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第58回全国社会人サッカー選手権 準決勝VS メリー戦 観戦記!

6月26日会津総合運動公園サッカー場(人工芝)で行われた準決勝の観戦記です。


いよいよ全社の準決勝!実は昨年も一番試合がしたいチームに「メリーさん」!というのが選手たちから出ていた声でした。昨年の天皇杯で「プリメーロ」VS「メリー」の試合を観戦にいった選手が、あの強いメリーさんとやってみたい!というのがきっかけです。

カテゴリーが下のシャンオーレでは公式戦で対戦できるのは、「天皇杯」と「全社」しかありませんので、勝っても負けても対戦を熱望していたのは事実です。

また昨年は決勝までたどり着きましたが、シャンオーレ的には初の決勝の舞台に立ったので、周りからは「たまたまじゃない」「まぐれでしょ!」など言われてはいないが、奇跡的に決勝まで行ったと言われない為にもこの試合に勝って次に進めたい!

そんな試合前の選手の意気込みでした。


午後1時30分、気温30℃をこえグランドに立っているだけでも汗が吹きこぼれるそんない気象条件の中、シャンオーレボールでKICK OFF!


シャンオーレのフォーメーションは4-2-3-1。CBにNO.14三好とNO.4芳賀・SB(R)NO.17山崎とSB(L)デビュー戦2戦目のNO.16西塔を配置。ボランチには、NO.19今井とNO.6渋谷が久しぶりに入った。トップ下にはNO.7髙橋、SH(R)NO.22佐々木・SH(L)NO.33渡辺が入り、ワントップにはNO.24鈴木となりました。


メリーさんも同じフォーメーション4-2-3-1に見えました。

開始3分、この試合で私がキーになるプレイヤーだった、NO.22佐々木のプレイ。センターバックのクリアボールを拾われアバウトに右サイドに蹴られ相手がキープしていたボールをSH(R)NO.22佐々木がチェイスして奪い取ったシーン。一瞬、試合開始早々にピンチになりそうなシーンを自陣ゴールライン沿まで追いかけてNOファールで奪い取りました。タイチには失礼だけどそんなに守備する人だった?(笑)このプレーで選手全員の意識が上がったと、わたしは見ました。個人的見解ですが。。。(笑)


この後は、非常に緊張感があり気を許したらやられそうな展開で、序盤はメリーさん優勢で試合が進んでいました。


前半18分、自陣左サイドで組み立て縦パスをカットされ左サイドから崩され、この試合初めてのシュートまで持っていかれたシーンです。ちゃんと山崎がシュートブロックにいって得点は決められませんでしたが、久しぶりに崩された感があり、やっぱカテ上のチームだなと試合早々思いました。


一方、シャンオーレもNO.16西塔のサイドチェンジパスから、久しぶりにトップ下に入ったNO.7髙橋の得点になりそうなスルーパスをNO.24鈴木に配給する場面が多く見られ、劣勢ではあるが戦えてる場面が随所にみられました。若干意図が合わないところも多々ありましたが。。。(笑)


前半29分、シャンオーレに得点が入る。

相手陣内、メリーさんボールの左サイドスローインがルーズパスになり、NO.6渋谷が確保。そのボールを西塔にパス。西塔はサイドをドリブルのフェイクから髙橋にパス、髙橋は鈴木にダイレクトで送り、更にダイレクトで再びNO.16西塔へ。西塔はダイレクトでクロスをゴール正面へパス、NO.33渡辺がヒールで落としたところにNO.19今井がまたしてもダイレクトでゴール右に決めた。これで1-0

この文章を書いてて思うが、この得点シーンだけでダイレクトプレーが5本も続いての得点!これ凄くないですか?上の写真を見ても分かると思うのですが、ペナルティエリアに相手DFも5人(キーパー除く)、シャンオーレも5人入っている、ダイレクトプレーが続くと相手も寄せきれないのでシュートまで持っていけている!

パスをトラップしていたらDFがこれだけいたらノーチャンスでした。素晴らしい!


