【準優勝&コンテスト入賞】カジュアル勢がCSP60を目指す話(5)

「ピカゼク使って優勝して何がカジュアル勢ですか」みたいなことを先日冗談交じりに言われたのですが、「そのピカゼク2日で飽きて崩しました大丈夫です」って言ったら「よし。通れ」みたいことを言われたので大丈夫でした。カジュアル勢の門戸はそれなりに重い。


CHANGです。


3月に発売されたダブルブレイズ。なかなかに面白いカードが多く封入されたエキスパンションでしたが、同時に行われたポケカデッキコンテストに「これ面白そうだなー僕は好みだなー」って思ったデッキを仕事の終わった深夜二時のテンションでぶん投げたら入賞いただきまして本当にありがとうございました。

同時にそのデッキはもともと合ったゲッコウガ&ゾロアーク・ガオガエンGXのデッキを改造したものだったので、ちょろっと実際に差し替えて実戦に投入したところ、準優勝することができました。

ただこれひとつ問題があって、ジムバトルだと思ったらトレーナーズリーグだったのでした。やべえ。CSP、取っちゃった。


今日はそのデッキについて紹介をしたいと思います。


※本記事の画像はポケモンカードトレーナーズウェブサイトより引用しており、すべての権利は株式会社ポケモン様に帰属します。


■ミカルゲ入りゲッコウガガオガエンの誕生

そもそも前提でいうと、ミカルゲから始まったデッキというよりは僕のもともと所持していたゲッコウガ&ゾロアークGX・ガオガエンGXというデッキ目線において、「GXとTAGというサイドレース的に相当厳しいデッキにおいて、待望の非GXアタッカー登場!」というイメージから発生しています。

以前までのゲッコウガガオガエンはいかに早くゲッコウガゾロアークをアタックに移せるか、打点を増加させられるかに焦点が当てられていて、ガオガエンが立てばそれなりに強い、打点は180-300と幅が広いがアタッカーのすべてがGXなので逆転されやすい、そもそもゲッコウガゾロアーク自体が闘弱点で倒れやすく、ピカゼクに入っているカプコケコGXにも弱く、環境が辛すぎて割とその場で横になって毛布かけてふて寝するレベルでした。そんでベッドで寝ないから風邪ひいてお母さんにめちゃくちゃ怒られるし、床に直で寝てるから肩とか痛いしぜんぜん疲れ取れてないからね。大したデッキです。

そして満を持してのミカルゲ登場です。

ミカルゲのテキストはこちらからご覧いただくとして、特徴としては

●ダメージに比例するワザを持ち、それを補う特性を持つ

●1エネルギーで完結する(ワザが打てる、逃げられる)

●HP60/1エネ10ダメージ、という抑えめなテキストのポケモンから、HP50/40ダメージ、HP40/70ダメージ、HP30/100ダメージ、HP20/130ダメージ、HP10/160ダメージとパフォーマンスが劇的に変化するアタッカーである

という三点と僕は捉えておりました。要するに見た目以上にハデなアタッカーで、非GX1エネで100位上与えられるのです。これだけで悪タイプにとっては非常に優秀なカードだなと思えました。

もちろん、適切なダメージを与える為には、自身のダメージを調整する必要があります。ただ、これがこのガオガエンデッキと非常に相性のいいところでした。


■ミカルゲッコウガオガエンの動き

デッキコンテストに記載されているのはちょっと忖度した仮レシピです。実際に対戦に使用したレシピはこちら。

HPが一番高いニャビーに代わり、エネルギー補完や入れ替え、回転速度を調整したものになります。結論から言うと、これではまだ未完成で、現在のレシピはもう少しいじってあります。

このデッキの動きは主に3パターン。

各アタッカーには打点役割分担があり、システムこそ変わらないものの、相手の状況に応じて柔軟に陣形を変えていく必要があります。

●パターン1 ミカルゲで有効サイドレースを仕掛ける

先述の通り、ミカルゲは打点ラインが変動するポケモンです。とはいえ、ダメージを抑える必要は多くのケースにおいて存在せず、ただひたすらダメージを増やす為に自傷していくことが殆どです。

