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お金がないのに自分が豊かだったと気づいた話。


今日、急に、はたと気がついたことがある。


・・・ので、それをシェアしようと思う。



豊かさってなんだろう。

わたしはずっと、「豊かさ=お金があること」だと思っていた。
だから、お金持ちにならなければ、豊かではないと思っていた。



突然だけど、わたしはお金が貯められなかった。
・・・どころか、結構な頻度で
「今月ピンチ」をよく迎えていた。


一人暮らしだから、生きているだけで毎月お金が飛んでいくし、

加えて洋服も好き、コスメも好きとなれば、

そりゃ、ね。

だから、手元にお金がないと感じる代わりに、

自分の目の前には、割といつも物があって、

選択肢に困ることはなかった。

「選択肢がある」「選ぶ自由がある」

これって、豊かさなんだよな。



転職してから、収入が減った。

結構最近まで、それはかなりのストレスでわたしを苦しめていたのだけど。

代わりに、お給料ではないところで、

それこそお金が化けた後のようなものを、たくさん受け取っていることに気づいた。

毎日のように頂き物やお土産のお菓子をもらったり、

美味しいお米を分けていただいたり、

余った新幹線チケットを譲ってもらったり、

飲みに連れて行ってもらってワイワイ楽しんだり、

ランチにうなぎを食べに連れて行ってもらったり、

風邪を引いて堂々と休んでもお給料は減らないし、

何より、「嫌いな人が誰もいない」居場所があり、

笑顔でコミュニケーションを取らせてもらえる空間があり、

帰宅してから家で何かができるくらいの「時間」を得た。

これも、豊かさなんだよな。




わたしの尊敬してやまない、宮本佳実さんが、

「お金は幸せと交換するチケット」だと言っていた。

ということは、だ。

手元にあるお金だけではなく、

目の前にある、洋服やアクセサリー、コスメ、

ご飯、おやつに食べたクッキー、大好きな紅茶、

ふかふかの布団、雨風吹いてもへっちゃらな家・・・

全部、「幸せと交換済みの元・お金」で、

わたしの幸せを、すでに立派に支えてくれている。

わたしの世界は、お金で溢れているのとイコールだし、

豊かさに満ち満ちていたんだ。

元から、とっくに。




今日、腑に落ちました。


ずっと、「お金がなくても豊か〜」って言ってる人の意味がよくわからなくて、
お金が手元にない自分のこと、ずっと不安感を持っていた。

でも、今日やっっっっっっっっっっと、

その意味がわかりました。



なんだわたし、めちゃくちゃ豊かだし、恵まれてる。



これがいわゆる、「ある」に目を向けることなんだろう。

やっと心から、本当にありがたいことだなあと

感謝の気持ちが湧いてきました。



「収入が減った」ことで、

それしか見えないくらい、そればっかりマイナスに考えていたけれど、

自分がわかっていないだけで、わたしはずっと豊かでした。

それに気づいたら、前職で稼ぎまくっていた時、

どれほど心が荒み、家には寝に帰るだけになり、

対人関係でストレスを抱え、

ストレスのはけ口を衝動買いに充てていたか・・・

いろいろ、思い出してしまいました。(自己嫌悪)

あの頃のわたしには、戻りたく、ないな。



わたしには夢があって、

いつか、そのために今の仕事も手放すことになると思うんだけれど、

それまでは、今ある豊かさを忘れずに。

絶対の安心と、あたたかさと、余裕と自由を与えてくれる

今の環境に、感謝を忘れずに。

右肩上がりで、豊かさのステージを上げていこうと思ったのです。




なんか今日これに気づいて、すっごく感動してしまって、

自分の言葉で書き残さずにはいられなかったので、書いた。

わたし自身としては本当に本当に

人にも見せずに独り占めしたいくらいの気づきだった。笑

今日も平和。



うなぎ、美味しかったな。。。
(写真はないの、なぜなら接待だったから。笑)



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