見出し画像

さいこうの ボロボロぐつさ! 3/24の日記

サトシのアニポケ最終回。
思った以上にいつも通りで、思った以上にあっさりと終わってしまった。

アニポケ自体が終わる訳じゃないし、3ヶ月かけてこれまでを存分に振り返ってきたから最後はこれくらいでいいのかもしれない。
つづくったらつづくってことか

やたらボロボロの靴にフォーカスするな〜と思って『タイプ:ワイルド』を口ずさみながら観ていたら、EDで流れてビックリ。
“さいこうのボロボロぐつ”って言いながら、最後はボロボロ靴を実家に置いてピカピカ靴で出てきたのなんだったんだ。
“すっごく流行っていたから買いに走った”わけでもない、ママが買ってきた靴を何も言わずに履いていくのも10歳たる所以だ。

人生初の映画は『デオキシス』だし、人生で初めて友だちと通信したのは『エメラルド』だし、人生で一番好きな映像は『ポケモンサンデーで崖の向こうに落ちる山本隊員』だし、ほぼ同じ時代に生まれたポケモンにはずっと支えられている。

サトシが去年チャンピオンになった回を観た時、今まで経験したことのない心の動き方をしたのを覚えている。
これまでのポケモンや仲間たちが走馬灯のように現れるシーンを観て、二十数年の自分の人生そのものを振り返っているようで、懐かしさとその厚みに涙が溢れて止まらなかった。

後を引かずにさらっと次の世代にバトンを渡すのがとてもかっこいいし、フラッと現れてバトルしてサッといなくなるサトシとピカチュウをまた観たい。
履いて出かけた新品の靴も、その頃にはまたボロボロになっていることだろう。

脳内の引き出しが足りないので外付け脳みそとして活用しています。