスに根回しする、にこやかにコミュニケーションができる、、、
これらは実は大きなアドバンテージです。まだまだ満足に使いこなせる人材が少ないのが地域の実情なんですね(地域差は大きいけど)。ふだん会社でやっていることが大きな武器になり得るんです。特に0→1の企画力や関係者を巻き込んで小さな種を大きな芽に育てていくことは、中堅以上の会社員なら経験し始めている能力で、地域に入ってもとても歓迎される能力だと思います。

3.ハンドルを握っている感覚を得られる

会社員はどうしてもスポット的な業務になりがちで、よほどの役職者でない限り事業の全体像を見渡すことは少ないと思います。複業をするならふだんの仕事では得られない経験をしたいものですよね。
設計次第ですが、地域での複業であれば事業者やプロダクトの選定からその後の展開の仕方まで、など広い範囲で事業をみられるようになります。もちろん、その分の結果責任は伴いますし、自身のキャパとの相談にもなりますが、俯瞰的に携われることは、地域複業の大きな魅力です。

▼まとめ

複業で壁にぶちあたっている方はぜひ地域文脈で何か行動してみましょう。
お住まいの地域で仕事はないか市報や市のHPをみてみるもよし
「地域 副業」と検索し自分のふるさとや好きな地域を調べてみるもよし
きっとあなたのスキルや経験を求めている場所があるはずです。
今回はほぼ一般論ベースでのお話になりました。具体的な仕事の取り方や地域で活動する際のスキルアセットの組み方などについては、また稿を改めたいと思います。ちなみに私は故郷である埼玉県川越界隈や京都で主に事業をしています。やはりふるさと(川越)や好きな地域(京都)で何かできるのは生きる上での肯定感が高まりますよね。

このnoteでは、生き方を複線化するいろいろな手法を発信しています。
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