キョロ充を直すために「北斗の拳」を読もう!
なぜキョロ充は北斗の拳を読むべきなのか?
自分の軸を持っていないから。他人に左右されているから。彼らから学び取ろう!
どんな話なの?
世紀末核戦争後が舞台となっています。
ふたたび暴力が支配するようになり、弱いものは苦しむ生活を送ります。
そこで現れたのがケンシロウ。
北斗神拳の伝承者ケンシロウは強敵を倒していくのです。
はじめは南斗聖拳のキングことシンが大きな敵です。
北斗神拳と南斗聖拳の戦いです。
シンの次は、北斗神拳の兄弟争いです。
長兄ラオウ、次男トキ、三男ジャギ、そして末っ子のケンシロウ
トキは医学を志すよういい人でケンシロウの仲間です。
ジャギとラオウが敵であり、ラオウが継承者争い編のラスボスとなります。
「我が生涯にいっぺんの悔いなし」というラオウの名台詞は、ラオウとケンシロウとの最後の決着で放たれます。
何が面白いの?
生と死に対する信念が学べます。
ケンシロウの信念が1番の見どころです。彼の愛に対する想いがとても強い。これがとてもかっこいい。
かれはただ強いだけではなく、こころも強いのです。
というのもケンシロウの敵は皆全て心が弱いのです。
なぜなら彼ら悪者は戦争があり、何もなくなった時代に貧しさで、生きるために強奪や殺人を繰り返していくからです。
支配することしか、彼らは心の安らぐ方法を知りません。
破壊と支配と自己中心性は心が弱い人が取る行動です。
ラオウは典型的な自己愛性パーソナリティ障害です(まあ敵のほとんどがですが)。
自分を愛することができず、強烈なナルシシズムや破壊衝動に走るのです。
でもよく考えてください?あまりにも貧しすぎる状況では人が悪に手を染めるのも普通なんです。環境が人を悪にさせているにです。
だからケンシロウの生き様がめっちゃかっこいいんです。普通なら悪に走るものを、彼はそれを否定する。
悪者は死を愛すがケンシロウは生を愛してる。
愛の悲しさを知っているサウザーとの戦いで、ケンシロウはこんなセリフを残します。
サウザー 「帝王に愛などいらぬ!歯向かう者には死あるのみ!」
ケンシロウ 「ならば、俺は愛のために闘おう!」
これ、アニメで見た時痺れました。めっちゃかっこいい。強い!本当に心が強い。
何が学べるの?
自分の軸を持つ、ということが学べます。
ブレない自分を持つことを学ぶことができます。
「愛のために戦う」という軸を持っているからこそ、敵からの甘い誘惑を断るわけです。
敵が「おれらの仲間になれば、食べ物は食べ放題土地は支配できるやりたい放題」という誘惑も断るのです。
もしこのような信念がなければ簡単にブレてしまうでしょう。
軸を持つのはケンシロウのみではありません。
例えばラオウは大きすぎるプライドを持っています。
ラオウは、フドウというケンシロウの味方と戦ったことがありました。
その時ラオウは自分の恐怖を克服するために自分で線を引き、その線を超えると自身を殺すように部下に命令を出したのです。
そしてラオウがフドウにやられそうになるのです。
その時にラオウの部下たちが助けるのです。
フドウは死にラオウは助かります。
ですがラオウは激動します。
「線を越えれば俺を打つと言ったではないか!おれを侮辱する気か!」
普通ならば助けるのが当然ですが、彼は自分にストイックなあまり死ぬことを覚悟していたのです。
生きることよりも、誇りを守って死ぬ事を選ぶのです。
動物的本能に逆らって、信念や誇りのために死んでもいいと思える人間の凄さはカッコいいと思います。
何らかの形で学びたいですね。
参考サイト
https://www.dokusyo-geek-ki.com/entry/2016/07/24/183626
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