ながの大道芸フェスティバルに行った (2017/9/2於長野市中央通り、セントラルスクエア)

 善光寺表参道の初秋の風物詩、ながの大道芸を見におでかけ。時期的に参加しやすくて、信州に来てからはほぼ毎年出かけているような気がする。今年は2歳11ヶ月の子と、友人とその子どもたち(4歳、1歳)と巡ってきた。

 ■まずは腹ごしらえ、一粒万平でお野菜ときのこのランチブビュッフェ。
 野菜の個性を引き立てるようにシンプルに調理されていて、とても美味しい。唯一の動物性たんぱく質のおかずが鶏のから揚げという点も最高。去年もここで食べました。今年もたいへんよく食べました。で、結局腹こしらえすぎて、動くのがしんどくなりました(学習しましょうね)。

 ■初めは、今日のお目当てパフォーマーのうちの一組、スコビルズ。
 LOTOさんとBINGOさんのクラウンユニット。まずね、音楽がかっこいい。そこらのピエロみたいにふわふわしていないんだぜ、パンクなピエロなんだぜ!
LOTOさんのソロパフォーマンスの雰囲気のままに、BINGOさんがいることで即興やブラックジョークがパワーアップして、どんどんネタ繰り出されて楽しかった。

 ■お目当てその2も初めて見る、Happy Merry Circus
・・・と思ったら、見始めて気づいたよ、GちょこMarbleと森田智博さんのユニットだったよ。3人でどたばたコメディを繰り広げながら、ジャグリング・アクロバット・エアリアルが繰り出されるサーカス。
超難しいことをしなやかに軽やかにやってみせる森田さんからは、相変わらず目が離せなくて、ほら、ボールジャグリングなんていきなり5つから始まっちゃう。所作も美しいし、まるで妖精。Gちょこさんのどたばた風味に、妖精が加わることで、ショーがファンタジックになる魔法。あー。好き。
ちょこさんのエアリアルをみて2歳の子が「ゆりかごみたーい」と言っていた瞬間が、本日のほっこりハイライト。いやいやあの上、ものすごい緊張感だぜ?
ジェンさんのジャイアントバルーンは日本でやっている人をあまりみかけないので、出会えるとなんだか得した気分になっちゃう。本当はけっこう危険な技だと思うんだけど、ダイナミックでコミカルで楽しい。コドモハミンナフウセンダイスキダネ。

■最後はなんだかんだでお久しぶりの加納真実さん。
定番の「恋人よ」「ノる!」「仮面舞踏会」。安定のシュールさに、子ども向きでないから途中で離脱か・・・と思っていたけれど、子は「なんだかよくわからないけど、目が離せない」という感じだった。うん、わかるよその感じ。
毎年出演されているだけあって、お客さんも常連さんが多い。小学生くらいの女の子が、上下青ジャージの加納コスで見に来ていた(そして仮面舞踏会にも出た)のが粋だったなぁ。

 子は、私になんとかお付き合いしてくれているという感じで、なかなか集中して最後までショーを楽しむというわけにはいかない。まぁ、そうだよね。。結局、最後まで見られたのは3組だけ。あとは善光寺にお参りしたり、スイーツを食べにお店に入ったり。転んで流血してバタバタしたりも。でも、友人親子と一緒だったので、おふざけできる相手がいて、なんとか1日を楽しめた子連れ大道芸。気の向くまま街歩きを楽しめるのも大道芸の醍醐味。おかあさんの趣味に付き合ってくれて、ありがとう。

 ながの大道芸は、表参道大通りがズバっと歩行者天国になり、ポイントが並ぶ様は壮観だし、動線が良い。美味しいものがたくさんあって良い。日差しは強くても時に涼しい秋風が吹いて、過ごしやすいところも良い。
私の秋スイッチでもあるイベント。来年も行きます。

http://www.nagano-saijiki.jp/event/list.html