画像にあるように、ミカルゲは自身でも特性でダメージを増幅できるほか、ガオガエンGXからダメージを吸い上げることで攻撃力を大幅にアップさせることができます。

もともとガオガエンGXというポケモンは自身のダメージを攻撃力に変えることができるのですが、場合によって耐久性を担保する意味でもダメージを他のポケモンに移動させることもありました。

例えば僕のデッキでは、2体のガオガエンがそれぞれスカーチャージを行い、片方のダメージ30をもう片方に移すことで、HP250(満タン)のガオガエンとHP190(ダメージ60でGXワザフルパワー)のガオガエンを作っていて役割を分けるなどなど。それをサイドコストを少なく行うことができるミカルゲは、このデッキにとっての救世主でした。

ミカルゲは1ターンに一度ダメージを増加できるので、早く置いておけば置くほどダメージを蓄積することができます。なので、

1ターン目10ダメージ→2ターン目20ダメージ+ダメージムーバー30ダメージ→50ダメージでフルパワー!

ということがかなり現実的に行うことができます。

●パターン2 TAG TEAM対策はガオガエンGXにおまかせ

このデッキで大打点といえばゲッコウガ&ゾロアークGXを思い浮かべるかもしれませんが、真の大打点アタッカーはガオガエンGXです。

_人人人人人人_
> 突然の死 <
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ガオガエンGXの特性スカーチャージは「自分にダメカンを3つ乗せる。その後、山札にある悪エネルギーを3枚まで、このポケモンにつける」というものです。つまり、エネルギーをつけようがつけまいが、ダメカンを3つ乗せることはできるので、ほっとけば永遠にダメージを生む機械になります。

ガオガエンGXのGXワザDDトルネードGXは、自分のダメカン×50+10ダメージを与えるワザです。これがスカーチャージと非常に相性が良く、一度スカーチャージを使うことでダメージ増加とエネ加速で160ダメージが出せるだけでなく、2回スカーチャージを使うことでお手軽に310ダメージが出せるようになるのです。

これは現在猛威を奮っているTAG TEAMたちを一撃で沈めるに余りあるダメージ量で、もちろんガオガエンGX自身は普通のGXなので、サイドレースを優位に進めることができます。つまり、相手が耐久型だとしても、問答無用で叩き潰すことが可能なのです。

●パターン3 真打ち登場! 悪の波動で中〜大ダメージ

ガオガエンが立つ前の盾役、または立ったあとのメインアタッカーとしていよいよゲッコウガ&ゾロアークGXが活躍します。

言うまでもなくゲッコウガ&ゾロアークGXとガオガエンGXは相性が良く、山札にあるだけのエネルギーを瞬時に場にチャージすることが出来る為、このコンビが完成したときのダメージは最低180ほどになります。

もちろん、1ターンでも生き延びることができれば、それだけ場にエネルギーは蓄積されていくので、240、270、300といった高出力も容易に出すことができます。

ただし、こちらもTAGであるためサイドを3枚取られてしまいます。HP250とそれなりにはありますが、今の環境では決して高い耐久というわけにはいきませんから、使い所は現在のサイドと相談したいところです。

例えば、残り2枚や1枚といった場合のフィニッシュアタッカーとしてであれば、リスクを最小限に抑えることができますね。序盤はミカルゲで1−2枚、ガオガエンで2−3枚と取ることができれば、ゲッコウガゾロアークで1−2枚の相手を撃沈させることも難しくないはずです。

以上の形で、相手の耐久ラインに合わせてアタッカーを使い分けることができるようになったこと、またミカルゲの特性上相手はミカルゲを無視できなくなってしまう=エンジンのガオガエンが狙われる可能性が下がるということが、今回のデッキの強化点になるのだと思いました。

■挑戦! トレーナーズリーグ

という形に改良したデッキを携え、秋葉原のジムバトルにいくことにしました。仕事の合間ではあったのですが、検索したらちょうどいい時間にあったのでいってみよかなと足を運んでみたのです。

