パンの個数

【ポケスクール01】エネルギーの枚数?個数?

きりーつ。れーい。ちゃくせーき。(一人で)

えっ。

見てたん?
教室らしい部屋に来たからって
テンションが上がって学生であった頃の
「過去の青春」を味わってたおじさんのこと見てたん?
許さぬ…もう家に帰さぬぞ……(精一杯赤面して涙をこぼしながら)

ポケスクール、勝手に開講。

ポケカをはじめた方、とても多いですよね。
他のカードゲームから来たからも多く、
先生とってもウェルカムです。

今回から先生ね、勝手に先生を名乗って
いろいろなカードのロジックについて書いていこうと思うよ。

カードの処理やテキストの解釈、割と難しいってこともよく聞くから、
毎週1回のペースで先生いろいろ書いていこうと思いますよ。
まあ先生つっても教員免許もないし、
教室には先生一人しかいないんだけどな。
まあ自分の為の備忘録って意味合いもあるから、
先生そのものは大したことないよ。

泣きながら始めるから、
よかったら参考にしてくださいね。(悪い人生の手本として)

※本記事の画像はポケモンカード公式ホームページより引用させていただいております。

「このポケモンについているエネルギーの数×●●ダメージ」

今日は「エネルギーの数」と「数え方」について。
普段何気なく処理しているテキストですが、
ごくまれにややこしいケースもあったりします。

いろいろな違い、おさらいしていきましょう。

まず、この二枚。

フォローでおなじみカプ・テテフGXと非GXで大活躍のリザードンですね。
これらはそれぞれエネルギーに関係したワザを持っていますが、実はちょっとした違いがあります。

書いてあるそのままなのですが、ワザのダメージ影響させる数え方が違うんですよね。

これはカプ・テテフGX。「エネルギーの数〜」って書いてあります。

こちらはリザードン。「トラッシュし、その枚数〜」って書いてあります。

例えばそれぞれ基本炎エネルギーを処理していくのであれば、基本的な処理は変わりません。ただし、例えばそれぞれのデッキに「ダブル無色エネルギー」や「カウンターエネルギー(効果起動中)」があった場合はどうなるでしょう。

まず、カプ・テテフGX&ダブル無色エネルギーの場合。

1枚でも2個としてはたらくダブル無色エネルギーは、「エネルギーの数」というテキストの場合、きっちり「エネルギー2個」として計算されます。
むしょくなのにはたらくって、なんかおかしいですよね。(先生の頭が)

次に、リザードン&カウンターエネルギーの場合。

エネルギーとして2個としてはたらいているのですが、テキストにトラッシュした枚数×50ダメージ、と書いてあるので、このリザードンにカウンターエネルギー(効果起動中)のみがついていた場合、1枚トラッシュ、50ダメージのみとなります。

これ、僕が実際に対戦見てて間違えたことがあるケースです。
理屈はわかっててもうっかり間違いなどあるので、
テキストはきちんと確認して処理したいですね。

逃げるエネルギーとの関係

ポケモンには逃げるエネルギーの記載があります。
バトル場から離れるときにはその記載にあったエネルギーをトラッシュする必要があり、エネルギーを満たしていないと「逃げる」が出来ません。
昔から思ってたんですが、ルール的に「逃げる」じゃなくて「入れ替える」の方がいいと思うんですけどね。なんかほら、敵前逃亡みたいでほら。悔しいじゃないですか。
まあ、実際文字通り敵前逃亡してるんですが。

で、このエネルギーはもちろん個数で計算をします。
ですから、逃げるエネルギーが2と書いてあるポケモンはダブル無色エネルギーのみ捨てて逃げることができますし、
3で進化ポケモンであればトリプル加速エネルギーのみ捨てて逃げることができます。

ではここで、ついているエネルギーが基本炎エネルギー1枚とカウンターエネルギー(効果起動中)であるリザードンを見てみましょうか。

結論を先に言うと、
カウンターエネルギー1枚(2個分)をひとつトラッシュしても、
炎エネルギー(1個分)とカウンターエネルギー1枚(2個分)を両方トラッシュしても、
どちらでも逃げることができ
ます。

理屈はこうです。
1,炎エネルギー1個のみ対象→2個に足りないので逃げられない
2,カウンターエネルギー1枚のみ対象→2個なので逃げられる
3,炎とカウンターそれぞれ対象→合わせて2個分をトラッシュしているので逃げられる

3→??

絵にするとこうです。

っえー!! 3つ目のやつ、むりやり2個のエネルギーのうちひとつを引っ張って、なんか合わせて2にしてんじゃん!

で、これはきちんと成立しています。
あえて言葉にするなら、「Aエネルギーという1つの入れ物に2個入っていて、Aエネルギーの1個とBエネルギーの1個を合計2個の対象にしたので、引っ張られてAエネルギーそのものが対象になる」みたいなイメージですね。

普段はもちろん最小限のエネルギーロスにしたいところですが、こういったロジックを覚えておくと、さまざまなシーンで応用することができます。
もちろん、逃げるときに限らず。

次回は

番の終わりとポケモンチェックについて書いてみようと思います。
先生来週までに勉強してくるね。
先生っつってもクオリティは家庭教師の5分の1くらいだかんね。

おつかれさまでした。

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