しかしすぐに同点に追いつかれる

前半33分、相手陣内右サイドからパスを受けたメリーNO.19がドリブルで持ち上がる。センターライン付近で止められるチャンスがあったものの、NO.17山崎の悪い癖がでて、足でボールを獲りにいってしまうが、簡単にかわしシャンオーレ陣内に進入、中央で待っていたNO.38に渡りドリブルでさらに奥に入り込み、ディフェンスライン上で待っていNO.26がペナルティエリア右からドリブルシュートを決められ1-1の同点とされた。


相手のドリブルを簡単に許し結構な距離を運ばれていたシーンが何回かありましたが、この得点されたシーンでは、ファーストでフェンスをヒロキがし、右サイドまで追い込み中央で止められそうだったが... 身体を正面から持っていけば相手はドリブルを止めたと思うのだが。また中央に展開された場面ではどフリーで、簡単にラストパスをされてしまった。

ボランチ2枚が戻り切れていなかった!やはり一人に運ばれてしまうとバランスが崩れてフリーの選手をつくってしまいますね。

写真を見るとメリーさんの得点シーンでは、ラストパスを送った選手と最終ラインにいる選手でNO.4芳賀を真ん中にいれて、2人のどちらでもシュートを打てる体制でしたね。

前半37分にピンチ!GKのNO.1矢部がクリアしたボールを西塔が処理しようとするも相手NO.8が身体で引っかけ奪ったボールでペナルティエリア付近まで運ぶものの、NO.4芳賀がショルダーチャージで相手を吹き飛ばし、矢部がキャッチした。見ていた時はPK?とも思ったが、写真で見るとちゃんと身体が脇から入っており、完全なチャージだったのが分かる。ほんと助かりました!


後半38分、ピンチの後には大きなチャンスが!勝ち越し点がうまれる!

相手が繋ごうとしていたバックパスがミスを犯し、NO.7髙橋のところに転がり、反転して中央に走りこんだNO.24鈴木パス!送るも相手SBと足が絡んでしまい転倒!ボールはそのままの位置に止まっていており、走りこんだNO.6渋谷がキープ!相手DF3人に囲まれるも巧みなダブルタッチで左サイド深く進入し、DFとGKの間にグラウンダーのシュートが右サイドネットを揺らした。これで2-1。NO.6渋谷の得点は約2年ぶり!またボランチでの起用で得点はシャンオーレ加入後初だったと思う。仕事の関係で中々試合に来れなくコンディションを整えるのも難しかったと思うが、久々の得点が勝ち越し点となり前半の終わりは最高の雰囲気で終える事ができました!


前半を総括すると立ち上がりは、メリーさんが優勢であったが、1点目がはいった事で互角に戻すも、直後の失点と大ピンチがあり、嫌な雰囲気で試合が進んだが追加点を許さなかった事で、最後の最後で勝ち越すことができ最高の雰囲気で前半を終えた。


後半3分に追加点!

自陣左サイドから中に入れられたパスをNO.6渋谷がカットしに行くも取り切れなかったが、若干押し戻しそのボールにNO.7髙橋がプレスを掛け続けた事で、センターラインまで押し戻した。その後、再び中央に展開し、メリーNO.29の後ろ向きのトラップが少し大きくなったところをNO.22佐々木が後ろから掻っ攫い、センターライン中に切れ込んできたNO.24鈴木にパス!鈴木は後ろから押されて、倒しながらもダイレクトパスをNO.7髙橋に!髙橋はダイレクトで再び相手DFライン中央に走りこんだNO.22佐々木にスルーパス!

佐々木はDFラインを上手く抜け出しGKと1対1となり、冷静に左に流し込み3-1とした。

またしてもダイレクトパスが2回繋がり得点となった。狭いエリアでの正確なダイレクトパスは止まられません!タイチはこれで3試合連続ゴール!?


後半の序盤に2点差としたことから、少し荒れそうな試合展開となった。社会人サッカーでは良く有ることなのだが、見ている方からしたら自分のチームであったとしても、とても残念に思うので、注意したいところです。


後半15分、NO.6渋谷OUT NO.80清水IN 


その後の展開では、メリーさんがボールをキープにシャンオーレが前線からプレスという構図でお互いシュートまで持っていけない膠着状態が続き、メリーさんのプレイヤーにイライラが続き、もったいない出来事が...

