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福島民報カップ第29回全国クラブチーム選手権優勝記念観戦記♪特別編集 PART2

7月31日あづま総合運動公園イベント広場で行われた準決勝、北芝電機さんとの観戦記になります。対戦相手の北芝電機さんとは4年前の3部東西優勝決定戦から、いつも好勝負となっているチームです。

この試合会場は初めてで、且つ、芝が長く選手からは体力の消耗が激しい事とパスでの崩しを得意としているシャンオーレには難しいグランドコンディションであると声が上がっていました。また、試合開始が10時からだったが、福島の最高気温がなんと37.6℃となり午前中の試合でほんと助かりました(笑)この試合はクーリングブレイクと飲水タイムが前後半ともあり、30分ハーフなので10分に1回試合が止まるというレギュレーションとなった。因みにアマチュアの試合は結構観戦しているが、こんなの初めてです。(笑)

シャンオーレ郡山の先発は、GKはNO.1矢部、CBにNO.4芳賀とNO.14三好、SB(L)NO.22佐々木とSB(R)NO.17山崎、WボランチにはNO.19今井とNO.16西塔。SH(L)NO.24鈴木とSH(R)NO.77吉成。トップ下にNO.33渡辺、ワントップには今年のクラブ選手権としては初出場で県リーグ喜多方FC以来3試合ぶりにNO.21中鉢が出場となった。
また、NO.7髙橋は怪我の為、この試合はベンチからとなったが、果たして出場するのか?

立ち上がりは両チームともほぼ互角。ボールの走りが良くなくパスが中々繋がらない展開が両チームともに続いていたが、お互い身体を張ったプレーで得点を与えない時間が続いた。

前半7分、ゲーム最初のシュートは北芝電機さんでした。
シャンオーレ陣内の左サイドからのスローイン、ヘディングでクリアするも浅くなってしまい、ペナルティエリア左からシュートされるがゴール右サイドに外れる。

これで目が覚めたのかどうかは分かりませんが、ここからシャンオーレのペースになってくる。
前半9分、NO.1矢部のゴールキックからNO.77吉成がダイレクトで胸で落とし、NO.16西塔へ、西塔は一旦サイドバックのNO.17山崎へ繋ぎ、タテパスをNO.33渡辺へ送る。タクミは浮き球の難しボールを後ろにいたNO.21中鉢にすらして、中鉢が右へドリブルしてそのまま右足でシュート!するも左に外してしまうが、パスが5本繋いでシュートまでもっていった。

最初のクーリングブレイク後すぐに、チャンスがうまれる。
NO.4芳賀が中鉢を狙ったタテパスを入れ、ダイレクトに後ろへ落とし、NO.19今井が更にダイレクトでNO.33渡辺へスルーパス!タクミはキーパーが前に来ているとみて、浮き球のシュート!惜しくも外れるが、リスタート後すぐのプレーでシュートまでいった事でチームにリズムが出てくるプレーだった。CBからFWへのクサビが入って連動して周りが動いてシュートまでもっていく。今日の芝の状態を考えると、ドリブルなどの個人技より、シンプルなプレーが有効かとも思ったシーンだった。シンプルなプレーは基礎がしっかりとしているか分かりますね!

その後も、NO.14三好から裏を狙って走りこんだNO.16西塔へのパスでチャンスを作るなど、だんだんコンディションにあったプレーがたくさん出てきました。
私個人はキッキングサッカーは好きでは無いのですが、この試合ではGood!(笑)


前半23分、良い崩しからチャンスを迎える。
ハーフウエーライン右サイドから相手のスローイン。NO.24鈴木のスライディングからマイボールへ、それを三好が中鉢にクサビのタテパスを送り、中鉢がダイレクトで走りこんできた翼へ落としペナルティエリアへ進入かと思われたが、相手がたまらず後ろから足をかけてのファール!FKを獲得する。このフリーキックをNO.33渡辺が蹴り、惜しくもGKが触りゴールならず。
その後も、FKの獲得などがあったが前半は0-0で終了する。

後半のスタートは、北芝電機さんのペースだったが、NO.22佐々木やNO.4芳賀の身体を張ったディフェンスでシュートまでは持って行かせない守備が効いていた。

後半8分にチャンス!NO.1矢部からのゴールキックを中鉢がヘディングで競り勝ち、サポートしていたNO.24鈴木へと繋がりペナルティエリア前からボレーシュートを放つも、キーパー正面でゴールならず。これが後半初めてのシュートだった。やはり攻撃のリズムはシュートから生まれますね!

後半10分にもピンチを救うプレーがでる。
シャンオーレが相手陣内右からFKを獲得し、ペナルティエリアへ送るもクリアされ、逆にカウンターを受けてしまう。NO.16西塔が必死に並走し、中に入れない様にすると、今日はサイドバックでプレーしているNO.22佐々木が身体を相手前に入れてボールを奪った!
相手からは違う意味でレフリーに「あれはヤバイでしょ?」と言っていたが、写真で見ると完璧にサイドから前に入っているのが分かります。こちらサイドも言います!
あれはヤバイ!本当にナイスプレー太一!

0-0で迎えた後半14分、均衡を破る得点が入る。
相手スローインを奪い、NO.19今井が前線に待っていた中鉢に送るも、ボールが長く相手DFに渡ったかに見えたが、相手DFの胸に当りこぼれ球が左サイドで待っていたNO.33渡辺へ渡る。タクミはDF2人を右・左のフェイントで交わし相手DFの間からゴール右サイド上にシュート!相手GKも飛んで対応しようとするがゴールマウスに吸い込まれていった!
芸術的なシュート!言い過ぎ?(笑)でもナイスシュート!

華麗なドリブルでペナまで進入!

最後は豪快に左足でシュート!

後半19分にチャンスが
中央からのFKで、ペナルティエリア右サイドにいたNO.77吉成が逆サイドにクロスを上げるも、相手DFがクリアするが、そのクリアが浅くなりこの試合左SB起用のNO.22佐々木が詰め、相手DF2人?4人?をドリブルでかわし去り左足でシュートするも大きくそれてしまった。本人曰く、ドリブルからシュートまでのイメージを最初から持っていた!との事。
その場面を想定したイメージトレーニングはすごく大事。今日はディフェンスで頑張っていたので取らせたかった!
でも私は、シュートを外すまでイメージ持っていた事は、内緒です(笑)



後半22分、待望の追加点!
右サイドから、NO.17山崎がスローインで、中鉢へ。中鉢は胸トラップからダイレクトでペナルティエリア右サイドへ送り、NO.24鈴木を走らせる。翼は相手と競りあいスライディングしながらボールを奪い取り、ペナルティエリア前にグラウンダーのパス。中にいたNO.33渡辺はスルーし、走りこんだNO.21中鉢が逆足の左でシュート!ゴール右隅に決めて2-0とする。

後半25分 NO.77吉成OUT・NO.28遠藤IN


北芝電機さんの快速選手を芳賀が鉄壁なショルダーチャージで奪い取つたシーン!
見よ!背中の幅と高さの違いを!半端ね~

この後、北芝電機さんの攻撃をCBの芳賀を中心に守り、2-0で勝利した。

この準決勝はいつものシャンオーレとは違う戦い方だったと思う。DFの頑張りとFWの得点を取るべき人間が獲った事で決勝に向けてはいい試合になったと思った。

8月1日付福島民報

8月1日付 スポーツニッポン福島県版

次回はいよいよ決勝の観戦記になります♪

シャンオーレが抱えていた3年前からのクラブ選手権ヒストリー?壁?呪い?を含めて書かせていただきます!(笑)


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