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「笑顔に、元気に、健康に。自分らしさ全開で生きる。」Laughal(ラファール)代表、Shiho Miyataさん

究極の生き方は、水のように生きること。何とも喧嘩しない、起きることを何も、押し殺さずに、常に、絶えず動く。笑顔あふれる生き方、自分全開で笑えている人を増やすことを信念に日々、0より1の習慣を積み重ねている
Shiho Miyta(シホ ミヤタ)さんにお話を伺いました。

プロフィール
出身地:1987年 札幌生まれ
活動地域:札幌、東京をメインに全国各地
経歴:健康運動指導士・栄養士。運動指導と栄養の二つの専門領域を持つパーソナルトレーナー。筑波大学体育専門学群を卒業したのち(体育学士)、都内の栄養専門学校にて栄養士を取得。栄養士として茨城県内の私立大学陸上部学生寮で学生たちの食事管理を経験したのち、2013年から運動と食2つの専門領域を組み合わせた活動を開始。個人レッスン、グループレッスンをはじめ、企業様向けの健康支援事業にも力を入れており、職場でできる簡単エクササイズや、コンビニを活用したバランス食の提案、歩き方レッスン等、身近なところで始められる『健康習慣づくり』を提唱。テレビやラジオ等のメディアにも出演中。
現在札幌、東京を主要拠点とし、全国各地で運動と食を通して健康に美しく生きるための方法をお伝えしている。
座右の銘:『0より1』

笑顔で元気に最期まで

Q1:Shiho Miyata(以下、Shiho)さんはどんな夢(ミッション)をもっていますか? 

Shiho)笑顔で元気に生涯自分の人生を全うできる人達が溢れていく社会を創ることです。年齢問わず、目の前の人が元気にいることによって周りが元気をもらう。笑顔のエネルギーの相乗効果で、数珠繋ぎのように元気が繋がっていき、皆が健康になっていくきっかけを作っていきたいです。

記者)なるほど。Shihoさんにとって健康とはなんですか?       

Shiho)単に病気が有る無いではなくて、自分らしく!
自分全開で生きていける。気持ちの面でも、体の面でも活力に溢れている。何かに囚われずに自分を生きている状態ですね。

結局、自分が自分らしく生きられなかった時代が中学校くらいからありました。小学校の頃は、ムードメーカーで人を笑わしたりよくしていたのですが、なぜか周りの評価を気にするようになり、ちゃんとしないと!頑張らないと!と自分自身を追い込んでいました。

それが段々、積もり積もってることに気付かずに、大学入ってからは尚更、自分と周りを比較するようになりました。陸上をやってたのですが、周りは強い選手がたくさんいて、全国大会に出るために日々頑張っていました。

そんな時に、怪我をしたのがきっかけで、摂食障害になりました。食べることが一番、好きだったのですが、自分らしく生きられていないことを強く思いました。この苦しい経験を乗り越え、人生に生かしていきたいと強く思うようになりました。

自分の限界を超えていくため、人と連動

Q2:その夢を現実化するためにどんな計画を立てていますか?

Shiho)自分一人では、限界があるなと感じているので、目的を共にした人達とコラボ・連動してどんどん体を動かすこと、食べることの良さを伝えていき。去年からTVやメディアとの連携が増えて、伝えたいことがどんどん広がっていってます。

0より1の習慣化

Q3:その夢を現実化するためにどんな実践をされていますか?

Shiho)ピんときたら、すぐ行動する。今この瞬間「なんかいいな」、と思ったら、すぐに。最近、意識してやってますね。

記者)素晴らしいですね。でも私なんかは、頭ではわかってはいるけど・・なかなか行動に移せなかったりする。その場合はどうしたらいいですか?

最小ステップからやっていくことですね。まずは、私の座右の銘でもあるのですが、0より1です。朝習慣を変えようと思った時に、朝起きたらまず布団の中で伸びをしてみる。

生活の中で出来る簡単なことからやってみる。例えば食習慣を変えるために、お菓子を食べちゃうことが問題ならば、チョコをカカオ70%のビターにしてみるとか。食べるのを辞めるのではなく、小さい所から工夫してみることですね。

一人のおじいさんとの出会い

Q4:その夢を持つようになったきっかけはなんですか?

