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「感激しちゃうな」の言葉に感謝したい、心から…。

まずはじめに…下記を必ずご確認ください。

以前、公開していた記事です。
櫻井敦司氏に関しては、
また別途、ブログで書きたいと思います。

このブログ記事は「文藝 2020年冬季号」の櫻井敦司×遠野遥 親子対談について記しています。一部ネタバレもあるため、そちらも踏まえてお読みください。なお、このブログ記事を無断でSNSやブログなどに転載、引用しないよう、お願い致します。※シェアは問題ありません。

令和2年の10月7日は、BUCK-TICKファンにとって、それはそれは衝撃的な日になりました。なんとなんとBUCK-TICKのボーカル櫻井敦司さまの超非公開プライベートが、文藝に掲載されることになったからです。

あの櫻井敦司さまが、櫻井さんが、芥川賞を受賞した遠野遥先生と実の親子!?えぇぇーー!!

この日、仕事が休みだった私は、すぐさま書店に駆けこみ文藝を購入。高ぶる気持ちを抑えても、どこか抑え切れていない自分がいることに気づきながら、足ばやに自宅にもどった。

リビングで櫻井さんと遠野先生の親子対談を何度も読みまくった。読み終えた感想としては「あぁ…親子そろって、なんて尊いんだ…」と想像以上に感激してしまった。

櫻井さんに息子さんがいることは、ファンであれば周知の事実というか…ただ、とある事情により、「息子さんとは疎遠なのだろう」と勝手に思い込んでいた私…。

実際に対談では親子でありながら、お互い敬語を使って会話をしていて、不思議な距離感がありつつも、その距離感が妙にリアルで良かったというか。

そして遠野先生は、小学生の頃からBUCK-TICKの楽曲を聴いていたそうで、そのことを知った櫻井さんが思わず「感激しちゃうな」とパパぶりが炸裂した回答をしていた。

さらに遠野先生は、BUCK-TICKのライブに足を運んだり、櫻井さんとメールで小説にタイトルをつける際のアドバイスをしてもらったそう。このアドバイスは素晴らしかったです。さすが櫻井敦司だなと思いました。タイトルのアドバイスを知りたい方は、ぜひ文藝を読んでみて下さい。

話は戻って失礼だとは思いつつ、想像した以上に親子としての交流があったことに驚いた。それというのも一般的な家庭よりも父親と過ごした時間は、かなり短いはずなのに遠野先生は櫻井さんを尊敬していたし、慕っている様子が読み取れて…立派に育っていて、そのことにも感動してしまった。

完全に親戚のおばさんと化してしまう自分に気付くが止められない。だって、あの櫻井さんが「感激しちゃうな」って答えたんですよ、もうねパパぶりが可愛すぎるでしょー!!

この「感激しちゃうな」の言葉には、めちゃくちゃ、きゅんとしたし、パパコンテストみたいなのがあったら大賞をあげたいって感じで10日間くらい、なんだか夢を見続けているような、ふわふわした感覚が残りました。

ただ、今回こういった形で実の親子であることを公表しなければならなかった理由は、大人の事情を含めて、いろいろあったと思うんです。

BUCK-TICKファンとしては、櫻井さんのプライベートは知らなくてもいいくらいの気持ちでいたので、櫻井さんが遠野先生と親子である事を公表する決意をしたことに感謝したい…心から…。

それとファンであれば、こちらも知られている事ですが櫻井さん自身、とても辛い家庭環境で育ってきた方でして、この辛い経験は未だに夢で見てしまったりするそうです…。

だから今回、さらに本当に良かったという思いが強いです。個人的な感想になりますが、やっと櫻井さんは辛い家庭環境の悪縁を、自身と息子さんとで断ち切ることが出来たように感じました。

このことは並大抵の努力だけでは報われないと思います。辛い家庭環境で育つと努力だけでは、どうにもならない部分が、どうしても出てしまい、実際はなかなか抜け出せない人もいるのです。でも長い年月をかけて、そういった家庭環境から櫻井さんは抜け出すことが出来たのです。

もちろん櫻井さんだけでなく、遠野先生や遠野先生のお母様も、ずっと努力し続けたことで得られた事なのかなと思います。

辛い家庭環境に育っても、こんな夢のような奇跡的な事が起こるのだなと自分の容姿に甘えず、過信することもせず、33年間、ずっとBUCK-TICKのフロントマンとして努力し続け、辛い家庭環境から抜け出せたことに感動と感激、そしてちょっとした安堵感で胸がいっぱいになった10月なのでした…って、まだ10月終わってないけどね笑。

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