見出し画像

生きづらさを抱えた30代会社員が見つけたキャリアの道筋

お茶でシゴトをつくる人、茶人です( Twitter / Instagram )
とん!と一気に年の瀬ですね。
今日は今年をふりかえったり、来年以降に向け気持ちを新たにしたりをお届けします。

▼まずはかんたんな自己紹介です

私は フルタイム百貨店社員(給与所得) × お茶の普及活動(事業所得) × ◯◯ と、いくつかのなりわいを組み合わせた複線的生き方を志向しています。
職業や生き方はいくつか組み合わせることでしなやかになると信じ、小売・お茶はもちろん、複業・家業・キャリア・お金・健康など色々な切り口で情報や考えを発信しています。少しでも読んでくださる方の生きるヒントになればうれしいです。

今日は「生きづらさを抱えた30代会社員が見つけたキャリアの道筋」というテーマでお届けします。

<2021年のふりかえり>

▼2021やったこと

①イベント事業(to B to C)
 サウナ×お茶@京都今出川(2月)
 天空茶畑でお茶摘み@京都和束町(6月)
 金の茶会@大丸梅田店さま(11月)
 オンラインお茶摘みツアー@ 埼玉大学附属中さま (6・8月)
 ファッション×お茶@AFRICLさま(12月)
大学連携事業
 大阪市立大学さま【お茶日和】(2月)
 武蔵野学院大学さま【彩色兼備】(7月)
 多摩大学さま【えにし】 (10月)
③イベント事業(to C)
 福茶会(1月)
 ききさくらもち(3月)
④取材
 リライズニュースさま【お茶文脈】
 ソトコトさま【複業文脈】
⑤SNS
 インスタ(FB連動)46本、note9本

▼2021のポイント

今年は③の自主企画は減らし、”想いに共感できる方と一緒に事業をする”を重点テーマにお茶してきました。
特にいま面白いと感じているテーマが【観光(LOCAL)】【教育】
お茶が元々もっているローカル性や学べる要素を考えると、親和性の高いテーマでもあると思っています。
来年もこの①➁を中心に活動し、④⑤で発信していきます。
まだまだお茶のことはわからないし、畑やつくり方など知らなければいけないことも多い。茶道もまだまだ学び途上です。
来年も勉強していきます。

<2022年~もっと長期>

▼これからやっていきたいこと

さて、このお茶事業をたくさんしていった先には人生のマイプロ ⓒイノベーションキュレーター塾 があります。
それは『仕事や住む場所に捉われず、生きやすさを感じる人生パターンを探し、伝える』こと。

家業持ちあるあるですが、昔から、何となく家業に縛られている感覚がありました。

このまま大人になったらきっとこのお店をやるんだろうな
僕にやっていけるだろうか
外の世界はきっともっと面白いのではないだろうか
でも外に出ていったらおとうさんおかあさんは悲しむかな

そういった類の、人生に対するぼんやりとした恐怖があったんですよね。
決して継ぐことを強要されていたわけではなかったけど、ずっとモヤモヤしていました。(高校の進路相談で将来の職業について話したとき、親への後ろめたさを感じたことを今でも強く覚えています)
アトツギはこんな風な感情を抱きがちなんです。
(だから反発から学生時代にヤンチャしてしまう人も多い)

そんな家業ですが、家業を中小企業と読みかえると、中小企業はいま過渡期にきています。
日本の中小企業は全国で約358万社ありますが、その多くが後継者不足で廃業の危機に瀕している。
要因はさまざまですが、アトツギ不足が大きな要因の1つではあります。

一方で。
会社員を全力で15年もしていればわかってきますが、今の会社はとかく生きにくい。
システムが標準化・没個性を前提につくられているので、この個性化・個別化の時代にはそぐわないことが多々あるんですよね。
個人の力量、裁量での局面打開を求めながらも、会社の枠からはみ出ることはやりにくいんです。
閉塞感を抱く会社員は、いまとっても多い印象です

そこで、です。
この両者を経験した自分だからこそ出来ることがあるのでは、そんな気がしているんです。

人材が枯渇する中小企業と
組織で閉塞感にさいなまれる会社員
この2者が結びつくと日本はもっと面白くなるだろうなと信じています。
今は結び付け方がハッキリしませんが、会社員が中小企業や家業、個人事業にもっともっと出ていくと、きっと何か生まれるはず。

30年近く前、埼玉の片田舎にある小さなお茶屋で育ったちっぽけな少年が感じていたとてつもなく大きな閉塞感は、きっともうすぐ解消されているでしょう。
そのためには稼ぎ方を多様化しなければいけない。
安心して「面白いなこれ!」と思える道に飛び込めるよう、給与所得でも事業所得でもナリワイをつくれなければいけません。
(こういった金銭的な心の安全性をファイナンシャルウェルネスというそうです)

私にとって事業は「お茶」で給与は「流通小売り」です。
お茶を切り口に、会社員が多様なパターンで生きられることを発信し、『仕事や住む場所に捉われず、生きやすさを感じる人生パターンを探し、伝える』を叶えていきたいと思っています。
まだまだ言葉がこなれませんが、現時点での想いということで。

2022年も、少しずつでも未来に向けて積み上げていきます。
今年は心的に参ってしまうことも多かったので、少しずつ、少しずつ。
ご一緒できそうなところがあれば、ぜひご一緒しましょう。

<さいごにオマケ>

ここまで読んでいただきありがとうございます。
長いですよね、僕もビックリしました。読んでくれた人いるのかな。。笑
最後にオマケとして、今年読んだ本の中で、会社員の人生パターンの多様化にお役立ていただけそうなものを厳選版として5冊ピックアップしてみました。
よろしければ。


それでは、よいお年を!

支援してもらったお金は、お茶の体験につかったり、生き方のコツを知る経験につかいます。このnoteでしっかりフィードバックして、お金をはらってくれた人(=読者さん)、がんばる人(=体験元の人)、つなぐ人(=茶人)のみんながうれしいnoteにしていきます!