米俳優ブルース・ウィリス(67)が認知症と診断されたと、家族から16日公表された。
失語症のため、昨年3月に俳優業からの引退を表明していた。
家族によると、症状が進行して「前頭側頭型認知症」と診断されたが、治療法は確立されていない。
家族は「つらいことだが、明確な診断がついてほっとしている。報道によってこの病に光が当たるよう願っている」と言う。

前頭側頭型認知症とは、「神経変性」による認知症の1つで、脳の一部である「前頭葉」や「側頭葉前方」の委縮がみられ、他の認知症にはみられにくい、特徴的な症状を示します。神経変性による認知症は、脳の中身である神経細胞が徐々に減ってしまったり、一部に本来みられない細胞ができ、脳が委縮する70歳までに発症する。

厚生労働省が定める認知症↓
https://www.mhlw.go.jp/kokoro/know/disease_recog.html