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励まされた言葉たち

今日は、ある人たちが言った言葉で、とても感銘を受けたり、感動したり、勇気をもらった言葉を挙げてみたいと思います。どれも最近のもので、今年の冬から春にかけて、私の頭の中は強く優しい言葉たちで溢れています。

 ちょっとしたアイコンタクトひとつでも、他人を勇気づけることはできる

これはフリー・ジャーナリストの堀潤さんが言われた言葉です。被災地に取材に行ったり、震災の中で頑張って生きる人々から逆に勇気をもらったりと、彼のジャーナリスト人生の中から、自然に出てきた言葉なのでしょう。感銘を受けました。

また、堀さんはこんな言葉も言っていました。

 自分の見たい未来を描いてみる。それから助けを求める

これは堀さんが、NHKを退職されてフリーの道を歩み始めた時に生まれた言葉だそうです。フリーのジャーナリストとして、歩み出したばかりで、どのような仕事で、どのように世の中に発信していったらよいのか、迷っていた彼は、まず自分の理想とする未来像を描いてみたそうです。そうすることで、自分がどのような協力者を必要としているのかが見えてくる。具体的に呼びかけると、応援してくれる人々は、意外にもすぐに現れてくれるのだとか。私も開眼しました。

 主張や結論が先にあってはならない。思考のプロセスが大切

これは評論家の宇野常寛さんが講演会で言った言葉です。評論家ゆえに結論に導くのが仕事のように思えていましたが、彼いわく、人々が世界を見る視点を変えることこそが重要であり、そのプロセスを味わうことこそが大切なのだそう。いきなり自分の主張を押し付けるのは違うと。その通りだと思いました。

スター・プレイヤーはこれからの時代はいらない。地味でも小さな人気がある方が成功する。一人勝ちしようという考えはオワコン

これも宇野常寛さんが放った言葉です。昭和や平成初期のような、国民大勢が数人の芸能人を崇めていた時代は終わり、今は他の人が知らなくても、自分だけが「押す人」を応援していくことに喜びを感じる時代であると。これは文学についても言えることだなと思いました。村上春樹、村上龍のW村上を多くの国民が読んでいた時代は終わり、今は作家も読者も多様化しています。

 他人の悪口を言うことで、自分の価値を輪郭づける人は信用ならない

これも再び堀潤さんが言われた言葉です。人は自分が何をしたかで自分自身を認めてあげる、または願わくば他人から評価されるべきであって、他人を悪く言ったり見下したりすることで、自分の価値が上がると思い込んでいる人は愚かです。しかしそういう人は世の中どこの業界にも多くて困ってしまいますね。同感です。

ということで、結局、堀さんと宇野さんの言葉だけでしたね(笑)

これはシリーズ化して、良い言葉たちに出会うたびに更新&シェアしていきたいと思います。

みなさまの毎日が、素敵な言葉たちで彩られますように。

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