(リスタートの場面、確かにレフリーは左手でプレーを止めていたと思います)


後半28分、シャンオーレ陣内で佐々木がファールし、メリーさんFKチャンス。リスタートで右サイドに早く展開しようとしたが、レフリーと止められた事に異議を行ったとして2枚目のイエローがNO.8に出され退場となった。シャンオーレは勝つチャンスが広がったが、ラフプレイでもない事で退場が出ると、ここまで緊迫したいい試合をしていた両チーム、まだのこり試合時間は10分以上あったのだが...

こうなると、他の選手にも嫌な空気が伝播する。後半31分にも、メリーさんのファールでプレイが止められたのを選手が異議をしイエローが出された。

後半34分には、不可解なプレーが

シャンオーレゴール前のボールを今井がセンターサークル付近までクリアし、翼が右にいた佐々木に送り、佐々木は一気にゴール前まで運ぶも、ペナルティエリア前で相手NO.3に後ろからタックルされて転倒するもノーファールの判定。しかもボールには触っておらず、PKもしくはFKが妥当だったと思うのだが... しかし異議をだれも申し立てせずそのままプレー続行!納得してなかったのはタイチのみでした。(笑)が、見直すとファール!と思いましたよ、私も。

後半38分、ダメ押し点を昨年の2部得点王が決める!


メリーさんの攻撃、NO.19の選手に右サイドをドリブル突破され中央ペナルティエリア前まで運ばれ右サイドに展開、ゴール前にクロスを入れられるも、三好がクリア、そのボールを佐々木が身体を入れてキープし、ドリブルで前に運ぼうとしたが後ろから相手に足を掛けられファールかと思われたがノーホイッスル、ボールは今井に繋がりダイレクトパスで左サイドに展開。NO.33渡辺がパスを受取り、前に行くと見せかけて西塔にバックパス、西塔は再びグラウンド中央に入ってきた渡辺に預け、前を向きNO.80清水と縦のワンツーで、NO.7髙橋パス、髙橋は右サイドに回った渡辺にラストパスを供給!渡辺はDFをワンフェイクでかわして左サイドにシュート!これが決まり4-1とした。

決定的な得点で試合を決める!


後半39分、NO.22佐々木 OUT NO.28遠藤IN

遠藤はファーストプレイで、相手ボールをパスカットしドリブルでゴール前に運びシュート!を放つもGKがギリギリでボールに触れてゴールを阻止。惜しかった!タクマは天皇杯1回戦でも途中出場しすぐに得点した男!持ってる男ですが、今回は残念(笑)


そんなこんなでこのまま試合終了。4-1で勝利!2年連続2回目の決勝進出です。


この試合の立ち上がりは、緊迫した良い試合で1-1まではメリーさんの選手一人一人の技術は流石だなぁと観戦していましたが、ちょっとしたミスがシャンオーレに傾き、勝ち越しの得点に繋がった事で、優位に運ぶことができました。また後半立ち上がりの得点が相手を焦らせ、完全にシャンオーレペースになったことが勝因かと思います。また得点シーンではいろいろな選手が係わってゴールし全員が一緒に歓び一体感があるチームにみえました

あと私が思ったのは、この暑いグラウンドでシャンオーレの選手がサボらず、全員がディフェンスの意識を最後まで切らさなかったし、無駄なファールをしなかった?事が安心して観戦できた要因かと思います。


いよいよ、7月3日は昨年の決勝で負けたいわき古河FCさんとの闘いです。格上のチームとの公式戦は今年これが最後。負けていいわけはありませんが、来年東北2部を目指すのであれば戦って肌で感じる事が大切です。また両チームともに、昨年の選手と入れ替わって戦力も変わっているはず!昨年、実力差を目の当たりにした選手たちの頑張りに期待してます!


ぜひ会場で応援をお願いします!


※決勝前にこのブログを上げたくて急いで書きました。ので誤字脱字や何を書いてんのか分からない文章があると思いますが、のちに見直しますのでご勘弁ください!

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