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ボリビア地方に伝わるエル・ティオ神の物語を歌った曲『La La La』を聴いて

Naughty Boy - La la la ft. Sam Smith (Official Video)

YouTubeで洋楽を聴いているとこの曲がおすすめに出てきた。
初めて視聴したとき、このMVの映像の意味が分からなかったが、MVについていた匿名コメントを見て内容を理解した。

以下、英文を翻訳したものだ。

MVはボリビアの伝説に基づいている。この物語に隠された本当の意味は、19世紀の伝説に基づくもので、耳の聞こえない少年が虐待を受けていたために家から逃げ出し、家を出るときに野良犬を見つけて以来、その野良犬に付きまとわれるようになったというものだ。長い間路上生活をしていた少年は、自分が人々の悩みを知る能力を持っていることを知り、叫ぶことでその悩みを癒す。少年は、他の村人たちから石を投げつけられ、怒鳴られている男(灰色の顔の男)を見つける。少年は自分の能力を使い、何が問題なのかを突き止め、老人の心臓を修復する(ビデオの中で老人に心臓を買ってあげる場面だ)。少年と老人はその後、虐待を受け、社会のはみ出し者と見られていた醜い男(交通警備員の男、別名ソックモンキー)に出会う。少年はその力を使い、その男が預言者で、エル・ティオを崇拝せず、悪魔の住む地域を離れたばかりに、エル・ティオに呪いをかけられたことを突き止める。エル・ティオは冥界の支配者とみなされ、人間たちは彼を守り、怒りを和らげるために贈り物を捧げていた。預言者は少年に、エル・ティオの声を聞くことができる者は誰でも、ただちにエル・ティオの完全な支配下に置かれると告げた。そして、エル・ティオが砂漠にいることを告げた。砂漠にはかつてエル・ティオを崇拝する小さな町があったが、エル・ティオは彼らを呪い殺した。しかし、彼らは呪われたくなかったので、少年だけがそこに入った。彼は耳が聞こえないので、エル・ティオに操られることができず、エル・ティオはこの特別な能力を使ってエル・ティオの声をオーバーボイスにし、彼が他の人を呪わないようにした。基本的に、少年は生け贄だった。

DeepL.com(無料版)で翻訳しました。

耳の不自由な少年が家を飛び出し、犬と一緒に2人の男性を連れてある場所へ行くまでの物語である。少年は犬と路上生活を送っている最中、ジムで灰色の顔の男性を出会う。その男性は心臓を患っており、それを不思議な能力で知った少年はその男性の心臓を癒す(MVで心臓を買い胸ポケットに入れるシーン)

次に少年は道路の警備にあたっている布被りの男性(預言者)に目を向ける。男性が住んでいた地域で信仰されるエル・ティオ神を崇拝せずに地域を離れた男性は、エル・ティオに呪いをかけられたのである。少年は2人の男性と共にエル・ティオが祀られている砂漠の町へと向かう。洞窟に入るとひとたず呪われてしまうので少年だけを残し、犬と2人の男性は洞窟を後にする。

(省略)この物語は伝説的なもので、意味がわからないかもしれません。少年は生贄を捧げ、悪魔を黙らせるために永遠に自分の人生を捧げるのだ。

DeepL.com(無料版)で翻訳しました。

少年は耳が不自由であるため悪魔の呪いが聴こえない=呪いを受けることがない。しかし、少年は永遠に悪魔の呪いを受け続けることになる。それは生贄と変わらない。少年にとっては自己犠牲である。


「ボリビアのポトシ州セロ・リコでは、エル・ティオは "冥界の主 "だと信じられている。セロ・リコの鉱山には、この悪魔のような精霊の像がたくさんある。エル・ティオは鉱山を支配し、保護と破壊を同時に与えると信じられている。"

DeepL.com(無料版)で翻訳しました。

翻訳では悪魔と訳されてしまうけれどエル・ティオは悪魔のような姿形をしている再生と破壊の二面性を司る神なのだろう。

この伝説と映像の意味を知ってから涙が止まらない(線路あたりから…)

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