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アパート探しが一時間で終了した話。と、選択肢が多いのも困りもの。

こんにちは。

テリです。
先日、フィジカルを根こそぎもっていかれた記事を書きましたが、弟からの評判が良かったので、これからもちょくちょく記事を更新していこうと思います。

そこで、ふと気が付いたのですが、やっぱり「人の辛いことや悩んでいる事はエンタメになる」ということです。

テレビや映画、本でもそうですが、誰かの順風満帆な人生のストーリーを聞かされても、正直つまらないですよね?

例えば、いきなり黄金伝説の企画で、よゐこの濱口やナスDがアパートで普通に生活するのを見ても何の面白みもありません。

やっぱり、無人島に行ってモリで魚をついたり黙々とちねったりと、辛いけど楽しいサバイバル生活が見たいわけです。

となると、私もキルギスや中央アジア、日本の活動で、誰に頼まれたわけでもなく色んなトラブルが出てきますので、ネタ収集には困りません。

ですので、これからはイキのいいネタが入り次第、記事を更新していきますが、「コイツ、もう30にもなるのに変な事ばっかりやってるなぁ」くらいのノリで見てもらえればと思います。

近況報告です。

日本に帰ってきてから三週間ほどが経ち、今は福岡の田川の実家に住んでおり、7月から福岡市に住む予定です。

ビザの更新などがあるので、最低3カ月間は日本に住むことになりそうですが、予定は未定なのでどうなるか分かりません。

また、キルギスにいつ帰るかは新しいプロジェクト次第になりそうです。

そういえば、キルギスで始まった謎の咳が不安で、この前病院で診断してもらってきました。

正直、変な感染症だったらヤバイなぁと思っていたのですが、検査の結果ただの辛い肺炎だったということで安心しております。

今は抗生物質をゴクゴク飲んで元気いっぱいですので、お時間がある方はぜひお会いしましょう。

今後の予定

今後のざっくりとした予定ですが、私たち夫婦の最終目標は、

「日本とキルギス、中央アジアをつなぐ個人メディアになること」

ですので、オンラインコミュニティの運営をやりつつ、日本からロシア語圏や中央アジアの人たちをターゲットにしたYouTube配信をしていきます。

長々とご説明して申し訳ございません。
それでは、本日のネタについてです。

一時間でアパートの契約が終了した話

この前、福岡市でアパートを探そうと不動産屋さんに行ってきました。

家の条件としては、早く入居ができて安ければどこでもよかったのですが、店員さん曰く、「家賃が4万円とか5万円位の所ですと、初期費用は家賃の6ヶ月分かかるのが福岡市の相場です」ということでした。

いや、ちょっと待て、家賃4万円だと初期費用が24万円、5万円だと30万円ですよ!

衣食住、食:ファストフード、衣:ファストファッションはお手軽化したのに、なぜ住はまだファスト化してないんだ!これはいかん!

と、これを聞いてかなり絶望していた私ですが、一軒だけ初期費用が激安で住む場所があるということだったので、現場も見てないのに即決、即入金いたしました。

おかげさまで皆川家、もう少しサバイブできそうです!!

ヤッタア。

今回は、この出来事からわかった事は2つありますので、シェアさせて頂きます。

1つ目は、お金がある=選択肢が増える。
2つ目は、選択肢が多い=幸せではない。

1つ目:お金がある=選択肢が増える。

今回の件で改めて分かったことがあります。

それは、

お金がないと言うことは選択肢が少ないと言うこと。

逆に、お金があるという事は選択肢が増えるということです。

「コイツ、何を当たり前のことを言っているのだ?」と思われますが、結構重要です。

私たちは、なんとなくお金持ちが羨ましい、お金があると自分の欲しいものが手に入る、という漠然としたイメージがあると思います。

ですが、今回のアパート騒動から見て分かる通り、お金があると何十という選択肢の中から自分の希望に一番近いものを選ぶことができ、お金がないと選択肢が少ないということになるのです。

2つ目:選択肢が多い=幸せではない。

ここからが面白いのですが、私がアパートを決める時、一択しか物件がなくて悲しかったわけではありません。

実際は逆で、家なんて正直住むことができればどこでもいいし、選ぶのも時間の無駄で面倒だし、さっさと決まってラッキー!という具合だったのです。

つまり、お金がある=選択肢が増える=幸せと言うことにはなりませんし、お金がない=選択肢が減る=不幸ということでもありません。

また、心理学者のバリー・シュワルツ氏の「選択のパラドックス」という言葉を聞いた事がありますか?

バリー氏曰く、「選択肢が増えすぎると、人は不幸になる」ことが明らかになっているそうです。

引用します。

●選択肢が増えると迷って思い悩む時間が増え、時間という資産が失われてしまう。

●選択回避の法則とは選択肢が増えたことで迷い、結局いつも通りの選択をしてしまい、現状維持してしまう。

ちなみに、選択についてもう一つ有名なのが「ジャムの法則」です。

これは、店頭に24種類のジャムと6種類のジャムを置いた場合、どちらが売れたか?という実験になります。

結果的には、24種類のジャムを置いた方が多くの人が集まりましたが、試食した人の3%が購入したのみで、6種類のジャムだと30%の方が購入したのです。

つまり、選択肢が多ければいいわけではなく、逆にそれがストレスになります。

進路が決まっていない学生が、「将来どうすればいいか分からない」とよく悩んでいる理由も、選択肢が多すぎるから起こるのではないでしょうか?

また、この研究を行ったシーナ・アイエンガー氏によると、「最適な選択肢は5~9」だったそうです。

やはり、選択肢は多すぎるのも良くないみたいですが、今回の件のように、一択しか選べないのも問題です。

ただ、スティーブ・ジョブズ氏のファッションが、黒のタートルネック一択で決断疲れを回避し、選択コストを下げていたのに通じるところがあるのではないでしょうか?

いやあ、ただのアパートを借りる時の話だったのに、変に深堀してしまい申し訳ございませんでした!
また、生きのいいネタが入った時にシェアさせて頂ければと思います。
ではまた。


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