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蝙蝠か燕か


読了。
そもそも読書から年々遠ざかり、一年に一冊もまともに読めなかった私が久し振りに読み終える事が出来たのがこれだった。

読み始めて直ぐに胸が苦しくせつないような気持ちになったのはこの人が昨年亡くなったばかりだからか、想像よりはるかに愚かではるかに純粋ではるかに、それしか術の無かった生き方に刺されたのか。
ただの破天荒ではない。不幸自慢や悪さのアピールではない。
そうとしか命を使えなかっただろう人。

町田康の書評がいい。
そう、それ。そんな気持ち。


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