自分を動かす。

「他人を動かす」という本は多いが、もっと難しいのが自分を動かすことじゃないだろうか。大人でも、心の中にダダっ子がいるような気がする。実はダダをこねてやりたくないのだが、大人だからダダをこねていることに気づいていない。

子供がダダをこねた場合、言葉でそのままいう事を聞かせることは至難だ。ちょっと歩けばアイスクリーム屋があるよとか、より楽しい状況をイメージさせて誘導するしかない。

ある農家のエピソードで、子牛がダダをこねて動かなくなり、大人が二人がかりで必死におしてもガンとして動かない。そこへ少女がやってきて、自分の指を子牛に舐めさせると、母牛のおっぱいをイメージしたのかその指についていったという。

こうやれと言葉でいうのではなく、こうなったら楽しい、嬉しい、という気持ちをこめて未来の状況をイメージして動かす。

どうしても自分が動かないときは、言葉でその行動を自分に指示していないか、あらためて観察してみたら良い。言葉は反論する言葉を生むので、堂々めぐりで悩みだしてさらに動けなくなってしまう場合もある。

とっととイメージと気持ちを使えばシンプルに動きやすい。

これの練習法もあるけどマニアックなのでプレミアムメンバーだけで。

ここから先は

546字

プレミアム

¥500 / 月 初月無料

月額500円のプレミアムコーナーです。過去の有料記事が全て読み放題なのと、よりディープなプレミアム限定記事をお届けします

読んでくれてありがとう!