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ビクトル(ヴァンパイアハンター)の必殺技解説

ギガハンマー(←溜め→P)

突進パンチ。突進時に飛び道具の相殺判定あり。但し相殺判定の出は遅いため見てから消すのは難しく、出した時に飛び道具を打ってくれてた、ぐらいの感じじゃないと相殺してくれません。弱はほとんど移動せず隙も大きめなので使いません(弱を出すぐらいなら遠立電中Pを出す)。使うのは中or大。ギリギリ届くぐらいのところでガードさせれば反撃を受けにくいです。(確反はある)

カッチやモリガン相手には飛び道具の他に前ダッシュの出かかりを刺せるので他の弾持ちよりも有効度が高いです。とはいえカッチやモリガンにガードされた場合確反で最速前ダッシュからのコンボを食らうので使うのは1試合で1回ぐらいにしといたほうが良いです。

ギガブルート(ES版ギガハンマー)

ごっついパンチ*3。飛び道具相殺判定あり。ボタンの組み合わせによる差はないようです。フォボス以外のしゃがみには当たりません。外すと隙だらけです。パイロンの空ソルを読んだ場合に出せば1回目のパンチで弾を相殺、2回目3回目のパンチを当てる、みたいなことができたりします。実際のところ間合いとタイミングの調整が難しくてなかなかうまくいきませんが。遠距離や中間距離で飛んだビシャモンへの対空としては何故かよく機能します。

基本的にはぶっ放すしかないロマン溢れる技です。

ギガバスター(←溜め→K)

小中大どれで出すかによってだいぶ性能が違います。どれで出してもガードさせれば5フレ有利です。相手キャラにもよりますが立ち回りの主軸と言ってもいい技です。

小:ほぼ移動しません。出は大と同じで遅いです。特筆すべき点としては攻撃判定発生前に極端に姿勢が低くなるので飛び道具の大半、オルバスの遠立大Kはもちろんモリガンの遠立中Pなんかも抜けられることが挙げられます。何故か足元が無敵の瞬間もあるので足払い系も抜けます。これだけ聞くと差し合いでめちゃくちゃ強そうに思えますが、リーチが短く出が遅く出した瞬間飛ばれてるとお通夜なので使用頻度はそれほど高くありません。

中:割と前に移動します。出は一番早いです。かわりにいろいろ抜けてくれる低い姿勢を失いました。いわゆる突進技的な使い道に一番適しています。

大:出が遅くなり移動距離が気持ち長くなりました。一番遠くまで届きます。いろいろ抜けてくれる低い姿勢も取り戻しましたが小よりは効果時間が短いようです。

ギガバスターをガードさせてからの遠立電中Pが黄金連携です。相手は飛べないし割り込めません。それを踏まえてギガバスターガード後にまたギガバスターを出したり、前に歩いて屈小Kを差し込みにいったり、それでも飛んでこようとする相手を屈電大Pで落としたりします。この読み合いはビクトルのキモで、ここで負けているようではもう勝てません。

ESギガバスター

ちょっと跳ねて蹴りを3発出します。至近距離でクリーンヒットすれば3ヒットしますが、基本的にクリーンヒットするような間合いでは出しません。しゃがんだ相手には1,2発目は当たりません。動作終了後に着地しますが着地の隙は0です。中間距離でなんとなく出す技です。ガードされようがスカろうが大きなお釣りをもらうことがないので垂直J大Pと同じぐらいの気楽さで打てます。期待値は削り一発分が良いところですが、ちょっとしたアクセントとしては悪くないんじゃないかと思います。何かでダウンさせた相手の起き上がり直前ぐらいに3発目が終わるようなタイミングで打つと、起き上がってこちらの着地にうっかり打撃を合わせようとした相手をメガスパで吸ったりできます。端端で出すとノーマルギガバスターを期待して前飛びをした相手にヒットしたり空中ガードさせたりすることもできたりします。特に最後のひと削りに有用です。

ジャイロクラッシュ(↓↙︎←P)

ダブラリ。小中大で回ってる長さとヒット数が違います。隙はどれも似たような感じです。拳先端あたりに飛び道具の相殺判定があります。メインで使うのは小か中で、大は動作時間が長過ぎてちょっと使いづらいです。小はビクトルの持つ相殺判定技の中で最も硬直が短いので相手の飛び道具は全部小ジャイロで消すのが理想です。またカッチやモリガンのダッシュをほとんど止めることができます。スカると多少の隙がありますが、中間距離で振る分には確定ダメージを貰うほどではありません。当ててもダメージはとても低く、何度か落とすことで相手をレベル1ぐらいイラつかせてその後の展開を見込んでいく技です。

ESジャイロクラッシュ

ダブラリの後に遠立大Pのモーションで一発殴ります。密着でなければ全段ヒットすることはなく全段当てても大して減りませんが、最後のパンチが当たれば相手はダウンします。ボタンの組み合わせによって多少動作が異なります。と言っても最後のパンチの横の移動距離だけですが。中+大の2ボタンで出したものが最も横に伸びるのでそれ以外使う必要ありません。中+大で出した場合の最後のパンチは少なくとも遠立電大Pよりは長く、意外な距離から相手に届きます。中間距離でおもむろに出してみて良い技の一つです。

ギガバーン(↓↙︎←K)

跳び膝蹴り。空中ガード不能のGC対応技です。小中大で出の早さと横の伸びが違います。小は早くて伸びない、大は遅くて伸びます。あーく投げ対応技なので、ガードされるとザベルやフェリシアには一生投げられ続けてしまいます。

