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テンバガーなるか?!Arent 5254

Arentってどんな会社

【好 伸】柱のプロダクト共創開発は、空調設備の設計・施工大手のサブコンやゼネコン案件の規模拡大。新規の概念実証も開拓。人員増こなし営業益好伸。25年6月期は新規案件の本開発移行が上乗せで続伸。
【知名度】建設業界でのDX推進ポジション確立と認知拡大に向け展示会出展など積極化。エンジニア確保でベトナムに開発子会社を5月設立。営業員も増やし販売強化。

四季報オンラインより

Arentは建設業界のDXの会社のようだ。
まずはホームページをみてみよう。
四季報オンラインは便利だ。こんなときに会社プロフィールからすぐに飛んでいける。

企業の資産(ベテランや技術者の暗黙知)による課題解決力をシステム化し、テクノロジーの力でデジタル新事業に変えていきます。

Arentホームページより

一番目を引いたのは上記の文言。
つまりは、属人的に頼っていた部分をデジタル化しますよ。ということか。
あの人にしかできない。経験がものいう。あの人は特別とか。そういうのが誰でもできるようになる。極端にいうと入社して数十年以上のベテラン技術者と遜色ない仕事ができるのであれば、企業にとっては願ってもないことではないだろうか。

なんとnoteをされていました。
なんとなくどんな会社かわかったところで、深堀りしてみたい。

Arentの業績は驚異的だった

上場以来売上の伸び、営業利益の伸びが40%をこえている。
四季報オンラインで21年の業績から見れるが、素晴らしいの一言。
そうそう肝心の時価総額は357億。浮動株は7.6%。社長が筆頭株主である。

この業績の伸びが持続するならば、レーザーテックに匹敵する。つまり10倍が目指せる可能性あり。

  • 企業価値拡大

  • 事業の優位性 参入障壁

  • 経営は確かか

上記にそって更に深堀りしてみたい。

みさきの公理より https://www.misaki-capital.com/philosophy-02/

永続的な価値拡大の要素

Arentのビジネスモデルである顧客の課題を将来的に新規ビジネスに繋げる
このモデルで誕生したのが、Arentと千代田化工建設との合弁事業であるPlantstream。
つまりArentは顧客との共創ビジネスを創出する企業である

参入障壁と競争優位性

そもそも上記のように、顧客と共創ビジネスを創出できる企業に参入障壁もなにもないのではないか?
同じようなソフトウェアができたとして、Arentの優位性はゆるがないとおもわれる。顧客と同じ船に乗り常に課題に向き合うArent。
進化がとまることはない

人や企業文化

人材のレベルについては、担保されているとのこと。
Arentの決算説明動画で言及あり。

https://ssl4.eir-parts.net/doc/5254/tdnet/2393300/00.pdf

こちらはArentの決算資料だが、エンジニアが紹介されている。
この写真をみれば一目瞭然ではないだろうか。
エンジニアが全員イキイキしているように見える。

Arent HPより


収益性

営業利益35%。文句なし。
キーエンス出身の三木氏の営業ノウハウとArentの共創プロダクトがなせる技。
建設業界は70兆というビッグ市場。
その中で非効率が多く残るニッチな部分をArentが狙っていく模様。

Arent 決算説明資料より。

すでにオレンジの部分はArentが開発済。
Arentがアプローチできる市場規模は440億とのこと。
現在四季報オンラインの予想24年6月で30億。
市場規模からして、売上は10倍になるのではないか?






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