面白いの反対は「つまらない」ではなく無関心です。

「つまらない」とコメントがついた事をきっかけに、書くのをやめてしまう新人ライターが多くてつらい。企画でも、つまらないという声を聞いた人がビビって止めてしまうことがある。

非常にもったいない。というのは、「つまらない」と言われることから企画は始まるからだ。ある程度の存在感がでないとつまらないとも言われない。

マザー・テレサは「愛の反対は憎しみではなく無関心です」といったが、これをWeb記事に置き換えると冒頭の表題になる。

思い返すと、私が他人からつまらないと言われたのは、10年前にバカ日本地図という企画をやったときだ。コメント参加型の企画なので、「毎回つまらなくなっていくな!」「バーカ!」といったコメントもたまに来ていた。それ以来、「もうオワコンだな!」と毎年言われてもう10年になる。

他人に言われる前にも、知人からブログなどについて「つまらない!」「見ていて恥ずかしいからやめろ!」とよく言われたものだ。それが本になると、同じ人が一変して「すごいじゃん!」と言う。「つまらない」と言いまわっている人の評価なんてそんなもんなのだ。

さらに、「つまらない」と言っている人のSNSを見ると、いろんなものに「つまらない!」と言っていることがよくある。つまりそういう人なのだ。

もちろん実際に作品がつまらない、ということもあるだろう。しかしそういった本当につまらないものはスルーされるだけで、「つまらない」とは言われない。どこかで引っかかっているので、まだ可能性があるのだ。

だから「つまらない」と言われて落ち込んでいるライターには、「それが良いんじゃない」と言うようにしている。新人に限るが。

もう一つよく言っているのは、見ている人と作者の距離がはなれてるほどウケる、という距離の法則だ。普通、作者と親近感があった方がウケるとは言われるが、それとは別の仕組みで、距離とウケは比例しているのだ。

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京都式カメラ|谷口マサト

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京都式カメラ|谷口マサト

和や京都の写真をつれづれに。マンガ原作者&LINE社チーフプロデューサー&chakuwikiオーナー。著書『バカ日本地図』等7冊。企画 http://bit.ly/2fGEhN8 Voicy http://bit.ly/2Fzrr0h

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