_エモい_が無いと_あなたの魅力は半減

「エモい」が無いと、あなたの魅力は半減

「エモい(笑)」とちょっと小馬鹿に使われるシーンが最近多いワードですが、私はこの「エモい」という言葉こそ、これからコンテンツの魅力を最大限に引き立たせる要素だと大真面目に思っています。逆に言えば、それが出来ていない状態ではあなたのコンテンツの価値は半減していると思います。


このおばあちゃんのツイートがバズってから、「ヒトの共感はどうしたら生まれるのか」ということをものすごく考えるようになりました。その結果たどり着いたのが、「エモい」というワードと、その付加価値。そこで今回は、人の共感がどれだけあなたの価値に直結しているかについて書いてみました。


このnoteを1分で要約するよ!

①大量生産、大量消費→モノよりトキ消費

②人は、ストーリー含めて物の価値を感じる

③エモいコンテンツの練習にはTwitterが最適


エモいと歴史

高度経済成長期は、大量生産、大量消費が中心。とにかく、生活の水準が物の豊かさに伴いあれよあれよという間に上がっていきました。

でも、今はどうでしょう。

物が満たされた後、ヒトが欲しくなるのはもはや物だけではなくなります。体験や、もっと自分の心を豊かにしてくれるような高度なコンテンツを求めるようになる。

そうして「モノ」より「コト」になった時代がやってきました。そして、時代は更に一歩進み、「トキ消費」へと移りました。
トキ消費の特徴は
①非再現性・限定性
②参加性
③貢献性
という3つの軸で成り立っており、「ももクロ」が良い例と言えます。まだ完成しきっていないアイドルを、自分が貢献する事で一緒に育っていく。また、ライブにより周囲の仲間とその空間を共有できる。
これからは、消費者も作り手にまわる動きを求めてきます。

エモいと購買意欲

人はただ「機能性が良い」だけでは、購買意欲が掻き立てられないようになってきました。人が欲しがるのは、その商品が作られた背景、つまり「誰が」「どんなきっかけで」「誰と」「どんな想いで」この商品が作られたのか?消費者は、そのストーリーをもっともっと知りたい、参加したいと思っています。

「モノ」より「体験」を購入しているとも言い換えられます。ストーリーを含めて、その商品の価値は決まるようになりました。


エモいとクラファン

「ストーリー含めて購入する」

と聞いて、一番わかりやすい例がクラウドファンディングです。

クラファンが流行った理由には、この「モノ」より「トキ」の時代の到来が1つの要因としてあると思います。みんな、自分の価値があると思ったものには、惜しみなく金額をだすことが証明されました。

また、クラファンはまだ商品として現物が出来ていない状態から公募を募ります。それでも、これだけ多くのプロジェクトが成功している理由は、「その商品の背景に共感している」そして「自分もそのプロジェクトに参加したい」から。

作り手が熱くストーリーを語れば語るほど、そして上手く伝えられるほど、その想いに共感した人で溢れかえる。まだ現物を見ていないにも関わらず、高額な金額でも財布の紐を緩めていきます。


エモいとTwitter

ここまで読んだら、そろそろ

「エモい」ってなんか馬鹿にできないんじゃないか...?

と思いはじめたんじゃないかと思います。

では、エモいコンテンツとはどうやって作ったら良いのか。


私は、練習として「Twitter」をオススメします。理由は、以下の2点です。

①拡散力が強い→いいねorRTが、エモい指標として分かりやすい

②文章のみの勝負→文字だけでどこまで共感をおこせるかが鍛えられる

140文字という限られた文字数の中で、どれだけ多くの人に共感を呼び起こせるか。これが自由自在にできるようになれば、今まで無機質だったあなたの魅力が、さらに彩り豊かに色んな人に伝わるようになると思います。

もちろん、Twitter以外でも

写真とか画像で表現したい!→instagram

長文でちゃんと表現したい!→Blog

でも全然大丈夫だと思います。

ちゃんと発信して、バッターボックスに立ち続けることさえできれば大丈夫です。


まとめ

・高度経済成長が終わり、「モノ」から「トキ」の時代になった

・ストーリー含めて、人は物に価値を感じてお金を出す

・エモい文章を鍛えるには、Twitterが最適


大切なのは、あなたの発信したいコンテンツと、あなた自身の「エモい」レベルを上げること。それによって、共感から価値を倍増させることができます。

どうか、あなたの価値を安売りしないで下さい。

ちゃんとその背景を共感をもって語れるようにして下さい。

今回査読頂いた方

・松村 錬磨さん https://twitter.com/Rnmtsu

参考https://www.advertimes.com/20171120/article261551/

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