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2022年天皇杯福島県予選3回戦VS東日本国際大学 観戦記

4月16日(土)会場は相馬光陽サッカー場天然芝、午後1時30分キックオフでした。

この日の天気は、会場に来る前の中通りは晴れていたが、相馬は雨が降ったり止んだりで試合開始前には雨も上がりましたが、グラウンドはところどころに水溜まりがあり決して良いコンディションとは言えない状況でした。

シャンオーレ始まって以来、初めての大学サッカーチームとの試合とあって、いつもの社会人チームとの対戦とは違う雰囲気であったが、大学時代にサッカーをやっていた選手ばかりなので、大丈夫かなと戦前は思っておりました。が、

この日は思いもかけないアクシデントが多発!

まず1つ目は試合開始前、会場に着くと監督がいない?あれ?

どうやら、ご家族になにかあったらしく、今日は来ないとの事!えっ!ちょっと不安に...

でも、百戦錬磨の選手たちはやってくれるだろう!(笑)

シャンオーレのフォーメーションはいつもの通り4-2-3-1。

一方、東日本国際大学さんは、4-3-3?いや9番がONE TOPだから4-2-3-1かな?

試合を見た感じ、中盤を厚くしてサイドに振って中で決める!そんな印象でした。

前半は、予想に反して、ほぼ5分5分。もっと攻め込まれるとも思っていたが、意外に中盤サイドからONE TOPのNO.21中鉢にボールが入っている感じに見えました。が、東日本国際大さんが、中を厚くしているせいか、パスミスが多く、カウンターを何本も攻撃されていたが、キーパーとDF陣が踏ん張って前半10分までは得点を与えなかった。

とてもラッキーな先取点がシャンオーレに入る。

前半14分、サイドから攻め込まれクロスを上げられるも、NO.1矢部がパンチングで逃れ、そのボールをNO.22佐々木が左サイドに展開。受けたNO.77吉成が一旦中にいたボランチの今井にパスする。NO.19今井はセンターライン付近からアウトにかけたスルーパスをNO.7髙橋に送るも長くなって、出てきた相手キーパーにクリアされる。がそのクリアが浅くなり再び今井に渡り、今井は左足ダイレクトでシュート!ボールは無人となっていたゴールマウスに向かってそのまま得点となった。これで1-0

正直、パスミスが目立っており苦戦していた展開でしたが、初シュートが得点となった事は驚きでしかなかった。よく見ていたぞ”今井”!

前半16分、左サイド相手スローインから3本パスを繋がれ最後ワンツーでキーパーと1対1の場面をつくられるも右手でフィステイングでゴールを守った。

このシーンでは、まず相手スローインを見ていない選手がいた事で簡単にスローされた事。近くにいた全員がノーマークだった!それがキーパーと1対1をつくった原因でしたね。セイヤが守ったことで記憶から消されてしまいがちですが、こんなプレーはダメ!

右サイドハーフのタクミがここまで下がって最後シュートコースを消していましたよ!

オシムさんが言ってました。スローインを入れるチームがチャンスなのではない!ピンチなのです。なぜならフィールドに一人足りない状況だからです。見方を変えると状況は変わります!

前半19分、相手カウンターから失点してしまう。相手陣内のスローインからチャンスを作も、パスをカットされ右サイド展開されてしまい、NO.8岡部が遅らせてNO.14三好がクリアしたと思いきや、足に当ててしまい再び相手がキープ!そこに岡部がスライディングでクリアしようとしたが足を引っかけた反則で、FKを与えてしまった。東日本国際大さんからすると右ペナルティエリア前の絶好のFK。そのFKをキーパーとDFの間に入れられヘディングシュートされるもバーに当り、こぼれを再びヘディングシュートされ得点を与えてしまった。これで1-1。

ここで、2つ目のアクシデントが発生。キーパーのセイヤと中鉢が交錯してしまい、セイヤは結構なダメージを受けてしまう。2人とも倒れこんだままだったので、主審が給水タイムを取った。この段階で2人が復帰できるか微妙な状況でした。

2人が回復するまで7~8分時間を取って頂き、2人は復帰。その日シャンオーレには控えGKが居らず、交代になると非常にまずい状態であったとともにエースの中鉢がこの段階でいなくなくなると攻撃のパターンが少なくなるところであった。

前半26分、勝ち越しを許してしまう。

またしても相手スローインから。相手陣内の右サイドスローインからNO.19今井がカットに行くも外され、右サイドをドリブルで突破され、中へカットインしてくるがNO.4芳賀が足に当てカットしたと思ったが再び相手に渡り、シュートがゴール左サイド絶妙なところに決まってしまった。これで1-2