そこで受付に並んで済まそうとすると、リストに名前を記載する欄があるとのこと。どれどれとペンを取り出して名前を書くと、そこにはトレーナーズリーグとありました。

このシリーズ記事のこともあり、よく考えたらトレーナーズリーグに参加するならそれ用に記事とデッキを用意しなきゃなと思ったのですが、「まあいいやポケカしたいし」と、何の抵抗もなくその躊躇を粉砕しました。

そのトレーナーズリーグはトーナメントだったので、一度負けたらおしまいです。まあトレリはCSPを得ることが目的なので、負けて残るよりは時間的に効率の良い形式ですね。僕は実戦では一度も使ったことのないミカルゲを取り出し、いそいそと準備をしました。

●VS フリーザーヌオー 勝

相手はフリーザー。こちらはミカルゲ。ただしサポもボールもなし。

相手先攻で水エネつけて終わり、こちらは1枚引くも何も引かず、エネつけてうらみだめしてくもんの叫びで40与えて終わり。

これでおしまいか…と思ったら相手も事故でエネがつかない状況。おっ、これはいけるで! と思った次のターン、ゲッコウガを引けたので置いて70で殴ってサイドは先攻。そこからシロナを引けたので回し始める。

一度ガオガエンが立ったタイミングでゲッコウガ無双が始まり、ミカルゲにタッチしながらHP110前後の相手をばしばしと倒していく。

一度ゲッコウガが相手の闘ヌオーにワンパンされるも、それをミカルゲで倒し、エネを枯渇させつつ殴る。

最後、盾にホエルオーコイキングを出されるも即座にスカーチャージDDトルネードで310ダメージ叩き出して勝利。あっぶなー!


●VS ルガルガンゾロアーク 勝

相手、新弾のミュウツースタート。何かな…と思ったらウツギからゾロアゾロアイワンコと並び、イワンコにエネついて終了。

うわーールガゾロだーー逃げろーー

って脳内一般市民が散り散りに逃げていくなか、こちらはニャビー悪悪悪悪あなぬけのヒモガオガエンみたいな絶望的な手札。

なんとかミカルゲ置いたりしつつ、ギリでアメ引けたのでガオガエンに進化、ミュウツーを倒し、グズマでイワンコを撃破。

相手はアローラベトベトンを置いてきたのでミカルゲが機能しなくなると思い、使うのを中止し、ゲッコウガにチェンジ。

イワンコが出たら倒していこうと思ったら、途中で相手が止まったらしくゾロアやゾロアークを悪の波動で倒していきながら勝利。

おー。次決勝戦だ。


●VS ジラーチサンダーマグカルゴ 負け

決勝戦は、これまたお互いに事故。回らなくはないのだけど全く噛み合っておらず、場を整えられたのはすでに5ターンが経過したあとでした。

相手も事故っているとはいえジラーチサンダーなので、戦うために必要なパーツは最低限です。先にリカバリーされ殴られてしまい、ニャビーが狙われてしまいました。

ようやくガオガエンが立ったことにはサイドは2-6。一応戦うプランを考えてみるのですが、相手は非GXのみで逆転できる目はありませんでした。

一応戦ってみるものの、圧倒的サイド差で敗北。くっそー!くやしー!


とはいえ、改めて準優勝いただきました! やったー!


■まとめ

事故続きではあったので、その後改良を重ねています。使い心地はとても良いというか、まずダメージ計算や特性のダイナミックさが楽しいデッキに仕上がりました。もし良かったら使ってみてください。

ちなみにデッキ名は

しりとりになっていて、最後がンで終わっているところがポイントです。



準優勝なので、12P。ということは、まだ3ポイント残ってますよね。

というわけで、まだ旅は続きます。

カジュアル勢がゆるゆるとCSPを取る話、もう少しだけお付き合いください。


▼過去記事

【1】めざせ!なんちゃって競技プレイヤー
https://note.mu/changpcg40/n/n6d302addbbb7

【2】環境を知ろう
https://note.mu/changpcg40/n/n72a378b99859

【3】いざ実戦! ピカチュウ&ゼクロム
https://note.mu/changpcg40/n/ne5fb6c91d741

【4】優勝!トレーナーズリーグ
https://note.mu/changpcg40/n/n58697f3770b1


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