「タマがソフトバンクの白い犬に変わる」もし東芝以外の企業がサザエさんの一社提供をするとしたら。

「東芝問題でサザエさんはどうなる?」という話がすこしまえに話題になった。サザエさんの一社提供企業といえば東芝が有名だからだが(現在は一社提供は解消)、もし他の企業が変わって一社提供を行ったらどうなるか?

という話題はけっこう前から私が主催しているchakuwikiで進行していた。

もし東芝以外の企業がサザエさんの一社提供をしていたら

ムダに膨大な情報になってるので一例を紹介すると、例えばソフトバンクが一社提供するなら次のような案が挙がっている。

・タマがいつの間にか白い犬に変わっている。(正体は波平)
・隣に黒人が引っ越してくる。
・一家全員がホークスファンになる。(一年に一度はヤフードームへ行く)
・黒電話なのにYahoo!BBになる。

ここで面白いのは、一社提供番組は当然ながらスポンサーの意向を強く受けるという共通認識がありながらも、やはりサザエさんはサザエさんであり続けるということだ。タマはどうなるか知らないけど。

つまり広告が先にあるのではなく、番組のあとにスポンサーが付いている。

当たり前の話だけど、ネットでは当たり前ではない。コンテンツ制作費が捻出しにくいネットではなかなか一社提供番組が成立しないからだ。

話題のネイティブ広告も、インフィード広告(コンテンツとコンテンツの間に表示される体裁の広告)のことですよねと見られがちだけど、まだその誘導先は純粋な広告や商品サイトであることがほとんどだ。

ユーザーからすれば唐突で不自然な経験になりかねないので、クッションとなるような一社提供の番組、スポンサードコンテンツがあるのが理想だが手間とお金がかかる。

そこはまだまだ試行錯誤な段階だけど、テレビの一社提供番組と、5分程度のいわゆるミニ番組が大きなヒントになる。

ちなみにこないだ作らせてもらったドラマ「俺の恋に通信制限かかってる」もLINEモバイル一社提供の5分ドラマだ。

スマホ向け「タテ型ドラマ」をLINEが制作&配信スタート

なぜ5分かというと、これまで記事、漫画を作ってきた経験から、5分までならスマホで見てもらえることが分かっていたからだけど、結果、動画でも8割の人が最後まで見てくれた。

時間の長さにこだわるのはCMとの差別化だ。商品のテーマに合わせたコンテンツを作れた場合、その商品への態度変容の大きさは、そのコンテンツを視聴した時間に比例して大きくなることは態度変容調査でハッキリしてきた。

ここまでくればあと一息だ。1分以内ならCM、3分以内ならバズ動画だけど、5分なら「番組」として成立する。そして一社提供の5分番組は数多く存在する。主に教養番組、ドキュメンタリー、ドラマだ。

一社提供番組 (Wikipedia)
ミニ番組 (Wikipedia)

広告主は5分番組に慣れている。これが大きい。
「ネットでも5分番組をしませんか」と提案しやすい。
特にドラマはフィクションなので、商品とも組み合わせやすい。

あとはリーチだ。CMが典型だけど制作費の大きさはリーチの大きさに比例するから、リーチが大きな面があるほどネットの5分番組は成立する。

年々ネットのメディアのリーチは増えているので長期的には楽観だけど、様々なプレイヤーがいるので、いかに「リーチ×クリエイティブ」を早く展開するかが勝負になるだろう。急がないと。

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