コミュニティ形成のための納豆理論。
いきなりで申し訳ありませんが、
私はコミュ障で周りともうまく馴染むことができません。(笑)
コイツ、いきなり気持ち悪いなあ、と思われるかもしれませんが、聞いてください。
例えば、私は前に英会話カフェを主催していたことがあります。そのミーティングでは10人~20人ほどの人が集まって、外国語を勉強しながら会話をします。
そこで奇妙なことが起きたのです。
それは、
主催者である私がなぜかグループの会話から外れ、一人ぽつんとしていることが多々あったのです。
想像できるでしょうか?
自分が開いた会に自分が馴染めてないと言う状況を...
ということで、私はコミュ障ということが証明されました。
今回は、そんなコミュ障な私が、子育て支援センターで再びハブられたことと、大好きな納豆についてごちゃ混ぜにして、「コミュニティ形成論」についてお話をさせて頂きます。
子育て支援センターで起こった恐ろしい事
私の娘は、来週から保育園に通います。
それまでは、私たちは子育て支援センターで子供と一緒におままごとをしたりしているのです。
そこで、妻と交代で子供の世話をしている時にその恐ろしい事は起こりました。
私が子供と遊びながら放心状態になっていて、ふと目が合ったママさんに
このおっさん気持ち悪いィイ!!
みたいな目を向けられたのです!!
私はただその空間に存在していただけですよ!
...いやあ、これには堪えました。
被害妄想だと信じたいですが...(笑)
ただし、ママさんの気持ちは分かりるのですよ。
正直、この子育てコミュニティで、私は間違いなく異物です。
例えるならば、スーパーのおひたしの総菜に唐揚げが一つ混入しているようなものです。
見た目的にもあまりパッとしませんし、いただけませんよね。
その辛い出来事があったのち、自宅に帰り沈んだ気持ちで私が大好きな納豆を食べていると、ふとコミュニティと納豆が繋がってしまったのです。
納豆×子育て支援センター=コミュニティ形成理論
早速ですが、コミュニティに関する納豆理論は以下の3つです。
1.納豆に米や麦、豆を混ぜるべきではない。
2.コミュニティはかき混ぜることによって熟成される。
3.美味しい醤油を最後にかけてご飯にのせる。
納豆に米や麦、豆を混ぜるべきではない。
さて、これはもう自明のことですが、いたずらに納豆にひよこ豆や、ふっくらする前の米粒、ビールになる前の麦なんかをごちゃ混ぜにしちゃあいけないんです。
ぜったい不味いですよ。
つまり、ある程度はコミュニティの中で興味や年齢などで枠を設けていく必要があります。
ちなみに、私たちが行っているキルギスのオンラインコミュニティでも、メンバーは全員女性です。
今は、シングルマザーや学生合わせて約80名がごちゃ混ぜになっていますが、コミュニケーションを滑らかにするため、今後さらに小グループに分けてもいいかもしれません。
コミュニティはかき混ぜることによって熟成される。
以前、私はゲストハウス、民泊、ルームシェアといった類のお仕事をしていました。
そこでは、国や性別が違ったトラベラーがそれぞれ長崎の街へ観光にくり出します。
そして、私たちが夜ご飯でも作って食べていると、宿に帰ってきたお客さんも一緒になって、ご飯を食べたりお酒を飲んだりすることが頻繁にありました。
そこでは、始めて会ったトラベラーがごちゃ混ぜになって、仲良くなり「つながり」を形成します。
みんなが仲良く楽しんでいる空間を見てつくづく思うのが、
ただ箱を提供するだけでは全く意味がない
ということです。
つまり、今回の子育て支援センターのように、ただボンッツと場所を与えられただけでは、活発なコミュニティを作ることはできません。
なので、コミュニティ形成で大切な事は、
箱を提供する者が、箸をもってメンバーをかき混ぜ、あのビヨ~ンと伸びる糸(つながり)を作る必要があるのです。
また、つながりという言葉も、何となくぼんやりしているので深堀してみます。
私が考えるつながりの定義とは、
双方向のコミュニケーションにより即座に生まれますが、何かがきっかけとなって、それが太くなったり細くなったりするもの
です。
例えば、テレビでタレントについて知る、本を読んで誰かの事を深く知ったとしても、それはあくまで一方向であり双方向ではありませんので、つながりは生まれません。
ですが、一度でもお互いに言葉を交わすと必然的につながりができてしまいます。
また、たとえそのつながりは無いに等しいとしても、そういえば前にどこかで一度お会いしたような...という偶然のシチュエーションで繋がりが太くなることもあるのです。
例えば、高校卒業以来ぜんぜん会っておらず、つながりがなくなってしまったかのように見えても、同窓会で久しぶりに会って結婚した、という話もたまに聞きます。
つまり、つながりは一度できたら死んでも消えないのです。
ちなみに、私と妻の最初の出会いはあまり友好的なものではなかったのですが、とにかくつながりは作ることができました。
そして、そのつながりはSNSというコミュニケーション空間と、共通点という増幅器を用いることで太くなりやくなっているのです。
美味しい醤油を最後にかけてご飯にのせる。
おいしい納豆の食べ方の最後の工程です。
ここですよ。
一番おいしいところは。
納豆を渾身の回転数でかき混ぜたあとに、納豆つゆをかけて、熱々のごはんにのせて食べるのです。
(※混ぜる前に納豆つゆをかけてはいけませんよ!)
ただし、私が納豆をかきこむまでには、それなりの工程と忍耐が必要となってきます。
ざっとまとめると、
大豆の洗浄→浸漬→納豆菌噴射→発酵→熟成→出荷→お口
という具合に、一般人がお気軽に作れるような代物ではありません。
これをコミュニティ形成に当てはめてみますと、
楽じゃないッツ!!!
ってことです。
ちなみに、オンラインサロンといえばキングコングの西野さんが主宰する「エンタメ研究所」が有名ですね。
また、その会員数は23,000人(2019年4月)となっています。
そのオンラインサロンオーナーの西野さん曰く、
オンラインサロンの運営はコスパが悪く、辞めた方がいい!
とのことです。
確かに、キルギスで始めたオンラインサロンもかなり四苦八苦してます。
ビジネスでは当たり前のことですが、予想していたよりもはるかにスローペースな立ち上がりです。
そもそも、日本でもオンラインサロンについて知っている人がいないのに、キルギスから始めるのは難しくて当たり前ですよね。
また、日本のものをそのまま持ち込んでも絶対にウケませんので、キルギス向けにカスタマイズする必要があり、最低でも2 3年、うまくいって5年ほどである程度の結果を出せばいいなと考えいます。
まとめ
やはり、納豆のように美味しい粘り強いコミュニティを形成するには、根気と時間が圧倒的にかかるようです。
ただし、こんなめんどくさくてコスパが悪い事は誰もやらない or 続けないので敢えてそれに挑戦し続けます。
以上、納豆と絡めてコミュニティ形成について話しましたが、夫婦で楽しく四苦八苦していますので、どしどしサポートお願いいたします。
では、最後まで読んで頂いてありがとうございました。
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