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終盤に向かっている2023年春アニメについてかいつまんで話す

・前回

今回は前からちまちま書いていたので、余裕を持って投稿の準備を進める事が出来ました。普段からそうすればいいのに・・・。

今回はどれも大体8,9話くらいまで見た感想を書いています。半分は前回も触れた作品で、もう半分は今回新しく触れる作品です。さっさと行くぞ!!!


・天国大魔境
毎回見応えがあります。外の世界と施設で「高原学園」という共通のキーワードがようやく出てきましたが、まだまだ詳しい関係は分かりません。だからこそ続きが気になりますし、そうした空白の多さが見応えに繋がっているのだと思います。
謎が謎を呼ぶ設定とストーリー展開を盛り上げる作画や演出も素晴らしいです。アクションシーンは言わずもがなですが、8話での少女に空を見せるシーンの美しさと物悲しさは何とも言えません。そして施設でのゴタゴタもどうなっていくのか、そもそもどういう経緯で建てられたものなのか・・・。
どこまで話が進むのか分かりませんが、最後まで楽しみな作品です。原作漫画もチェックしようかなと思っています。


・僕の心のヤバイやつ
普段あまり漫画を読まない私でも流石にタイトルくらいは知っていました。王様のブランチか何かで胸キュンし過ぎて辛いみたいな特集を見た事があったのですが、見たばかりの頃はそれが分かりませんでした。しかし、途中から「これか~」と言っている意味が分かるようになり、いよいよラブコメらしくなってきました。
お互い気があるはずなのに、妙にすれ違っていたり噛み合わなかったりしてあまり進展しないというむず痒さはラブコメの重要な要素ですね。そして見ているこっちが辛抱溜まらんと思わせる2人のやり取りも今作の柱なのだと思います。そっちも見ていていい意味で辛いのですが、自分としては市川の陰キャ、中二病の思考の方が分かり過ぎて辛い・・・。こっちの辛いは痛みを意味します。他の人が読まないような本をわざわざ教室でスカしながら読みたくなるんだよな何故か・・・。


・異世界はスマートフォンとともに。2
異世界ものの大御所(当社調べ)。スマホが出てくる異世界ものを見ると今作を思い出さずにはいられませんでしたので満を持しての2期です。
1期からかなり経ちましたが、サクサクと展開する内容は1期までのブランクを感じさせません。そして2期になっても女の子は増え続け、あっという間に好かれては嫁にするというこの展開の早さも相変わらずです。一夫多妻制ってレベルの話じゃない。
1期以降も様々な異世界アニメを見てきましたが、今作ほど自由に好き放題やっている作品は他にないのではないでしょうか。異世界ものは自由でいいんだ!(?)


・アリス・ギア・アイギス Expansion
回を重ねるごとに頭がおかしく・・・失礼、カオスになってきています。高尾山で遭難したり、終始金田一耕助シリーズなどのサスペンスのパロディをやったり、SDだけで構成されていたり毎回何をやり出すのか分かりません。もはやAパートとBパートでやる事が違い過ぎて1話だけ見ても何が起こるのか分からない。作中でもギャグアニメと言っているので深く考える必要も無いかもしれませんが・・・。
途中から人体実験と思われる不穏な動きもあり、7話もシリアス展開になりそうな引きを残していたのですが、8,9話があんな感じで10話も同じような感じがするのでどうなるのかさっぱり分かりません。
さっきから分からないしか書いていませんが、回を追うごとに好きになっている作品です。前に今作はポスト○○になるかといった話をしましたが、今作が終わった後はポストアリスギアを探す事になりそうです。


・アイドルマスター シンデレラガールズ U149
最高のアニメーション。
毎週「素晴らしい・・・」と言いながら見ています。
これまで各キャラ回をやって来ているわけですが、全員の魅力と可愛さが存分に描かれています。それに加えて成長や心情の変化が起こるまでの描写も素晴らしいと思います。ちゃまが暑い中でもドレスを着て熱い紅茶を飲んでいた姿から、体操着でペットボトルの水をがぶ飲みする姿になるのも、周りに求められている自分からの脱却、変化が見られますし、自分には可愛い服が勿体ないという千枝が衣装を着るまでの変化を、鏡に映った自分を見るか見ないかで表現されているところが良いです。EDのショーケースに映った自分とショーケースの服が重なって見えるのも良かったです。
薫回はこれからやるとして、その後は1話の内容や、連絡出来ない親がいるというPの台詞からしてありすと両親の事はやるでしょうから、真のありす回がどうなるかに期待したいです。後は全員のライブシーンは見たいですよね。終わるのは寂しいけど最後まで楽しみです。


