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ニートだからマルクス読む 13

こんにちは、ばっきーです。
ピラティスインストラクターしてます。
マルクス資本論実況プレイしていきたいと思います。パート13です。
今資本論がそばにあり、これを読みながらメモを取っていくようにnoteをとっています。
ですので人にむけて書かれたものではないです、まして解説でもありません。
年収300万以下の正社員を辞める人がマルクスと格闘する記事になります
書いていて思ったんですけど、わかるところは書いておりません。
これどういう意味なんだろう?と疑問に思ったところを取り上げてたりしてます。
あとは自分の理解ってこれであっていますか?という感じで書いています。
ではいきますね。
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はい。
12月の月末になりましたね。
一応12月末退職予定でそれまで有給休暇を消化してました。
12月末になったのでもうニートです。

ニートがマルクス読む、にタイトルが変わります。
ニートになって思ったことあって、

「人間ってなにもしなければただ食ってうんこするだけの存在で草」

ですね。

岩波文庫でマルクスの資本論が9巻もあって今5巻目に入るのですが、なんかやる気結構なくしました。
3巻までぐらいで個人的にマルクスの大事な部分をさらったような気がしたので、あとはテキトーに読みまーす(尻ぼりぼり)。資本論の原著自体が三巻あるらしくて、二巻目以降からマルクスなくなってエンゲルスが編集しているそうなんですね。

マルクスが世に出すつもりであった原稿をエンゲルスがまとめたそうです。人新生の資本論?という本が書店で人気の作品となっていました。斎藤幸平さんの著作だったと思います。

マルクスの以降は経済のみならず環境問題について指摘している遺稿もあったそうですね。

五巻からはもうすっごいやる気ないですが読書猿氏の言葉をかりると「まだその本に出合うタイミングではなかった」ということで、また時間がたって「あ、やっぱり資本論五巻いこうもちゃんと読まなくちゃ」となったらちゃんとよみます。

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第二に、回転期間の長さの異なるにしたがって、またその両構成部分—労働期間と流通期間—の比率の異なるにしたがって、前貸資本価値中のたえず貨幣形態で前貸しされ、更新されねばならない構成部分は、それが運動させる生産資本に対して、すなわち、連続的生産規模に対して、異なる比率を持つ。しかし~~

資本論第五巻p14

マルクスの文章はとてつもなく複雑えちえち全盛りマシマシです。

受験生を殺していくような文章がスタンダートで出てきます。
難しいです。

主語は「前貸資本価値中のたえず貨幣形態で前貸しされ、更新されねばならない構成部分は」の「構成部分」が主語ですね。
述部は、「連続的生産規模に対して、異なる比率を持つ」ですね。

くっつけると「前貸資本価値中のたえず貨幣形態で前貸しされ、更新されねばならない構成部分は~連続的生産規模に対して、異なる比率を持つ」ですね

いや

わかんねぇよ(笑)

前貸資本価値って何でしょうか、給料のことでしょうか。
新入社員って会社に利益出す前から給料もらうじゃないですか。
そういうことかな。

マルクス経済学の用語で,価値増殖の過程の初めに貨幣形態で投下される資本としての価値をいう。この概念は資本の投下を「前払い」 advancesとして把握することにより,一定期間後その回収の過程を予定し,ここから一定期間をもって反復する生産すなわち再生産を理解することを可能とし,重農学派を継承したものである。さらに,前貸資本概念は種々の資本回転の相違を明確にする。この「前払い」概念の定式化をもってシュンペーターは重農学派を資本の理論の先駆者としているが,K.マルクスによる前貸資本概念は,この「前払い」概念を継承・発展せしめたものとなっている。

https://kotobank.jp/word/%E5%89%8D%E8%B2%B8%E8%B3%87%E6%9C%AC-135544#:~:text=%E5%89%8D%E8%B2%B8%E8%B3%87%E6%9C%AC%E3%81%BE%E3%81%88%E3%81%8C,%E3%81%A8%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%AE%E4%BE%A1%E5%80%A4%E3%82%92%E3%81%84%E3%81%86%E3%80%82

前貸し資本とはいわば初期投資ですね。

ちなみに、一発目の文章の「回転期間」の話はたぶんあのことをいってます。
マルクスは、製品を作っている期間と製品を販売してる期間を分けて考えてるんですよね。それが上記の文章かなと思っています。流通期間の中に、新しい商品の仕入れとか、新しい投資とかしてると思うんですよね。

だから、これってあれですよね
「回転期間が変わるにしたがって、初期投資とか追加投資とかしていく資本と、いつも稼働している生産規模の比率って変わっていきますよね」

これって当たり前ですよね。
「労働と流通の割合変われば、投資の仕方もかわって、生産規模の割合も変わりますよね」ってことですよね?

こんな単純な確認なのにめっちゃ紛らわしく書くんですよね(笑)
マルクスは抽象的で上位互換の言葉を選んでいくんですよねー。

このあとそういう話をした後に「しかし」というんですね。

しかし…生産資本として機能しうる部分は…貨幣形態で存在せねばならない部分によって、制限されている。

同上

固定資産とかいろいろあるけど、貨幣資本によって生産資本として機能する部分は制限されますよ。だそうです。

これって自由に使えるのは貨幣だけですよね。ということですかね。

という前提を確認したうえで、
「正常な回転のみ」「一つの抽象的平均のみ」が問題になるようです。

正常な流通と労働のサイクルってどういうものですか?というのがというところを話していきたいようですね。

やっと論に入ってきますね。
マルクス読みづらいなぁ(笑)

ニーチェとかの文章もそうなんですけど、ピンとこない文章すぎて面白いんですよね。

いろいろ資本拡大するにあたって、お金っていりますよねっていう話をしてます。
だけど、

このことからは決して、資本の機能範囲、すなわち生産の規模が、資本主義的基礎の上でさえも、その絶対的限界から見て機能しつつある貨幣資本の大きさ如何にかかる、ということにはならない

同上


シンプルに「大きさ如何にかかる」っていう日本語の意味が分からなくて調べたのですか。

「どのくらいの大きさか関係してくる」ということにはならない。ということですかね。

金の動きだけでは、生産規模の大きさを測れないということですかね。

はい。今日はここで終わりです。2.3pぐらいしか進みませんでした。
ライオンキングみてました。

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