写真を見てもらうとわかるが、この段階で4対2と守備は揃っていたと思うが、シュートされてしまった場面です。芳賀がチャレンジし三好がカバー。岡部と今井があと少し早くシュートコースを切っていればと思えたシーンだった。

このプレーの後、NO.1矢部は怪我により交代となり、NO.17山崎が臨時キーパー、NO.6渋谷がCB、NO.8岡部はそのまま右SBに入った。

前半28分、同点となる。

相手右サイドから展開されたパスを岡部がカットし、前線にのNO.21中鉢に浮き球のパス。そのパスを右サイドのNO.7髙橋に渡り右サイドを駆け上がり、中で待っていたNO.33渡辺にパスするも、中にずれた為、相手DFがクリアするが弱く、左サイドのNO.77吉成に渡り、落ち着いて右サイドに流し込みゴールが決まる!これで2-2。

このシーン。シャンオーレが誇る4枚で得点を決めたシーン。自陣ペナ前からパス3本と

ドリブル1でゴール前へ。ととてもシンプルだけど、相手に何もさせない。攻撃陣はやはり社会人サッカーではトップクラス?(笑)

前半38分、またしても勝ち越し点を奪われてしまう!

右サイド相手スローインからの攻撃をパスカットし、ペナ中から細かいパスを回しながら左サイドに展開。サイドバックのNO.22佐々木が絶妙なフェイントで相手を交わし左中央まで駆け上がるも、囲まれてボールを奪われ中央で一人待っていた相手にパスが通ってシュートを打たれ山崎が右足に当てるもゴールされてしまった。これで2-3。

同点で全員が攻撃に傾いていたところでパスカットされた事で、ピンチになり得点されてしまった。結果論ではあるが、佐々木が上がった時に、周りが見えていればチャンスも広がったと思うし、得点シーンにはならなかったかなと思う。周りの選手がもっと声でサポートできていればのシーンだった。

前半は2-3で終了する。

前半を総括すると、アクシデントやグラウンドコンディションもあったが、中盤でのパスミスや選手間、立つ位置が悪かったかなの思う。

もっとショートパスは回せたはずです。敵を真ん中にしてパスコースを増やす。

また相手の戦術的なところもほぼ前半5分で分かったのだから、守備面でのコミュニケーションが取れていれば失点は少なくて済んだかなとも思った。

チャレンジ&カバー!ボールを獲りに行く守備と攻撃を遅くさせる守備、味方で囲い込んでボールを奪い取る守備。攻撃でも守備でもオフザボールの意識!目を離さず考えながら動く事。日頃練習している事です。

また、何回も前半に出てきていたのがスローインの時の守備。マンツーは勿論のこと、ボールから目を離すことは論外です。

確かに、対戦相手の東日本国際大さんの選手の方々は俊敏な動きでした。社会人とは違うプレスや速さ・テクニックがありました。簡単にドリブルで抜かれる場面も多々、この時期にこの強度のチームと対戦できたのは、今後のリーグ戦や全社に良い経験となった事は間違いありません。ありがとうございました。

しかし強がりかも知れませんが、全然やれない相手では無かったかなとも思っております。(東日本国際大さんの誰か見て気分を害したらすいません。あくまでも個人の見解です)

やれていた選手・気持ちを持ったプレーもたくさんありましたし、この試合で一番良かったのは、何点離されても、腐ったり、諦めないで真剣にやったチームには拍手を贈りたいです。社会人チームの多くは、点差が離されるとラフプレーや緩慢なプレーが多くなりがちですし、対戦相手に多かった印象です。監督が居なかったので私が言います!

そこだけは良かった!素晴らしい!と(笑)

次やる時があれば、爪痕残しましょ!(笑)

後半は、後半3分・8分・15分・20分に失点し、2-7で終了。後半には、NO.25金濱・NO.28遠藤・NO.80清水が出場しました。


本当は、来週にブログを書こうとも思いましたが、この後5月15日にリーグ戦の第1節があるので、悪い記憶は早めに置いていこうと思うのと、選手がこのブログをみたら何か感じ取ってもらえるかと思い、早めに仕上げました。ので、中身が薄くてすいません。

以上、天皇杯3回戦の観戦記でした。

誤字脱字はご容赦ください。また、このブログで気分を害する人がいたら、本当にスイマセン、趣味ですので深い意味はありませんので、許してください。

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