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TDRに行った(2018/1/28-29)

ここ1年くらいTDRに行きたい欲、むくむく。

鳥取時代から、TDRに関してちょっとおかしい友人(誉めてます)に恵まれていて、年パス持ちで毎週inで結婚式はアンバサダーの彼女とか、年に1回バケバで4泊、ワタシの結婚式の翌日には単独松本からTDRin経由で帰鳥の彼女とかとか。昔は彼女らにおんぶに抱っこでくっついて行っていたのだけど、その記憶も遡れば9年経っており、ほぼ化石。信州に移住してからはすっかりご無沙汰。
ここにきて、数年前から身近な友人がTDRにはまってちょっとおかしくなり(いや、誉めてます)、しかも彼女の持ち前のカリスマ性と情報収集力の高さから次々繰り出されるTDR賛美。そりゃね、い・き・た・い!ってなるよね。もちろん、ワタシだって元々好きなわけだし、子どもにも見せてあげたいってなるよね。というわけで虎視眈々とタイミングを計っていたわけです。

この2018年冬は、フローズンのラストイヤー、スターツアーズもSW最新作ver.、シーではピクサーのイベント。
ここにきて、カーズやアナ雪にはまる息子。

ディズニーデビューするなら今シーズンじゃない?

2月夫忙しい、3月ワタシ忙しい、1月・・・いやいや寒いわ。

でも今しかなくないっっ?

・・・ってことで(虎視眈々とタイミングを計っていたわりには)急遽、年明けにin決定!

久々の!ディズニーリゾート!しかも泊まり!
初の子連れ、初の車!

入園を待つ間のあの胸の高鳴り!ゲートをくぐると広がる別世界!
来たわ!ワタシ来たわ!!

というわけで行程はスキップ踏みながら以下。
【ランド】
スターツアーズ交代利用→シンデレラ城→アストロブラスター→トゥーン→アリス→ダンボ→ツリーハウス→ジャングルクルーズ→ドゥーパー→ハピネス→ホースシューランチ→ハニーハント→フローズンファンタジー→鉄道→一旦outホテル→再inフローズンフォーエバー

【シーメモ】船→マーメイドラグーン(スカットル→ワールプール→プレイグラウンド→ジェリーフィッシュ)→アクアトピア→BBB→プレイタイムパルズ→マックィーン→outホテルの大浴場利用してさようなら

ランドはかなり効率よく回れたと思う。
シーは寝坊や抽選・予約のタイミングが叶わずだったけど、あたたかい日で助かった。
THE閑散期に来たのは初めてだったけど、その空きっぷりと宿代の安さにびっくり。こんな条件で来てしまうと、もう混雑期に高いお金を払って来る気になれなくなるかもしれないって程には恩恵を受けた。
細かい感想はきりがないので、シーズンエンターテイメントに絞って以下。

■フローズン・ファンタジー。息子が寝たので単独エルサポジ立ち見で観覧。当初観る予定にしていなかったけど、これは良かった。時間的に西日を受けてキラキラ感が増して美しかったこと!チビエルサな女の子ゲストたちが一緒に踊ったりしていて可愛かったなぁ。
■フローズン・フォーエバー
「忙しい人のためのアナ雪」なんて言われていたけど、元々のストーリーも音楽も優れているので引き込まれて最後は涙がハラリ。いまどきの技術を駆使した、豪華なプロジェクションマッピング、タイミングばっちりのパイロ!これぞ現代のディズニー!
■ピクサー・プレイタイム・パルズ
手遊びで体動かして気持ちも体もほぐれたところに、ピクサーの仲間たちがワーッと登場してきて感極まった。それぞれの映画での冒険を終えたキャラクターたちが、ゆっくりとシーで過ごしているような、それでもって私たちに会いに来てくれたようなほっこり感。座り見席4エリアのそれぞれ四方通路側が楽しい。必見。
■マックィーンのヴィクトリーラップ
その姿を見ただけでカッココイイぃぃ!!とアガって年甲斐もなく黄色い声が。演出もキレキレで盛り上がってた。息子は「はた、もちたい~」と切望した。最後の紙吹雪も浴びたかったよね~。整理券取れなくてごめんよ。