Shiho)子どもの頃から食と運動に関わる経験や学びを重ねていく中で、この2つを活かせる仕事がトレーナーなのではないかと思い、やってみることにしたのがきっかけです。

東京でまずは始めたのですが、その時に忘れられない出会いがあったんです。東京体育館で事務スタッフもしながらトレーナーをしていた頃、ある時、一人の70代のおじいさんが覗いたんです。

そして帰ろうとするおじいさんの足取りみたら、「あ、危ない。転んだりしたら、もしかしたら寝たきりになっちゃうかも。」と直感的に思ったんです。それで私から「どうされました?」と声をかけたら、「今までプールはやってきたけど、こんなことはやったことなくて・・・」と。

「体験してみませんか?」とお誘いして、1時間くらい、足の運動としてステップマシンをやってもらったんですが、負荷が一番小さいのに10秒も出来なかったんです。

私ははっきりと言いました。「このままだと、立てなくなる可能性があります。是非、出来れば筋トレもやってほしいです。」と。「続くか分からないいよ」と言いながらも、それから毎週必ずジムに来てくれました。

1ヶ月後には、1人で1分、2分とやっている。足取りも軽くなったのですがそれよりも、表情が明るくなったんです。短時間でこんなに人が変わるんだ!!と驚きました。

この出来事から、「誰かにきっかけを生み出せる自分に」なろうと思いました。後で聞いたのですが、実は、その方はガンだったことが分かり、その後は自然に、身を任せて生きようと思っていたと聞きました。

家族に迷惑をかけたくない、何かしないとなと思った時に、私から声を掛けられたと。その方はもう亡くなってしまったのですが、亡くなる瞬間も看取らせて頂いたんです。

寿命自体はガンによって短くなったかもしれませんが、亡くなる間際まで意識があり、食事も出来ていました。そして、ご自宅でご家族全員に見守られながらの最期となりました。生前、「自分は良いことも悪いことも全部やってきた。人生に悔いはない。」と仰っていたんです。自分もそんな生き方が出来たらすごく幸せだなと思いました。

一番の存在である母親

Q5:今の職業をしている(していく)中での一番の困難は何でしたか?

Shiho)母親の存在ですかね。今まで自分がやりたいと思っていることを、親はずっと認めてくれていました。しかし、私がトレーナーの仕事をするとなった時にふわふわしてる、安定していない仕事ということで反対されたんです。

親は会社員で安定している、親戚も皆、教職員や公務員、一般企業といったいわゆる”安定した職業”に就いていて、先がどうなるかわからない、安定してない仕事に対して、「いつちゃんとした仕事につくの?」と言われ…

親なので心配してくれていることはわかっていましたが、私は親には認めてもらいたい、それをやってよかったね、と言ってもらいたいと思っていました。

やりたくないことをやったことで、見えた世界


Q6:母親や親戚からの反対があるなかでも、なぜ貫き通すことができたのですか?

Shiho)自分にはこれしか出来ないからです。今まで、トレーナーやる前に、病院の経理の仕事もしたことあります。栄養士であったのに。やってたときは、もう本当に辛くて、全然楽しくなかったんです。

なんのために、電卓を叩いているんだろうという、やるせなさがありました。でも、考え方を変えたら、当時、私は、精神的に追いついてなかったんだなと。やりたくないことをやったことで自分がやりたいことが明確になったと思いました。それをやらないと自分らしくいられないんだなと思いました。

Q7:最後に、読者に向かって一言お願いします。

Shiho)笑顔でいられること。それが自分らしさです。
それにつきます。一人でいる時も笑顔でいられる。結局何をするにしても、心の健康と体の健康が大事で、なりたい自分になるためには、如何に自分の人生を全うするかどうかだと思い、それが社会の元気につながると思います。0より1の健康習慣を意識してほしいな、と思います。

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【編集後記】 

インタビューを担当させて頂いた、亀井、中西、廣瀬です。

インタビューをしていて、色んな苦しい経験をしながらも、まっすぐ前を向いて、一つ一つのことに全力で向き合えるのは出会いが会ったからなんだなと思いました。特におじいさんとの出会いはとてもドラマティックであるなと感じました。そのおじいさんは、19歳の時に渡米して、映画スターも数多く訪れる有名な飲食店を創り上げた凄い方だったそうです。亡くなる前に言ってくれた言葉で「(仕事は)6年続けなさい」と言われたとのことでした。今年がその6年目。たくさんの出会いのドラマを通して今のShihoさんがあると思い、人の出会いの素敵さに改めて感銘を受けた時間でした。たくさんの方々に出会ってもらいたい方だなと思いました。

これからの活躍を応援していきます!!
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この記事はリライズ・ニュースマガジン”美しい時代を創る人達”にも掲載されています。

https://note.mu/19960301/m/m891c62a08b36

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