見出し画像

2023→2013 ~2013年冬アニメについて振り返る~

チュンチュン・・・


いい天気じゃの~。こんな日は縁側で茶を飲むのが一番じゃ・・・ズズズズ・・・あちっ!舌火傷した・・・。

ドタドタドタ


おぉ!孫ではないか!よく来たのお~~。よしよし、おじいちゃんの膝にお座り。・・・何!?お年玉じゃと!?

はっはっは!しっかりしとるのお!帰るまでに渡すから慌てる事はないぞ(バレたか・・・正月に帰ってこなかったから渡さずに済むと思ったのに・・・)

孫はお年玉で何を買うんじゃ?・・・計算ドリルじゃと!?はっはっは!偉いのお!孫はワシに似て賢い子になるぞ!

(この数か月後、実はレゴブロックを買っていたという真実を知る事になる)



さて孫よ、おじいちゃんの所へ来たという事は今日も何か話を聞きたいのじゃろ?・・・何!?2013年の冬アニメについて知りたいじゃと!?素晴らしい着眼点!流石ワシの孫じゃ!

では話すとするかの・・・もう何十年も前の話じゃが昨日の事のように思い出せるわい・・・。あと、おじいちゃんが見ていないアニメの話は出来ないからそこは勘弁しておくれな。



まずは『ヤマノススメ』じゃ。最近4期の事を考えておったから一番に話しておこうかの。1期は何と5分枠のアニメだったんじゃ。1期を見た当時のワシも「何で30分やらないんだ」と思っていたんじゃが、それから2期、3期では15分枠になり、4期にはめでたく30分枠になったんじゃ。あの時は嬉しかったのう・・・。

・・・何?おじいちゃんは登山が好きかじゃと?・・・いや、ワシは超インドアじゃから登山もキャンプも行ったことないぞ。生まれてから今日までずーっと静岡に住んでおるが、富士山も1回も登った事ないわい。ワシの代わりにあおいが登ってくれればそれでいいんじゃ。

ちなみにアーススター関連だと『まんがーる!』というアニメもあったのう。同じく5分枠のアニメじゃったな~。



次は『ラブライブ!』じゃな。記念すべきシリーズ第1作目の1期じゃ。実はおじいちゃんはな、アニメを見た時は全然ハマらなかったんじゃが、その後配信されたスクールアイドルフェスティバルというソシャゲをやったら頭がおかしくなって、そこからズブズブハマっていったんじゃ。ちなみにμ'sでの推しはかよちんじゃ。

・・・推しって何じゃと・・・?そうか・・・今の子は推しなんて言葉使わんのか・・・。おじいちゃんは平成一桁生まれの人間じゃから、言葉が古くても許しておくれな・・・。



次は怒涛の4連発『俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる』『GJ部』『ささみさん@がんばらない』『僕は友達が少ないNEXT』じゃ。ラノベ原作のアニメが元気な時代じゃったな!タイトルだけで興奮してくるわい!

シャフト節全開だったささみさんも印象に残っておるが、俺修羅、GJ部、はがないという、名前だけでは実態がよく分からない部活を作ったり、ヒロインたち(ほぼ全員主人公に好意を抱いている)に囲まれてわちゃわちゃしたりするこれらのアニメはワシを熱狂させたものじゃ。

ちなみに俺修羅では愛衣ちゃんが好きだったんじゃ。彼女は気持ちが昂るとな、「愛衣ちゃんお外走ってくるー!」と言ってお外へ走りにいっちゃうんじゃ。
俺修羅はOPも素晴らしかったのう。あのOPの映像だけで良作だと思える出来じゃった。


孫よ煎餅をお食べ。話もようやく折り返しじゃし、ここらで休憩じゃ。・・・どうじゃ、美味いか?・・・おいしい?そうかそうか!!孫はワシと味覚も似ているかもしれんのう!
おじいちゃんにもくれるのか?ワシはさっき舌を火傷したから後でいいぞ。



では続きじゃ。まずは『琴浦さん』じゃ。緩くて可愛い見た目に騙されてはいかんぞ。1話では重い展開が続き、日常系だと思って見たオタク達をどん底に突き落としたんじゃ・・・。1話以降も重い展開は暫く続くが、全話通して見るとギャグも多かったからシリアスとのギャップが良かったとも言えるのう。

あと今でも┌(^o^)┘モリ!┌(^o^)┘モリ!のシーンを見ると笑いがこみ上げてくるわい・・・。


『ビビッドレッド・オペレーション』についても話しておかなければならんな。何十年も前のアニメなのにトマトを握りつぶすキャプチャー画像はいまだに出回っておるのう。

このアニメは尻アングルに力が入っていてな・・・おっと、孫にはまだ早かったかのう・・・。しかしビビオペで作画監督を担当したアニメーターが後に『ダーリン・イン・ザ・フランキス』というアニメの監督になり、そこでも尻を強調したアングルが出てくるのは、ビビオペの系譜を継いでいると言えると思うんじゃ。ダリフラの話はまた5年後くらいにしてあげるからのう・・・。その時はおじいちゃんと一緒にイチゴの話をしてくれるか・・・?してくれるのか!!孫は本当に優しい子じゃのう!!とりあえず今はビビオペのひまわりの話でもするかのう。


最後は『たまこまーけっと』の話をして終わるとするかのう。天下の京アニが制作したオリジナルアニメじゃが、当時は毎クールのように京アニ作品が見られていたんじゃ。この前の年には『氷菓』『中二病でも恋がしたい!』があったし、同じ年には『Free!』『境界の彼方』もあったんじゃ。

おじいちゃんはな、リアルタイムで見た時はあんことチョイちゃんが好きだったんじゃが、2周目を見た時はみどりちゃんの事しか考えられなくなっての、結局2周目を見終えた時には一番好きなキャラがみどりちゃんになってしまったんじゃ。みどりちゃんはな、たまこに友達以上の感情を抱いていて、その気持ちをたまこに伝える事なくずっと抱えたまま、映画『たまこラブストーリー』を迎えるんじゃ・・・グスッ・・・今でもみどりちゃんの事を想うと涙が出てくるわい・・・。久しぶりにみどりちゃんで萌えたくなったのう・・・。あぁ、萌えとは古の言葉じゃから気にしないでおくれ・・・。

だから孫よ。歳をとると性癖・・・間違えた、趣味嗜好も変わってくるから、アニメは出来る事なら2周は見ておいた方がいいぞ。



今回はこんな所かのう。いやあ・・・久しぶりに沢山喋ったから声が枯れてきたわい。聞いてくれてありがとな・・・。こんな老いぼれのオタク話を聞いてくれるのは孫だけじゃ。ばあさんや息子に話すと「またジジイの平成ノスタルジー話か」と煙たがられるからのう・・・。また家においでな・・・。

・・・何!?お年玉じゃと!?・・・はっはっは!本当にしっかりしておるわい!ちょっと待ってな、今準備するからな!(なんだ忘れていなかったのか・・・親に似てしっかりしておるわい・・・)





(去年から始めようと思っていた「10年前に放送されたアニメを振り返る記事」を書いてみたのですが、自分で書いておきながらまさかこんな形になるとは思わなくて、毎クールこんな風に書くのかなと今から不安になっています・・・。)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?