息子的TDRデビュー、行く前は意気揚々としていたけど、行ってみると、
(アトラク)こわい、のらない、はいらない…
(ショー)みない…
(グリ)いかない、とらない…
ということも多く、腹調子も優れない。予測不可能な暗闇・大きな音・怪物は途端にダメ。中がよくわからないアトラクは拒否(カンベア、フィルハー、スティッチ系etc)。刺激の多い場所はあまり得意ではない上に、初めての夢と魔法にあてられたのか、元々体調が悪かったか、忙しすぎたか・・・。
しっかり楽しめたのはハピネスとマックィーンくらい。ドゥーパーはキッズエリアにいられず膝上鑑賞していたけれど、最後は自分からフィナーレに出向いてミキミニとふれあえ、ホッとした(ワタシが)。
そんな割に、人生初のポップコーンバケットには「くろいひとのやつにする」と、ダースベイダーをチョイス。バター醤油味が美味しくて食べる手が止まらずニヤニヤ。最後にお土産をひとつ選んでいいよと行ったら、悩んで悩んでこれをチョイスし、両親を打ちまくってニヤニヤ。息子よ、君はそっち側なのか。


大道芸しかり、親が好きなことを一緒に楽しみたいと思うのは親のエゴだよなぁと思うなどしてションボリ。
今回諸々拒否して離脱する子に対応してくれた夫には感謝。おかげで観たい演目を最後まで観られました。
もし次があれば、あたたかいシーズンにいかだに乗ったり、フォトロケめぐったり、パレードを見たりして、のんびり過ごそうかな。きっと何年も先のことかな。

付き合わせてしまった罪悪感に苛まれつつも、エンターテイメント志向のワタシ的には、お目当てのショーやパレードをたくさん見られて満喫したわけで。その全てが、期待以上で、大きかろうが小さかろうが季節限定だろうが経年だろうが、抜かりない演出と美術とキャストの技量。
アトラクションの装置は全くうるさくないし、音楽はどこにいてもバランスが取れていて心地良い。
そして情報と対応の統一化が行き届いた素晴らしいゲストサービス。手袋をなくしたことを申し立てていたら、翌日には見つかって連絡がきたし、1週間後には郵送で届きました。普通のよくあるノルディック柄のやつ。こんな落し物ごまんとあるだろうに。
ゲストみんなを魔法にかけられるという唯一無二の自負心みたいなものがあって、こちらも安心して世界に見も心も委ねられる。TDRがTDRたるために、どれほどの細やかな準備と熱いハートがこめられているのだろう。
こんなクオリティを35年間維持しているTDRのホスピタリティを改めて実感。
みんな大好きなはずだよね!
私も何年も先なんてショボクレていないで、また遠くないうちに来たいよ!

(20180227追記)
in後、全くTDRのことを口にしなかった息子が最近、「トイストーリーのおともだちとごはんたべるところ、おもしろかった」(ホースシューラウンドアップ)、「うみのなかのゆうえんちたのしかった」(マーメイドラグーン)など、思い出話をポジティブに振り返るようになり(ホースシューもマーメイドラグーンも、入る前は拒否・拒絶だったのをなんとかなだめすかして入ったんだけど)、1ヶ月経ってようやく刺激を消化してきた感がある。
ちなみに、先日息子と火事レスキューごっこをしていたところ「こどもが死んでしまった!」ったと言うので、どうしようかと投げかけたところ、「まほうつかいをよんでこなくちゃ!でぃずにーにれんらくしよう!」と言い放った。うん、合理的。再生の力がディズニーにはあるのだね。