・スキップとローファー
少女漫画の雰囲気がありますが、月刊アフタヌーンで連載している漫画が原作の作品。
内容は高校進学を機に石川県の過疎地域から上京した女の子が主人公の学園もの。時折人間関係の難しさや各キャラが抱えるコンプレックスなども描かれていますが、美津未が自身の性格の真っすぐさとおもしれー女を無自覚に発揮する事で周りの空気を変えていくのが今作の魅力であると思います。美津未自身もこれまでとは違う環境や人間関係に戸惑い、思わぬ勘違いをする事がありますが、それでも丸く収められるところにも面白さがあります。こういう学校生活送ってみたかったよね・・・男女で映画館とかカラオケに出かけたりとかさ・・・。
OPだけ見ればすぐに分かる事ですが、P.A.WORKS制作なので綺麗で安定の作画も見どころです。OPも良いよね・・・本編行く前から既に眩しい・・・。


・江戸前エルフ
前にも書きましたが、きららとかそれに準ずる日常系が無いので、私にとって大変ありがたい存在になっています。私も高耳神社に参拝しに行かないといけません。
キャラも増えて来て賑やかになってきました。エルダがネット通販ですぐに色々買ってしまうのも大変ですが、ギャンブルにハマっているエルフがいるのも困りものですね。エルダがまともに見えてくるような・・・。
カエルの食玩を集めたり、スマホに手を出したりと穏やかな日常は変わりないですが、不老不死のエルフに対して人間には寿命があり、いつか別れがやって来るという寂しさも垣間見えます。それでも小糸達はエルダ達エルフと寄り添っていくという前向きさが良いと思います。
残り数話しかないのも寂しいですが、最後まで彼女達の日常を追っていきたいです。


・君は放課後インソムニア
曲伊咲が好きな女過ぎて眠れないCD。私としては僕ヤバよりこっちの方が見ていて辛抱たまらないですし、まさか今期で一番萌えるとは思いもしませんでした。(今時萌えと言うのが面白いと思っているだけなので気にしないでください)
天文部も活動実績を残す為に本格始動となり、それに関わってくる人も増えてきましたが、中見と曲の2人だけのシーンは変わらずにあります。むしろ仲が進展して前より大胆になっていますね。曲と2人で海に行って一緒に寝たいね・・・もちろん睡眠的な意味で。
残りの回で2人の仲が更にどうなっていくのか見物です。出来ればもっと曲伊咲という女を楽しみたいので終わって欲しくないのですが・・・。
そういえばスマホで撮るのは難しいけど、一眼レフなら簡単に星の写真が撮れると思っていたのですがそうでもないんですね。写真の知識なんてたまゆらで見た以上の事は知らないので・・・。


・異世界ワンターンキル姉さん ~姉同伴の異世界生活はじめました~
異世界ものの生態系を乱しそうな勢い
を感じる作品。異世界には2回攻撃をする母親もいれば、ワンパンで終わらせる姉もいるのだ。
内容は大体タイトル通りのコメディ。内容通りの緩い作画で進むのかと思いきや、アクションシーンになると急に作画リソースが集中して迫力が出るという緩急が見られ、作画が良いのか悪いのか見るたびに分からなくなっています。
段々と女の子キャラが増えてくるというのは異世界もののお約束要素だと思いますが、ブラコンの姉がいる事や、キャラ自体に難がある事でハーレム展開にならないのも、図らずも異世界スマホとのバランスが取れていて良いのかなと思います。
アクションシーンに力を入れているのを見ると、終盤にはもっと良いのが見られそうな気がするので(『賢者の孫』がそうだった)、終盤はそこに期待したいです。



◇締め
放送延期したアニメも始まってきているので、今期のラインナップが更に潤ってきたと思っています。小生はスキローと君ソムと最近再開した久保さんを見て青春コンプレックスを拗らせたような人間ですので、アニメを見るくらいしか生活に潤いも彩りもありません・・・。無味無臭の青春・・・。

次回は印象に残った回を挙げる記事を投稿します。今回のように計画通り書いて投稿したいところですが果たしてどうなるか・・・。

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