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【英検一級】ライティング対策のすべて

ついに攻略した英検ライティング。
準1級の9点(16点満点)から始まり、英検1級での28点(32点満点)取得にあたって何をしたのか、使っていたテンプレ表現など、書いていきたいと思います。

1.経緯

初ライティングは2019年第3回の準1級

いつ見ても悲惨な結果

そして2023年第3回の1級で28点取得

構成6点は悔しい

大きな改善点としてはchat GPTに添削してもらい、その後、洗練された文章に書き直してもらい、使えそうな表現をストックしていくといった感じです。
特にchat GPTには1級と同様に採点もしてもらっていたのですが、その際も28点くらいでしたので、割と精度は高いと思います。
オススメです!

ちなみに今回の試験で書いた内容はうろ覚えですが、

導入→将来の課題解決において科学に依存すべき。これには3つ理由がある。(ここで具体的に列挙はせず)
1パラ→科学技術の発展でスマホやらサーチエンジンの進化が人類の生活の質を向上させている
2パラ→科学の発展により、医療技術も飛躍的に進歩している。例えばCOVID-19の時、迅速なワクチン開発で多くの人の命を救った
3パラ→国際機関が人道支援など行う際にも科学に基づいたアプローチで支援している。(3パラ目は時間もなく、内容薄め)
結論→まとめると科学が常に利益を生むわけではないが、科学技術の発展、医療の進歩、科学的なアプローチは、科学の力が不利益を上回ると同時に将来の課題解決に貢献する。

2.振り返りと反省点

この内訳を踏まえて、感じること

・内容について
課題文は将来の課題解決について科学に依存すべきかという題目だったのに対し、現在の科学がいかに役立っているかをメインで書いていることから1点マイナスになったかと。
もう少し、将来こういったことに役立つので依存すべきと書くべきだった。

・構成について
前回、不合格だった際はパラグラフの繋がりを意識したので7点取れていたが、今回は6点と下がってしまった。もう少しパラグラフを繋げばよかった
例えば、3パラ目の科学的なアプローチを2パラ目に持ってきて、3パラ目に科学的アプローチは医療技術の進歩にも貢献している。具体例としてCOVID-19のワクチン開発〜と書けば、7点は出ていたかと思う。

・語彙について
使用する単語を英検1級レベルのものに引き上げ、単語だけでなく、その前後に使われやすい単語いわゆるコロケーションまで調べて、使用しました。詳しくは後述しますが、chat GPTの洗練された表現も使いました。
反省点としては3パラと結論部分でapproachという単語を3回、cutting-edgeという単語を2回使ってしまいました。approachのパラフレーズは思いつかなかったのですが、cutting-edgeはどちらかinnovativeにすべきだったと試験終了直後に思いました。(それだけで語彙が8点になったとは思いませんが)

・文法について
文法はそこまで自信がある項目ではないですが、関係代名詞の非制限用法、仮定法、分詞構文、挿入句、例示、譲歩などバリエーションは意識しました。ただ冠詞のミスなどはあったかと思うので、満点というのは驚きです。

3.使った表現

chat GPTを使用した学習等を通じて、実際に本番で書いたオススメの表現は以下です。比較的使いやすいと思うので、参考になればと思います。


導入は決めてました。

It can be posited that (課題文の内容をそのまま).
The assertion is underpinned by three discernible factors, which warrant contemplation.

これはchat GPTに教えてもらった表現で要するに課題文を肯定して、それには3つ理由がありますと書いているだけです。
ただposit、assertion、underpin、discernible、warrant、contemplationと1級レベルの単語を散りばめ、受身形と関係代名詞の非制限用法をわずか2文に盛り込んだ表現です。しかも覚えて、当日に書くだけだったので、時間もかかりません。
(当然ですが、課題文を否定する場合はcan notになります)

1パラ目の最初も決めていました。
In contemporary times, the advancement technology, much of this precipitated by science, has improve rapidly.

最近〜という表現をカッコよく、contemporaryを使用し、また原因を挿入する際にカンマで挿入し、causeとかではなく、precipitatedを用いました
これらもchat GPTのアドバイスです。

その他、本論部分で使用した表現は
ameliorate quality of life(これは汎用性高いです)

例示する時にはsuch as、namely、for instance、
a case in point
とバリエーションを意識しました。

結論の最後では、単純に主張するだけでなく、
これら3つの理由により、power of science outweigh disadvantages as well as should be relied on in order to address the formidable tasks in the future.
とういった形を用意してました。outweigh disadvantages as well as 主張という形は語数も増せますのでオススメです。

以上、準1級不合格から1級で88%取るに至るまでの研究です。まだまだ改善点はありますし、正解はないので、色々と試してみて、お気に入りの表現などを積極的に使っていくといいかと思います!

これで英検1級のマガジンは終了になります。
今まで、読んでいただき誠にありがとうございました。何かの一助となれば、幸甚です。

それではまた、何かの資格試験でお会いしましょう!

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