生で出す場合用途はもちろん対空なんですが、相手が地面から足を離した瞬間ぐらいにコマンドが完成してないとまず落とせません。かわりにそのタイミングで出せたなら十中八九落とせます。強力な対空技ですが、それだけに集中すると他が何もできなくなり立ち回りがおぼつかなくなるので意識配分が難しい技です。フォボスやアナカリス等、空中でふわふわいわゆるクルージングをするキャラ相手には小中大の使い分けがかなり重要です。空中の相手に当てた場合は全キャラほぼ追い討ちが入りますが、地上の相手に当てた場合は起き上がりの早いキャラ相手だと追い討ちが確定しません。

GC技としての性能はお世辞にも高くありません。コマンドこそ簡単ですがとにかく出が遅く、小技全般&色々な技で釣られてしまいます。とは言え相手の攻撃を凌ぐためには出さざるを得ないことも多々あります。どれだけ小技で刻んで釣りにくる相手でも、攻めのターンを維持するためにどこかで必ず次の行動を入れ込んでいる瞬間があるのでそこを狙いましょう。

ESギガバーン

ESにするとなんと発生が遅くなります。多段ヒット技になり3ヒットしますが、ダメージはそこまで増えません。多段ヒットしてくれるおかげで地上でも空中でも当たれば全キャラに追い討ちが入ります。軌道は多分大と同じです。GCで使うとあまりの出の遅さに逆に引っかかってくれることがあります。ビクトルはゲージが余りがちではあるので、数少ない確定シーン(ヴァルキリーターンへのGCとか)ではきちんとESで出すのが良さそうです。

メガショック(↓↘︎→K)

謎のコマンド投げ。電撃を纏ったK投げっぽいモーションですが全然減りません。意図して使うことはほとんどなく、相手と密着してる時にグレートゲルデンハイムを出そうとすると技の優先順位的にこっちが出ます。レバガチャでダメージが増えそうに見えますが実はダメージ固定です。

メガスパイク(レバー一回転+中or大P)

単体ではハンター界で一番の減りを見せるコマンド投げです。三回決めれば相手瀕死、ぐらいのダメージ量です。間合いは通常投げと変わらず大して広くありません。っていうかむしろ狭いです。決めた後は追い討ちこそ入らないものの状況もさほど悪くなく、間合いを詰めて起き攻めに移ることができます。画面端でのセットプレイではもちろん、ジャンプからのすかし投げ、小技からの当て投げ、こちらの起き上がりのリバーサル等狙いどころは割と普通にあります。ビクトルは相手にしてみればしゃがみガード安定なところがあるので、メガスパのプレッシャーのありなしで展開も結構変わってきます。ミスっても良いので「あ、こいつ狙ってんな」と思わせるのが大事です。狙いましょう。

サンダーブレイク(↓溜め↑PP)

ちょっと飛び跳ねてから拳を地面に叩きつけ、地面に電気を走らせます。攻撃判定は拳の部分で二回、地面に走った電撃部分で一回、の計三回発生します。拳の部分は空中ガード不能ですが、出が遅いので空対空の信頼はそこまで高くありません。ビクトルの持つ唯一の飛び道具です。ボタンの組み合わせによる差はありません。飛び道具が後ろにも出てくれるのが何気にかなり重要で、相手がダウンしてあとひと削りになった、っていう場面で相手の起き方によらず削り切ることができます。但したまに後方への飛び道具が出てくれなかったりします。バグじゃないかと思いますが…。

2ヒットしてくれれば御の字です。メガスパよりちょっと減らないかな、ぐらいは持っていってくれます。なお、攻撃判定を全部当てて3ヒットさせるとそれだけで体力半分ぐらいを持っていきます。狙ってやるのはほぼ不可能ですが、ビクトルの目の前でちょっとだけ浮いてる状態の相手に3ヒットするようです。ジャンプの出際か降り際ですね。状況的に降り際しかあり得なさそうですが。削り目的だけなら相手の目の前で出して拳から当てれば3回削れます。隙は結構あり確反色々痛いのが入っちゃうので完全にトドメ用です。

グレートゲルデンハイム(←↙︎↓↘︎→KK)

動作中無敵、動作後一定時間前ダッシュができるようになり、P系ボタンを押すと掴みモーションが出るようになり相手が掴める範囲にいれば専用の投げ技が出ます。かわりに一切のコマンド投げが出せなくなります。専用投げのダメージはメガスパよりちょっと減らないぐらい。メガスパと同じように根性値の影響はほとんど受けません。P系が掴みモーションになる条件は自分がダッシュ中ではないことかつ相手が投げられる状態にあることです。相手が飛んでたりダウンしてたりガード硬直中だったりすると掴みモーションにならずに普通にパンチが出ます。この技については正直まだ研究が足りてないのですが、前ダッシュができるようになるとはいえ逃げる相手を追いかけてどうこうできるような押しの強さはビクトルにはないので、必然的に自分が優位な状況にあるときに出すのが正解のような気がしています。この技の発動中でも遠立電大P〆のチェーンは普通に出せるので、メガスパのかわりに専用投げを使えば端のセットプレイは可能です。

前ダッシュ中は屈攻撃も出せるので最有力は屈小K、飛び抑止に立小Pや屈大P、間合いの広い下段として屈大Kあたりを出していくのがいいと思います。効果時間自体は非常に短いのでこの辺の攻撃が一回でも当たってくれればそれで御の字としとくのがいいと思います。

端での遠立電大Pヒット後、前ジャンプしてからメガスパではなくゲルデンハイムコマンドを入れると、技の優先順位的に投げが成立するならメガショックが、相手に無敵技を出されていればグレートゲルデンハイムが出ます。メガショックで死ぬぐらいの体力の相手への自動二択っぽくなります。(ゲルデンハイム後に反撃を受けないとは言ってない)


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