国産ドローンの「蒼天」が不具合でメーカーから運用の制限を求められているということです。記事に記載されているように，墜落する恐れのある飛行方法が特定されているようですので，改良にはそれほど時間がかからないと思います。
　このような不具合は，表沙汰になっていないだけで，中国製のドローンでもいくつもあるようですので，それほど過敏に反応する必要はないでしょう。国産ドローンは，サプライチェーンリスクの面やセキュリティ面でも意義のあることだと思いますので，これらの不具合を解消しながら着実にいいものを作っていってほしいと思います。
　使用者側は，主に官公庁だと思いますので，国産の技術を育てていく意識をもって，不具合が解消されたら引き続き運用し，よりよい製品となるようにメーカーへのフィードバックをお願いしたいです。